VESAといわれるテレビやモニターの規格を決める国際団体に標準規格として提出したそうでとても期待させます。
期待の理由は、スイスの企業なので比較的こうした提案が通りやすい。
すでにあり利用が進んでいるDisplayPortと互換性があること。
そして使う側としてはケーブル一本でスマートフォン始めデジカメでもビデオカメラでもテレビやモニターと接続でき、動画と音声をフルHDで再生できることと、それ以上にこのケーブル経由で本体充電できるという仕様です。
テレビやモニターに映像と音声を表示できても、バッテリーが上がってしまえばそれまでです。
充電も合わせて行えるなら気兼ねなくつかえます。
また、モニターにつながるのならプロジェクターもつながるようになるわけでiPhoneやGALAXY Tabを使ってプレゼンテーションが簡単にできるようになります。パソコンレスになるというのは実にありがたいです。
Mobility DisplayPortは、VESAが策定したインターフェイス規格「DisplayPort」を基にしており、デジタルプロトコルについてはDisplayPortと100%の互換性を備える。DisplayPortとの相違については、「実装容積の制約が極めて厳しいという、モバイル機器ならではの特性を考慮して設計した点だ。モバイル機器では、1個のコネクタだけでデータのやりとりからA/V出力、その他のA/Vアクセサリへの接続まで、すべてに対応することが求められる」(STマイクロエレクトロニクス)と説明する。機能面では、DisplayPortの標準的な機能に加えて、接続先のテレビやモニターからモバイル機器に充電用の電力を供給できるようにした。タブレットPCやスマートフォン、携帯型ゲーム機などの民生モバイル機器で現在一般に使われている標準的なコネクタを利用し、A/V信号のストリーミングと同時にモバイル機器の電池を充電できるようになると言う。
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