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知っておきたい助成金・給付金

2011年5月30日月曜日

ChromeOSから画像投稿を試してみる

ChromeOSをインストール
せっかくなので起動の様子を写真に収めてみた

リサイズ面倒なので一部をそのままアップしてみます

テストなので愛用のF80EXRからSDカードを抜き
acer ASUPIRE oneのSDカードリーダースロットへ挿入。

するとすぐに認識され、ブラウザーにタブがひとつ増え
FTPサイトを見るような感じでSDカードの中身をブラウズできます。

jpegはマウスクリックすると、ブラウズ画面の右側に
画像が簡易表示されます。
サムネイル表示モードがあると嬉しいですが
いずれ機能拡張でも出るでしょう。



この記事を書いている途中、画像アップでハングアップしました。

どうやら使用したマイクロSDは壊れていたようです。
ubuntuで認識できずWindowsXPではUSBとして
認識できないと警告が出ます。

しかたないので4GのUSBメモリーにインストールしなおし。
3分かかっていた初期設定までの起動が30秒かかりません。

Bloggerアクセスすると画像はアップできていませんでしたが
記事は途中まで下書きとして残っているので継続できました。

頻繁に下書きとして保存してくれるので他のサービスより
記事を失う危険性が少ない。
※アプリ経由での更新はまた話が別

メモリーカードへのアクセスも問題ないですし
クラウドへのアップもできて、スマートフォンより便利。

サムネイル表示などはアプリが提供されるでしょうから
開発途上のバージョンでも普通に使える感じです。








iPhone3Gがレスポンス悪くてiPhone5がどうなるか
なんとも余談を許さない状況。
いっそiPod touchで良いかなと思っていたんですが
ネットブックで作業できるとなると必要性が微妙。

テザリングができるマシンが欲しくなります。

調べたいことがあってChromeOSを別のメディアにインストールしなおしてみた、結果は

ダウンロードしたChromeOSのOSS版Chromiumは
毎日最新版をビルドして提供してくれています。

試したいこともあって最新版を入れなおし。
メディアはマイクロSDの8GBにしました。

USBメモリーで空いているのが4GBばかりだったのと
本体から出っ張るのが邪魔でできるだけ
出っ張りのないものにしたかったから。

容量アップはブラウズするときの制約がディスク容量で
変わるかどうかのテストをする為です。


ChromeOSを入れなおしてわかったこと


  • 初回起動は約3分かかる
  • キーボード選択がうまくいかないことがあるらしい
  • ブラウズリストはPCに保存されクラウドには保存されない


結構大事なことで、まずはここまでわかったことをメモにしておきます

初回起動といってもハードによって変わりますね。
acerのASPIRE one 比較的初期モデルです。
ATOMの初代1.6GHzですね。

一分後に反応があり徐々に読み込みつつハードのチェックをしている雰囲気です。
はじめの読み込みの遅さ(速さ)はパソコンのスペックと
インストールしたメディアに大きく依存すると思われます。


キーボードは間違いなく日本語を選んでいますが
挙動はどう見ても英語キーボードでした。
再インストール版で試すと、日本語を選択したのに
2回ほど次の項目を設定するとき見ると英語に戻っていた。
しつこく日本語に直したところ、Windowsでのキーアサインと
ほぼ同じになりました。

全角半角キーでもIME(日本語入力)オンオフ切り替わりますし
()や@*なども普通の配置で入力できます。
ま、個人的にはどちらでも分かっていればいいんですが
どこかに表示があってもいいのかもしれないです。
世の中にはキートップ無印なのもありますし
私のデスクトップ用のキーボードみたいに剥げてしまって
見えないなんてのもあります。
いずれにしてもこの段階で使うような人には
たぶんどうでもいいこと(のはずだけど、今は違うかも)。

また、トラックパッドが使えない件ですがubuntuでも使えなくて
どうやら適当にキーアサインを当たっているときに
何かしらの組み合わせでBIOSレベルでオフにしてしまったようです。

ubuntuからは普通に操作できるので戻せました。


一番気になるのがブラウズしている(ブラウザーで見ている)
サイト情報がGoogleに残るのかどうか。
ここは信用するしかなくて(信用してませんけど)
動作上はクラウドではなくて起動ディスクに保存されていました。

ただChromiumなりChromeOSなりでアクセスしたり
操作した結果がGoogleに残らないとはまったく
1ミリたりとも考えていません。
何でも記録されていると考えて行動するべきでしょう。


この後、作業のついでにタブを色々ひらいて
可能なオープン数に違いが出るのかをみます。






ネットブックは割安感がなくなってきましたが
アマゾンで27000円台でいつでも買えるのはやはり魅力。
Windowsとのデュアルブートで使えば、Androidタブレットより安くて
かつ何でもできる道具になり、レスポンスもよくなる。

もう少し出せば常時買えるわけではありませんが
バッテリーで6〜8時間使えるネットブックやUMPCが
買えることがあるので出物を見つけたときには
ChromeOSの存在思い出すと幸せになれるかもしれません。

我慢して使う状態だったネットブックが快適になってくれて
夏をやり過ごすのにまたひとつ武器を手に入れた感じです。

ChromeOS雑感

ChromeOSを比較的初期型のネットブックで利用。
雑感としてはOSの違いはすごいということ。
全く同じハードウェアでも、WindowsXPとCentOS
ubuntuとChromeOSでは全く違うパソコンになります。

それは使い勝手だけではなく動作速度も。

WindowsXPを使うときは、ネットブックなんだからと
納得しながら使う必要がありました。
ネットブックにしてはなかなか使えるといった
前提条件に価格や性能を抑えておかないといけない。

それに対してubuntuでは、まあまあ使える。
機能の一部は使いこなせないものの、
ほとんどの機能はそのまま使えて、プリンターなども
直接扱える。
それでいてWindowsよりは確実に早い(と感じる)。

ChromeOSでは、間違い用もなく動作が早い。
iPhone3GとiPhone4以上の差があります。
それが同じハードですから驚きです。

そのかわり情報が少なく何ができるか不明。
というよりも出来ることはブラウザーのChromeでできることまで。
Windows専用の機能拡張が必要なものは無理。
ハードウェアーが関わる場合もほとんど無理。

私のネットブックではトラックパッドが途中から使えなくなりました。
理由は不明です。
開発途中のバージョンなので気にせずマウスで操作しています。
細かなことを気にかけて、全て思い通りにしたい。
そんなかたは、無料のソフトと安価なマシンの組み合わせは向かない
最高品質のハードウェアに最高のOSとソフトを購入して
周辺機器も充実させるべきでしょう。

HDDなどは遅いのでSSDをRAID0(ストライピング)3〜4台
構成にしてストレージのストレスから解放され
メモリーは16GB以上搭載してCPUはSundyBridgeの最上位かXeon
オフィスのフルセットにアドビCS5.5は必須。

仮想マシンも導入して複数のOSを同時に稼働できるようにする。

ずいぶん安くなったものの100万円を超えてしまうかもしれません。

極端なことを書いてみましたがたぶんそんなパソコンでも
完全なる満足は得られないでしょう。

ネットブックという安くそこそこのハードに
無料のつくりかけ(開発途中)のOSをいれて使う。
ということの制限が理解できないと不満だらけに
なるのでトライしないほうがいいかもしれません。

日本語キーボードを設定しているのにキーボード上から2列目
数字キー部分でShiftと同時に8を押す。
普通(が入力されはずですが*が入力される。
他のキーも多少違っています。

そのうち治る(日本語キーボード配列になる)でしょうが
そういうのも気にしていると何もできなくなる。

というのが発売前の状態です。


また、高速で動くからと気分良くタブをどんどんあけていくと
ある瞬間ハングしたように動かなくなります。

推測ですがキャッシュ用のディスクスペースが足りないのでしょう。
昔の4GB USBメモリー使っているので起動は十分できても
ガンガン容量の大きなページを同時に表示するのは
無理があります。

情報もまだ少なくて手探りですが
それでもレスポンスの悪いパソコンで作業するより
小気味良く動作するちょっと癖のあるパソコンで
作業するほうが効率が高い場合もあります。

いまも、ネットブックから記事を書いています。
椅子に座り膝の上に`小梅クン(猫)のかわりに
ネットブックを載せてマウスをテーブルのすみに起き
2年半前のMacBookより快適にBloggerに投稿できます。


昨夜準備してまもなく一日。
不便もあるけれど、気になるほどではなく
(英語キーボードなど使う人だからでしょう)
むしろかなり快適に作業できています。


HDD抜いてUSBポートに出っ張らないUSBメモリー差して
もっと軽くして使おうかなんて考え始めました。

カメラが使えるといいんだけど無理かな。
あとは、Skypeですか。
マイクロソフトが買収したので難しいですね。
まわりがGoogleのチャットを使ってくれればいいんだけど。



梅雨が今年は二ヶ月近く続きそうです。
防水性のあるバッグを探していますが、ネットブックならば
これくらいのもので十分でGALAXY Tabなどとともに持ち歩けそう。
Wi-FiルーターもてばGALAXY Tabさえ要らなくなるかもしれません。


キーボード付きのAndroidタブレットが登場しいますが
ChromeOSとのデュアルブートが欲しい。
使い勝手を比べてみたいところです。


まだ少ないですがChromeマーケットのようなものがあり
ゲームアプリなどが登場し始めています。
アプリというより機能拡張かURLショートカットに
近いのではないかと感じさせるものもありますが
端末にインストールしなければいけないものでもなく
こういうのでも楽しければ、便利ならばそれで良いです。

ネットブックでのChromeOS使用感

acerのAspire ONE AOD150-Br73という比較的初期型の
ネットブックを利用しています。
主な用途は海外への持ち出しやセミナーでの解説用。

作りがタフで、かつ安いので万一のことがあっても
痛みが少ないといいことずくめです。

ネットブックとしてみるとASUSほどバッテリーが持たないので
バッテリーだけでは使いにくいというのが弱点でしょうか。

使い込むうちOSであるWindowsXPが壊れてしまい
レスキューディスクからも復活できなくなりました。

ubuntuを入れて時々使う程度。
メモリーがグラフィックも含めて1GBしかないので
ブラウザーでもタブを思い切り開けて使うタイプの
わたくしにはいささかパフォーマンス不足。

それがChromeOSのOSS版であるChromiumに変えてみたら
使い勝手は一変しました。

USBメモリー起動なので起動はHDD起動のubuntuより遅いです。
立ち上がると非常にスムース。
Googleの広告どうり実に軽快ですね。

電源を落としても前回開けていたサイトを覚えているし
非力なパソコンなのにCore2Duoの中期モデルより
サイトによっては表示が明らかに早い。
PCではChrome、FireFox、IEを使い分けていますが
どれよりもはやいのは驚きです。

Googleアカウントに設定は保存されるので
パソコンの故障も紛失も気にしなくて良いのも嬉しい。
使い過ぎるため、毎年何台もパソコンがだめになり
そのつど設定をし直すのに単純なもので一日
主に使っているものだと軽く2~3日かかるのが
ログインしたら終わりというのは感動ものです。


ハードウェアの対応を心配しましたが
ChromeBookを提供するacerのネットブックだからか
Wi-Fiもはじめから認識してパスワードを入れるだけ。
接続先情報は記憶してくれるようで
はじめの一回だけであとはなにも不要。

初回起動時のウィザードで順に求められる処理を
するだけのうえ、基本IDとパスワードくらいしか
入力するものはないので楽勝です。


必要なID、パスワード


  • googleアカウント(ここに設定も保存されます)
  • Wi-FiのSSIDとパスワード


事前準備(パソコン側)

Google クラウドプリントの設定
(設定はとても簡単で許可するかどうか程度です)

ChromeOSの弱点はハードウェアへの対応です。
パソコンというよりiPhoneやiPadなどに近い
基本的にはハードウェアは本体だけで他には使えない。

プリターをつないで使うというのも考えられていないようです。

印刷したいときは他に一台Windowsパソコンが必要で
Chromeを起動しておきGoogle クラウドプリントも
許可しておく必要があります。

そうすると、そのパソコン経由で印刷ができるようになります。

逆に云うと設定を増やしていけば、自宅のプリンターでも
会社のプリンターでも取引先でも、両親のところでも
友人のところでも印刷ができるようになる。

アカウントとの関連付けの問題があるので
制限が大きいですがクラウドプリントも進化して
共有がもっと自由になっていけば
ファックスや郵便などが要らなくなりそうです。


クラウドプリントの注意事項


わたくしのパソコンでは、queueには入るし管理もできるのですが
肝心の印刷がどうしても始まりませんでした。

Microsoft XML Paper Specification Essentials Packを
入れ直すことで印刷を開始しました。
(リブートが必要になります)

関連リンク:
Microsoft XML Paper Specification Essentials Pack


使えるようになればスパナマークのアイコンから
印刷を選べば隙なパソコンに繋いだプリンターから
印刷することができます。

また、気になるのは対象のパソコンがオンラインかどうかが
影響しないかですが、問題ありませんでした。
パソコンが使えない状態やChromeが起動していないなどでも
ChromeOSからは印刷処理をすることができます。

パソコン側が印刷できる状態になれば勝手に
印刷が始まります。

また、ChromeOSからでもパソコンからでも印刷の取り消しができます。


記憶装置は使えるのか

時間の問題で、きちんと試していないのですがUSBメモリーやSDカードは
認識してくれるようです。
ファイラーは存在するのである程度は使えそうです。
これができないとデジカメで撮影した写真データを
扱うなどが難しくなるので、対応しているのはたすかります。




まだ正式版ではないので、どのような問題が出るかわかりません。
本格的に使うのははやいかもしれませんが
逆にネットブックを起動するUSBメモリーの中身を書き換えるだけなので
あまり気にせず使ったほうがいいのではないかと考えています。

梅雨入りして気温が下がったのでまだましですが
これから電力事情が悪すぎてパソコンが使いにくい。
エアコンは禁止かかなり温度設定機にしなくてはなりません。

ネットブックならば電力消費量が圧倒的に少ないです。
初期のSSDモデルならば20w前後しか食わないかもしれません。
電気スタンド程度の消費電力でパソコンが使える
これってものすごい魅力です。

また、電気を食わないので発熱もとても少ない。
原発事故を通じて理解が広がっていると思いますが
発生している熱を取り除くのは大変なことなんです。
パソコンは事務用品の中ではありえないほど
飛び抜けて熱を出しています。
昨年の高性能なデスクトップパソコンならば
数百ワット消費しますからオーブントースターを
休み休み使っているくらいの熱を出してしまいます。

※オーブントースターは500~1000ワット
しかし、常時電源が入っているわけではなく
オンオフ繰り返して温度を一定に保っています。
およそ180~220度位
使われる電力は高性能パソコンとあまり変わりません。
つまり同じくらいの熱をパソコンがだしているということです。



ほんとうにラップトップで使える

ちょっと感動したのがラップトップで暑い日に使えたこと。
蒸し暑くてMacBookでもとてもラップトップなんて無理。
そんな状態でも2時間以上もラップトップで使えました。

ラップトップとは膝の上という意味ですが
実際にはノートパソコンの使い方で
太ももの上に直接おいて使う方法です。

冬は暖かくて気持ち良い場合もありますが
大抵は熱くてとても長くはやっていられません。

ノートパソコンは、はじめデスクトップパソコンが
机の上のパソコンという表現であることに対比して
ラップトップパソコン(膝の上で使うパソコン)と
表現されていました。

持ち歩くにはまだまだ重くて、机の上に設置して使う
というほど固定されたものではなくて移動して使える
ちょっと膝の上(太ももの上)に置いてさっさと
使えるものというイメージでした。

iPadなどは、ラップトップどころか手に持って
そのまま使い続けられるようになってしまいましたし
MBA(MacBook Air)も軽いのでラップトップ以上に
軽快に使える時代になりました。

ネットブックも軽くて小さいので足の上に置いて
気楽に使えるのは何気に便利です。


ChromeOSは実用性があるか

エクセルとワードと会社の専用ソフト
という生活からGoogle DocsとGoogleAppsという
作業方法の変更が出来る人にとっては
十二分に選択肢になります。

この作業の仕方であればOSに縛られません。
むしろパソコンである必要性さえなくて
iPhoneやiPad、ましてAndroidならばかなりのことが
処理できてしまいます。

パソコンの用途で多いブラウザーとメールならば
そのままOS機能そのものでもあるブラウザーで
すんでしまいます。

文章を書いたり編集したりデーターを集計するなどは
Google Docsでかなりのことができます。

もちろん時間無制限で懲りに凝ったプレゼンテーションを作る
といった用途には従来の高性能パソコンと
マイクロソフトのOffice一式にアドビのCS一式が欲しいでしょう。
そうした用途にはこれから先もパソコンが
重要な役割を担い続けるでしょう。

逆に言えばそれ以外は何でも良くなるでしょう。

写真の加工はブラウザーでできる時代です。
それどころか、動画の編集さえクラウドサービスで
ブラウザーさえあればできてしまうようになって
数年が経過しました。

スマートフォンが生活にますます入り込むのは
好き嫌いとは無関係に時代の変化ですから
むしろ積極的にクラウドを活用した作業方法へと
手書きからパソコンに移行したときのように
仕事の仕方の変革期なんだととらえて
対応する必要はあります。

それができるとChromeOSは実にコストパフォーマンスの良い
intelやAMD、パソコンメーカー以外にはステキな存在で
そうした会社でもパソコンが今や重厚長大化していると
気づけば製品と販売対象を変えるだけで
販売数量はむしろ数倍に増えますし
単価が下がることで買い替え需要も活発化し
むしろビジネスチャンスが大きくなるでしょう。

※販売だしい数が増えるか?
パソコンは高価なため、そうそう買えません。
ネットブック以上に低価格化が進めば
電話が携帯電話になることで一家に一台から
ひとりに一台以上へと一気に利用量が増えた以上に
一人ひとりがパーソナルと会社や学校などでももつ
複数所持になり従来以上に台数が増える。

さらに低コスト化と軽量化、使いや差の向上
そして一回の設定で何台あろうとすべて同じに
使えるという使い勝手の良さから
靴や鞄、服をTPOによって着替えるように
今どこでも同じパソコンで済ませているのが
恥ずかしくてダサいと言われるようになり
使うTPOに合わせて着替えるように持ち替える
時代がすぐにも来るでしょう。

実際にガラケーとスマートフォンとタブレット
全部持ってTPOで使い分ける人が増えつつあります。
ChromeOS化でそれがパソコンにも及ぶ。

質実剛健で安さを求めるものから
見た目重視でチープなものは許されない
携帯電話以上に大きさから人目に触れる存在ですから
これからは複数台もちが自然になっていくでしょう。


当面は節電対策の救世主として
そしてそのすぐ先ではダサくなってしまわないために
新し時代に適応できるようにChromeOSを
使い始めてみることをおすすめします。

べつにネットブックではなくちょっと古いノートパソコンでも
あるいは最新のノートパソコンでもいいでしょう。
※どの機種なら動作するかの情報はまだないようです。


ChromeOS試用:ネットブックが高速マシンに生まれ変わった

ネットブックのOSを話題のChromeOSに変えると
まるでiPadになったかのようにキビキビと動作。
最新のクラウドを活用したパソコンの新しいスタイルでの
使い方が出来るだけではなくて
電気消費量を他のパソコンとは比較にならないほど減らせる
今年から来年にかけての日本の救世主になるかもしれない
そんな期待を抱かせるほどの出来になっていました。


以下詳細です。


まずは、背景説明から
100円パソコンとして日本では一大ブレークしたネットブック。
まだ2年弱しか登場から経たないのにUMPCという上位の
ノートパソコンが出てPCをより使う人の目をそちらに振り向けることで
情報が二分化されて両方共に売れ行きが鈍り
iPadの登場が大きなダメージを与え
MBAと呼ばれるアップルのMac BOOK Airの新型が
薄く軽量コンパクトでありながら、非常に高いパフォーマンスを
示しかつ低価格で起動も再起動も高速となって
いつのまにか市場を席巻しかけていたネットブックの存在を
忘れさせるようになりました。

ところで電力事情が突如ありえないほどに悪化してしまった日本。
CPUそのものの電力消費(TDP)がATOMでは5~10WとCore2duoの
1/10~1/20以下と電気を食わない魅力を活かせないのか
また、100円パソコンの魅力に負けた方は2年縛りという呪詛もあり
効率的に生かせる道がないと泣きたくなるかもしれません。

そのまま使うにはメモリーが1GBと物足りない。
グラフィック表示用メモリーも兼用なので
パソコンとして使うメモリーは768MB程度と
かなり控えめな量しかないのが痛手です。

ネットブックによってはメーカー無保証ですが
2GBに増設できる機種もあり、メモリーを交換するだけでも
かなりキビキビと動くようになることもあります。

もっと抜本的に改善できないのか。
Windowsが壊れたこともあってubuntuを入れてみました。

WinXPに比べるとだいぶいい感じです。
しかしiPadやGLAXY Tabと比べてしまうとどうしても
機能満載な分レスポンスがいいとは言えません。

Windowsに似た使い勝手ですがLinux系ですから
同じアプリを使えるというわけでもありません。
Windows主体のビジネス分野で使うとすれば
機能の多くを使わない形になってしまいますが
クラウドベースに移行することになりそうです。


ChromeOSがついにGoogle IOで登場

iPhoneやiPad対抗で登場したAndroidが好調で
開発が先行しながら一向に登場しない
ChromeOSは消えてしまうのではないかと
アナリストと言われるような人たちは影口叩いていました。

ことしのGoogle IO(新製品発表会のようなもの)では
ChromeOSが正式に発売がアナウンスされました。
ChromeBookという形で2大パソコンメーカーから
発売されます。

OSそのものは公開されています、
ChromeBookは、ほとんどネットブックのOSだけを
ChromeOSにしたようなものです。

ならばネットブックの価値再生にはChromeOSを
使ってみる価値がありそうです。


さっそくChromeOSでネットブックを使ってみる

いくつか方法はあるのですがガジェット通信で
起動用USBメモリーの作り方が紹介されていました。

ゼロから調べてトライするほうが面白いし
技術力もつくのですが時間の制約も大きいです。
まず使えるかどうかの確認をしたほうがいいので
記事したがって起動用USBメモリーを作ってみました。

この方法のいいところは、パソコンはなにも変えないこと。
USBメモリーで起動するだけなので、USBメモリーを
外してしまえば今まで通りに使えます。
欠点はUSBメモリーを設定するのがやや難しいことと
(難しいと言っても普段やっていない作業という程度)
起動がHDDやSSDに比べるとかなり遅いことです。


※岡島さんという方が高速起動にチャレンジしているようです。
ちょっと変わりすぎている方なのでご紹介は自粛します。

関連記事:

「Google Chrome OSだけで仕事できる?」最新版を古いノートPCで動かしてみる



OSのダウンロードからUSBメモリーへのインストール方法
パソコンをUSBから起動する設定など基本的なことは
こちらで紹介されているので割愛します。

実際に使うのはGoogleがChromeOSを公開バージョンとして提供している
OSSであるChromiumです。

起動は待たされますが、動いてしまうと実に快適です。
感覚としてはOSを忘れてブラウザーのChromeを使う感じ。
普段ブラウザーとしてChromeを使っていれば違和感なし。

Googleのアカウントさえあれば使えるのが便利です。
そして一度設定してしまえばGooogleが設定を保存してくれるので
パソコンは取り替えようとOSをクリーンインストール
し直してしまおうとWinowsのような使い始めに1日潰れるといった
面倒事は一切ありません。

そしてブラウザーの表示は圧倒的に早い。
同じハードウェアとは信じられません。
デスクトップパソコンよりもChromeでの表示が早い。
(多少複雑なサイトでもはやいです)

簡単に使えて来れなら言う事なしかもしれません。

つづく





2011年5月28日土曜日

アンチウィルスソフト(セキュリティーソフト)の落とし穴にはご用心

GALAXY Tabを使っていて日本語入力までおかしくなった。
原因はアンティウィルスソフトで負荷が高すぎた。
別のソフトに変更したらだいぶ良くなった。
そして、バッテリーの持ちもずいぶん良くなった。

ということは、以前書いたのですが
紺屋の白袴とはよく言ったもの。

愛用のMacBookがやけにレスポンス取れないしバッテリーが持たない。
もう買い換えるしかないのかと諦めていた。

ふと思って起動しているアプリをチェック。

Windowsのように簡単にキー一発でリソースメーターが
起動すればもっと早く築けるという話はまたの機会に。

なんと97%もCPU食っているアプリがある。
ディスクIO(I/Oが正しいのだが)が秒間487とか
ありえない数値を示している。

お約束のセキュリティーソフトがバックグラウンドで稼働
極力インストールするので存在さえ意識から消える。
いつの間にかクオリティーが悪化していたらしい。
元々かなり重いソフトで停止しなくてはならないことも
稀ではなかったけれど、いつの間にか慣れっこになっていた。

停止しても勝手に起動してしまうのでアンインストール。
動作のキビキビ感がアルミボディーのMacBookにもどり
バッテリーだけでもう1時間半使って
まだ1:02使えると表示されている。

最近は正味で1時間使えなかったので
どんだけアンチウィルスソフトにパワー使われていたんだか。


アンチウィルスソフトは必須です。
しかし、動作が重くなりすぎたり
バッテリーを異常に消費してしまったりでは
本末転倒です。



<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=akibaryucom-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=B00480PH3I" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
MBA買ってしまったらノートンを入れようかな。

レスポンスの悪化や消費電力の増加以外に
あまり頻繁にディスクアクセスされるとHDDが痛んでしまう。
SSDなら読み出しだけならばそれほどでもないが
HDDの場合、かなり痛むので気をつけたほうがいい。

このソフトがいいと言えるほどMACには種類がないのが残念。

2011年5月27日金曜日

Android用アプリbloggerがバージョンアップ

bloggerへの投稿用Androidアプリがバージョンアップ。
目立つのは、画像表示サイズを設定から選び保存できるようになったこと。

いつの間にかブログをアプリから見られるようにもなった。

なにげに、使い勝手が実用的に進化しています。

既存ラベルを選択でき、画像の位置を指定できてプレビューできると今様になるんだが。


2011年5月26日木曜日

思い込みの怖さ、PCBの例

ツイッターで呟くと予想もしない反応が来て面白い。
それによっていろいろなことも分かってきます。

今夜はNHKニュースの古い扇風機で発火事故続発の危険というはなし。
今年は電力不足とそれに対する節電意識の高まりから昨年同時期の7倍も扇風機が売れています。

さて、こうなると古い扇風機の廃棄が増えそうです。
もともと火を吹くような扇風機は数年前といったものではなく年季物です。

これらが捨てられると怖いのがPCBによる環境汚染。

それもツイートに入れてみました。

時々訳の分からないRTをされる方もいるのですが、今夜も久しぶりに見ました。
「昔って、40年前か?」

疑問というより揶揄のつもりなんでしょうね、多分。

いろんなひとがいて、個人の考えをいちいち気に欠けているとなにもできないので、変な人は変な人で放置するんですが、今夜のはかなり心配になりました。

これって相当の思い込みで、PCB問題など遠い過去のこと。
何もしてこなかったのに、終わっていると思い込んでいるんですね。

問題は二つ
ひとつは、危険性を過去のことと思い込んでいること。
放射能問題もこういう感じで風化して分かっている危険が、ある日突然襲いかかる危険へと将来変わってしまう原因になります。

もうひとつが、製品にPCBはもうないとの思い込み。
これは著しく怖いですね。

PCBが社会問題になったのは1968年のカネミ油症事件。
製造過程で冷却材に使われていたPCBがもれて 、製品である米油に混入してしまいそのまま流通。
食べた人にひどい障害が出てしまった。

※詳細よくわかりません
PCBそのものの害なのか、PCB製造過程で発生する微量のダイオキシンの影響なのか。
ベトナム戦争でアメリカ軍が大量投下した枯葉剤も、製造過程で微量発生したダイオキシンが被害の原因と言われています。

そして1972年ですから39年前に行政指導の形で製造と輸入の自粛を要請。
1975年に法制化され、日本国内でのPCBの製造とPCBの海外からの輸入が禁止されました。
原料の製造停止が36年前ですね。

80年代、つまり20数年前に保管されている大量のPCBの所在が分からなくなっていることが判明。
また、僅かな期間に怖さが忘れられたのか不法投棄が増え公害として社会問題化します。

国産でも20数年前の商品には使われていた可能性が残っているわけですね。
製造と輸入を差し止めたものの在庫の回収さえも行いませんでした。

そして扇風機は平気でもっと前のものが残っていたりします。

さらにややこしい問題が、扇風機のような簡単な製品は国内製造がほとんどされていないという事実。
世界的にPCBの製造をやめるとなったのはたった3年前の2008年です。

製造をやめても製品の在庫はありますから、まだ使われている国もあるでしょうね。

ここ数年は扇風機などの先進的でない家電の多くは海外製のメーカーもよくわからないようなものが小さな商社によって輸入され販売されています。
※日本の法律では、その場合の生産者は輸入事業者になります。

法律上の規制はおいておいて、実態として扇風機を解体して使用している絶縁オイルの分析をする可能性はほとんどありません。さすがにそこまでは手が回らない。
外見からわかる設計上の問題と書類、絶縁抵抗などが調査される程度。
それも全品検査するわけではもちろんありません。

国内での型式認定でさえ抜き取り検査です。

モーターも以前は国産が使われましたが、単純なモーターは海外製ばかり。
20年近く前でも、ワンルームマンションなどに据え付けられているひとり用の小型冷蔵庫などの冷却器はほとんど国内製造終了しシンガポールその他海外製品で、それを中国の工場で組み立てていました。いまでは、モーターや冷却器なども中国その他での直接製造に変わっているようです。

海外製品が悪いと言うつもりはありませんが、その国で規制されていなければ、工業的には廉価で扱いやすく安定していて、火災の原因にもなりにくいPCBはオイルとしては理想的な存在で使わないほうが不思議なくらいです。

一台あたりに使われる絶縁オイルの量は極微量です。
しかしそれでも環境汚染としては十分危険な量です。

そしてそれが使われなくなったのはいつかというと、40年前などではなく、まだ将来かもしれません。
すくなくとも廃棄が問題になると言っているような古い製品は使われている可能性があります。

PCBはカネミ油症問題が43年前に起きたのは事実。
恐ろしいほどの思い込みは、それですぐに使われなくなったという人。
そのように期待したいのは、人情としてわからなくはないですが、PCBそのものの製造と輸入が禁止になったのでさえそれからずいぶん経った35年前という事実を知らないのと、というよりしろうとしないことがこわい。
臭いものには蓋をし、怖い話は布団をかぶってやり過ごす。
それが出来る間はそれでもいいです。

でも、PCBはまだ解決していない現在進行中の40年も50年もそれ以上も前の問題。
同じような音大を現在まさにこの時、原発事故対策でつくりあげつつあります。

ひとは、忘れるという才能を持っています

機械仕掛けのように忘れられないと、おそらく生きていけない。
生きる上での大切な能力のひとつが、忘れる力。

3.11東日本大震災と原発事故の凄惨さも徐々に忘れていく。
それは生きて行く上で必要な能力。

辛さを忘れるのは必要なんですが危険性を忘れたり、まして対策の継続を放棄して無かった事、終わったことにしてしまうことはできません。

扇風機などモーターを使う家電製品にPCBが含まれていないと断言できるのが製造年月日で40年以内なら大丈夫ということは確実にありません。30年前でも無理だし20年前でも無理。
そして今購入できる扇風機の安い輸入品について、絶対PCBが含まれていないのかどうかは、分析にでも出さないとわからないでしょう。

仮に使われていてもとても化学的に安定な物質なので放射能のようにすぐ危険ということはなさそうです。
分解して油を直接触るのは避けるべきでしょう。

廃棄するときは自治体で安全性を確認して欲しいです。
不燃ごみとして処分場に積み上げただけとか土をかけただけでは、化学的に安定している分、自然分解なかなかせず、そのまま危険な化学物質として土壌汚染し、いずれ地下水を汚染したり雨水などで川や海に流れてしまうおそれがあります。
※そうなると海洋生物の中で生体濃縮が起こり、いずれ人の口に入ります。

余談ですが地デジ化を強引に進めたことで1千万台以上のブラウン管式テレビが一気にごみになる時代を迎えてしまいました。巨大な真空のガラス管ですから物理的にも危険ですが、ブラウン管には重金属が使われていて正しく処理しないと環境汚染が広がってしまいます。いままではというと、量が少なく、かなりの部分が再生用に海外の一部の国に輸出され再生されて使われていました。フィリピンなどでは、再生したテレビが壊れたあとの廃棄物が、問題化し始めているようです。


おなじくPCBの危険性をついでに述べておきますと節電のためのLED電球の推進があります。
とても良いことなのですが、蛍光灯を置き換えようとすると、20ワットタイプで廉価な製品がやっと1万円前後になったところ。オフィスなどで使われる40〜100Wのものは数万円します。

器具ごと交換してしまった方がおそらく経済的です。節電効果も無駄にトランスで昇圧しませんから交換するべきです。
しかし蛍光灯は100Vといった低い電圧では使えずトランスで高圧に変換しています。
こうしたトランスなどにPCBはもっともてきしている絶縁オイルだったので交換する業者さんは、廃棄するとき安全性を確認して欲しいし、そういう指示こそ国がして欲しいものです。(業者ではそこまで気がまわらないです)

パナソニックと東芝という照明器具ビック2なら製造時期でそこそこ特定できると期待していますが、すでに亡くなったメーカーもありますしそのまま廃棄できるかどうかのリストは国につくってほしい問題です。
PCBが使用された場合が使用部分だけ区分して専門の処理を依頼するのでしょうが、そういう仕組は確立していないようです。

2011年5月25日水曜日

福島第一原子力発電所放射能汚染水問題再考

タイトルがまるで中国語のように全部漢字になってしまいました。
海水注入しトレンチに水が発見された時から一貫してその水を冷却用に使うことを主張しています。

1tの処理に1億円も取られると噂されるフランスアレバ社の浄水装置を使って戻すことにしたそうですが、今もって疑問です。

即座に使用済燃料プールに戻していれば、これほど大量の汚染水を作らなかった。

それができない理由だけは、あれこれ上げる人がいます。
いわく、放射能に汚染されているから使えない。

最も理解しにくいできない理由です。
使う相手は放射能の大本である破損あるいはメルトダウンしている燃料棒です。どれほど放射能を含んだ水を使っても影響ありません。(限度はもちろんありプルトニウムたっぷりの水を注入すれば再臨界してしまうでしょう)
放射能の濃度が高くなると危惧しているようですが、水が物質を溶かせる量には限界があり無尽蔵には溶かせませんから、むしろ量を心配するべきです。

推測ですが原子炉にとって問題なのではなく、漏水の放射能濃度がこれ以上高まると作業員が近づけなくなるのが問題の本質で、それを隠しているから正しい論議が成立しなくなります。

しかしこれも、現在の濃度でも汚染水中では作業不可能ですから、圧倒的に量が問題です。
少量であれば隔離しやすくなるからです。


また、金沢大学の教授も再三申し入れを行われていますが、国産でも複数の放射能分離薬剤があり、フランスの装置と違い何ヶ月も準備にかからず使用できます。完璧!?を期してアレバ社の装置を使うと言って、処理しきれず汚染水を海洋投棄してしまうよりも、手元にある技術で高濃度汚染水を問題ないレベルまで放射能を分離して再利用していれば現在の問題の多くは回避できました。
あえてこうして書いているのは蒸し返したいのではなく、まだ装置も出来ていないアレバ社の、実際には実績の再装置を頼るよりも原理も明確で効果も分かっている国産の放射能固定化薬剤投入が現実的ですぐ改善が始められるからです。

最も必要なのが冷却ですが、大量に発生した汚染水を格納できなくなり、かつ、アレバ社の装置の完成が遅れることが分かり冷却を断念してしまいました。
※完全にやめるのではなく、注水量を減らすそうですが、過去何回もこの措置のために炉心温度が急上昇し炉心爆発の危険性を再発させ続けてきました。

そして投入する薬剤も国産のものは焼却あるいはプレスで加圧すれば非常に体積を小さくできますが、アレバ社の薬剤は無機質主体のようで投入した分がそのまま核廃棄物として残り続けます。発生するだろう廃棄物の量が数百倍から数千倍は変わってくるでしょう。ドラム缶数本などといった可愛い量ではすまず、作業の過程で再び大量の放射能廃棄物が次なる大問題として浮上するのが明白なのにあえて考えようとしていません。高濃度廃棄物になりますので、現在の日本では処理不能です。

悪く考えれば、この機会にあえて大量の高濃度核廃棄物を国民の目の前で生成し処分地が必要だと強引に納得させ、数万年から数十億年は放射能レベルが極めて危険な大量の物質の処分地を確保し、実績を残そうと画策している。役人は本当に頭がよいので転んでもただでは起きないように、計算し尽くしているように見えてしまい恐ろしくなります。

※実績のないアレバ社の技術
核廃棄物の処理過程で発生する少量の超高濃度汚染水を処理する装置です。
福島第一原子力発電所で発生しているような薄い濃度の汚染水の処理には使用されず、また量も桁外れに多いため有効に機能するのか不明です。
さらに既知の問題もマスコミさえあえて問題に上げません。

それはこの装置は純水を使っていることを前提にしていることです。
含まれる不純物は原子炉周辺で発生する物質で主に放射能と機器の潤滑オイルです。
福島第一原子力発電所では、膨大な量の海水を使いました。海水は塩分濃度が3.1〜3.9%。
高熱を冷却する過程でその塩分もかなり濃縮されています。

つまり超塩辛い水を濾過するという未経験の処理を求めらています。

また、この塩分も大変危険なため、除去は必須です。
放置すれば塩素イオンが原因でタンクや配管が次々に亀裂が入ることになります。

対応できる技術を国産で持ちながらあえて採用しない東電も政府も何を考えてそう判断し続けているのか不安でなりません。
昨日、3ヶ月近くたつなか、突如残る2基の原子炉も炉心溶融している可能性が高いと唐突に発表しました。
今日からIAEAの査察が始まりますが、それと無関係だと言われても他に理由が見つかりません。

汚水処理についてもIAEAのに期待したいですがアレバ社が深く関与しているようなのであまりその部分は期待しないほうが良さそうです。どこの国も原発関連の産業を持ち、大きな利益が期待できるため、フェアーな態度を望むのはさすがに高望みに過ぎるでしょう。
しかし、それならまだアメリカがましかも知れません。
一部の企業は東芝の傘下で日本にも支払う税金の一部は戻って来ますから。

でも、日本国内でまかなったほうが効率のよいものを海外に依存するのは大きな間違いです。

2011年5月24日火曜日

ひとはなぜ、あえておろかになれるのだろう

そこそこ著名な評論家(本人は経済学者のつもりかも)のかたが、ことあるごとに孫正義さんに突っかかっている。
別にそういう人がいるのは、社会の健全性のためにはいいとはおもう。
誰もが素直に評価だけしていてはいけないし、クレーマーの存在はむしろ闘争心をかきたてることもある。

それでも、自分を貶めるようなことまで言い出してしまっていいのだろうかと、むしろ心配になってきました。

「火力より安い」再生可能エネルギーに補助金を要求する孫さんの話は、「絶対安全」の原発に迷惑料を払う電力会社と同じだ。こういうみえすいた建て前論をしいて問い詰めないのが「大人の議論」かもしれないが・・・

ミスリードしたい気持ちは理解できなくもない。
でもここまで行くと気の毒になってきてしまった。

2011/05/24の時点で原発より再生可能エネルギー安いという主張は誰もしていない。
むしろドイツ政府の例を上げ1キロワットあたり64円もの高額に買取価格を引き上げたことでようやく再生可能エネルギーが促進された。ドイツほどの先進国であっても、それまではうまくいかなかったという事実も挙げている。

なによりも、この瞬間のコストは再生可能エネルギーが高いのだとグラフを使って説明している。
安くなるのはこの先、原子力も火力も燃料費の高騰やCO2対策、公害対策、安全対策にコストが大幅に上昇してしまう。
対して、再生可能エネルギーはイニシャルコストは高いもののランニングコストは燃料不要なため極めて安い。だからコストは将来逆転するというおはなし。

これほど簡単なことは分かりきっていて、あえて屁理屈を捏ねている姿は江戸時代の役人のようだ。

そしてなぜ補助金が必要なのかはおそらく一番理解しているはず。
人は誰しも割高なうちは手を出さない。
儲かるようになってから算入する。
そうなると設備が当面売れないから高止まりするしか無い。
しかも買い手がいないから開発に投資する人も出ない。
まさにいまの現状そのもの。

補助金を出し、かつ、利益が出るようになっても補助金が出続けるならば、いち早く算入するほど経済的メリットが大きくなるので、発電に新規参入しやすくなる。
だからドイツでも一気に再生可能エネルギーが増大している。

そんな簡単すぎることは指摘するまでもないのだけれど、さすがにここまでくると気の毒てみていられない。3.11直後、あれだけ立派な発言を繰り広げていたのに、自分の権益に固執するあまり、あまりにもおかしな誰でもすぐに分かるような暴論をはき始めてしまわられた。

原発事故はまだまだ収束などしておらず、いつふたたび大量の放射能を放出することになるか予断を許さない。堀江貴文さんは収監されてしまうし、まっとうなことをいう人に生き残って欲しいなか、なぜ墓穴を掘られるのだろう。

また、原発だけではなく孫正義さんに議論としての正しいかどうかは置いておいて、どうどうと縦付ける人はそうそういない。そういう点でも間違ったままでも構わない、反対論を言える人間の存在は、やはり貴重。



坊主憎ければ袈裟まで憎い
とは、さすが昔の方はうまいことを言ったもの。
それもわかるけれど、業績を台無しにしかねないところまで論理が破綻されてきているのを見るのは忍びない。ご自愛いただけないものだろうか。



ところで、個人的にソフトバンクは好き嫌いで言うとものすごく嫌い。
好惡でいうと、この方以上に反論をあれこれ出したくなるけれど、そういう時期ではない。

再生可能自然エネルギー利用のボトルネック解消法

再生可能エネルギーは電力を直接供給するには発電量が不安定で向いていない。
だからダメだという短絡的な話が目に付くので、こうすれば解消するという方法の提案です。

風や太陽の光が不安定でまる一日以上使えない日があるのも事実です。

巨大な電池を作るとか、各家庭に小型のバッテリーを配置するという案もありますが、エネルギーロスが大きい上にイニシャルコストとランニングがかかり、経済的な魅力が小さくなります。なによりも自然エネルギーの活用とは背景に環境保護という21世紀に適した思想があります。バッテリーは数年から十年程度で廃棄され、重金属含め強いアルカリを使うなど環境に良い要素はほとんどありません。

ではあきらめて、電気が使える時だけうまく使って生活していくのか。
一見正しそうですが信号が突然止まれば人命に関わります。手術室はじめ病院でもどれほどの命が危険にさらされるかわかります。自宅で呼吸の補助装置を使う方も増えています。
そういうところだけ保護すると言う人がかならず出ますが、ではエレベーターに閉じ込められたらどうなるでしょう。
突然エスカレーターが止まってしまったら。
あるいは突然照明が消えたら。
電気が突然消えても問題がない利用方法は案外少ないものです。

なので、自然エネルギーを利用する上では、不安定なエネルギー源を安定したエネルギー源に買える必要性がとても大きいのです。

では、前置きはこのくらいにして解決策を


1.発電した電力を使い水を電気分解する。

最も簡単なのは、発電した電力を使い水を電気分解してしまうことです。
できるのは水素と酸素です。

水素と酸素があればそのままクリーンな燃料になりますし、燃料電池として発電用に使うこともできます。エコキュートなどガスから直接発電するシステムが実用的な商品になっていますので、スマートグリッドなどということなく、自宅で直接発電することも可能です。

水素ガスの供給は怖そうに感じますが、都市ガスやLPGガスとして日本では長年ガスをそのままエネルギー源として活用を続けていて、技術的にも運用面でも安全性はかなり高くなっています。

すべてを電気分解に使うのではなく一定量まではそのまま電力として送電する。
一定量を超えたものは、電気分解に利用する。
電気分解は電力発生地で行ったほうが送電ロスがありませんがコントロールは難しくなり、かつ、ガスの長距離輸送というリスクの増大をうみます。
その場での電気分解と消費地での電気分解を弾力的に活用すれば送電ロスを減らし、発電した電力のロスも大幅に低減可能です。

※じつは再生可能エネルギーに限定せず現行発電システムでも取り入れるべきだと考えています。火力発電も消費の負荷変動への追従は難しい、あるいは、エネルギー効率が落ちるので一定出力で発電できるよう電気の貯蔵システムが必要です。




2.植物培養工場を作り光源にする。

再生可能エネルギーの海外での注目株は植物を栽培し、アルコールを作ることです。
日本では国土が狭く生産コストが極端に海外に比べ高いため、あまり考えられていません。
しかし、LEDを光源にして工場で植物を生産した場合、生産効率が飛躍的に高まることはすでに実験設備段階で実証済みです。

植物は日が陰ったり照ったりする日照の変動には追従する能力を当然持っています。
余剰電力を植物の工場生産用の照明電力として使用し、アルコールなど燃料を生産する。

LED照明で効率的に照明してあげると育成期間も短くなり、また室内での栽培のため一年間で生産できる回数が路地栽培では一回(一毛作)のところ4~5回以上も生産可能(二毛作以上)に効率化できるため国土の狭さも払拭できます。

燃料にしてしまえば火力発電でも燃料電池でも消費地近くで効率的に発電することができ、発電能力の変動(不安定さ)という問題は解消できます。
また、エネルギーが貯蔵可能になります。

※もともと人類は太陽光を植物の栽培に使い穀物などの形に変換して蓄え利用してきました。




昨日の孫正義さんらが参院の部会に参考人として出席されたのは画期的なことでした。
ただ、このままでは自然エネルギーは良さそうだけれど、電力の安定供給という観点からみると無理だよね。あるいは産業や医療機関、交通機関などでの事故を防止するためにも上限を厳しく定めるべきだと、原発事故の悪夢が多少でも薄まればすぐに方向が偉ててしまうであろうと危惧しています。

実際問題として、毎日あたりまえのように夜があり太陽光で発電できるのは平均しても半日未満。冬場は雪に覆われる地域も多く融雪したとしても太陽光は長時間雪雲に閉ざされています。日本全国梅雨があり秋にも長雨の期間があります。夏から秋にかけては大規模な台風に襲われ一昼夜以上太陽光発電も風力発電もできないような状態になりやすい国土であり、かつせまく、さらに平地はごくわずかしかありませんから広大な土地が必要な自然エネルギー利用は向いていません。

しかし、向いていないから諦めるというのでは人間はビタミンCといった大量に必要なビタミンを哺乳類の中で自分の体で作れないとても特殊な数少ない存在なのでそもそも生存に向いていないといった考え方をするようなもので、向いていなければ諦めるというのであれば、地震や津波台風に襲われる日本は、そもそも人が住むのに向いていませんから日本を捨てるしかなくなってしまいます。

ということで、できない理由を並べ立てるのではなく、具体的な解決策の一つを提示してみました。



2011年5月22日日曜日

民間人の責任、議員の責任

関連記事:
原発停止の連鎖

それなりに筋も通りまともなことを書かれている。

一般人が書いたブログならばそのままツイートして
広めて終わりだろうか。

民間人ができるのは情報を集め分析し
自分なりの見識で解釈して意見を述べる。
それが出来る限界に近いし充分だと思う。

何人かにでも見てもらえることで考え方が伝わり
すこしずつ良い方向にみんなの意見が変わっていく。
それが民主主義だし自由というもの。

ところで、議員となると話はまるで変わってくる。
国民すべての代表で、自分から代表になりたくて
選挙を戦い選ばれた人たち。
責任の重さもできることも全く違う。

ブログの最後はこう締められている

そしてそのことが電力供給停止の連鎖に繋がり、経済の停滞を招くことに菅政権はどのように対処するつもりでしょうか?

民間人ならそれでいいと思う
国会議員になりたくてなった人がこれで終わり?
それが責任の果たし方?

国会の中の人が人ごとのようにいう
それが責任のとり方だとしたら
議員に立候補などしないで市井にいてブログを書いている方が良い

与党も野党も両方最悪で救いがない
最悪の状況が現在の日本だと感じている人が
圧倒的に多いのだと思う

自分で好んで立った人には選ばれただけの力があり
それをムダにしない欲しい

スイカの爆発(爆弾)続報

以前紹介したスイカがつぎつぎ爆発するという中国の話し
使われている薬品の名前がギズモード・ジャパンで出ていた。

ホルクロルフェニュロンと呼ばれる薬品だそうだ。
日本でも使われている農業用の薬品で
ぶどう、キウイフルーツの果実肥大やメロン類の着果促進

なるほど、ぶどうなどの実を大きくする

メロンに使うんだからスイカも同じウリ科
あながち間違ってはいないようだ

となると濃度を濃くしすぎたんだろうな。

メーカーの三井化学アグロのページを見ると
製剤自体の今有料でさえ0.1%しかない。
それを薄めて散布するときの濃度は用途によって違うものの
1〜10PPMとものすごく薄い。

中国らしく調剤しない原料のままで販売していて
それを適当にまいたとしたらそれはそれは
高濃度過ぎて爆発するほど生長促進することも
ありそうだが、食べたらかなり危険そうだ。

と思ったらスイカやかぼちゃへの使用量明示されていた。





100ppmに薄めたものを実に塗ったりかけたりするらしい。

なんだ、使うことは全く間違っていない薬品で

中国のスイカが危ないように騒ぐのはそれこそ風評被害をひろめるばかり
農家が全く使用量を無視しているのか、さもなくば薬剤を販売している段階か
作っているところでひどい混ぜ物をしているのかもしれない。

関連記事:
ニュースクリップ: 中国のスイカ爆弾はおかしすぎるけれど人事ではない...



スイカをこんな季節外れに食べようといったことは
もうやめるべき時代なんでしょうね。
旬に食べたほうがうまいし健康にもいい。

コンビニ売上高が好調

3,11東日本大震災で多くの産業が大ダメージを受ける中
コンビニも多くの店舗が被災したのにもかかわらず好調です。

平均客単価は 572.6円(前年同月比+1.4%)で5ヶ月連続のプラス
平均単価が伸びているのは買い占めの影響が大きそうですが
1.4%程度というのは、報道されるほど日本人ひどいものではない
ということかもしれません。
※買い占めの起きている地域では補充が間に合わず買い占めたくても
買うことができないという事情もあったので判断難しいところです。

しかし、以外に平均単価低いんですね。
コンビニの主力商品は弁当と雑誌。
平均単価からは、ついで購入はそれほど多くないということでしょうか。
タバコが著しく不足しているというニュースもあり
単価のはるタバコが売りたくても売れないのが案外この時期の
顧客単価があまり上がっていない原因かもしれません。

既存店ベースの売上高は6,044億円(前年同月比+1.6%)で6ヶ月連続のプラスとなったが、僅かな伸びにとどまった。来店客数は10億5554万人(前年同月比+0.2%)で2ヶ月ぶりにプラス
のべで10億5554万人も利用しているのですね。
わたくしもこの期間に何度もコンビニに入っているのですが
コンビニを利用する人は日常的に使いますから思っているよりも
コンビニを使わないという人もまだまだいる数字にも見えます。

すでにコンビニは衰退が始まった産業と見られていますが
顧客の未開拓分野がありそうです。
実際に新規顧客獲得の動きというのは少ないように感じます。

普段コンビニを使わない人にリーチするような方法
例えば小売店では一般的な折り込みチラシといった
従来店舗にしかいかないような顧客層にリーチする手法を
あまり採用されないのが頭打ちになっている当面の
理由ではないかと感じます。


関連記事:
日本フランチャイズチェーン協会、4月のコンビニエンスストア売上高を発表

いまこそ再発明したい技術:スターリングエンジン

スコットランドの牧師ロバート・スターリングが1816年に発明したといわれる
外燃機関であるスターリングエンジン。


エンジンといえば内燃機関しか芽にすることのない現代
というよりイギリスの産業革命で主流となったのも内燃機関
以降、内燃機関の改良・発明はやむことなく性能を上げ続け
現在に至っています。

スターリングエンジンも10年に数回くらい話題になることもある
忘れ去られ歴史の中に埋もれきってしまったわけではありませんが
実用としては潜水艦のエンジンに使われる程度。

原発に似て冷却能力が性能の鍵を握っていて
水中でなら最高の能力を発揮しやすいのですが
大気中ではどうしても効率が悪い。

しかしスターリングエンジンは現在の日本には有望な技術です。

パソコンでも高性能機や静音パソコンに使われるヒートシンク技術。
とても似通っていて、ヒートシンクにエンジンをつければ
スターリングエンジンになります。

熱を奪いながら発電できる。

ここが注目すべきところです。

火力発電でも効率を今以上に上げたければタービンを回したあとの
排熱の活用が重要になります。
今注目のガスタービン発電も発電したあとの高熱を若干は利用するものの
大半はお湯として使うだけです。

大量にガスタービン発電を始めるとお湯がだぶつきます。
そうなると発電効率が悪化する
つまり燃料であるLPGをムダにすることになります。

また、原発の炉心や使用済み燃料棒を冷やすのに
大量の電力を消耗していて電力の切断が大事故に直結する
薄氷踏む状態が続いています。

スターリングエンジンならば、核燃料から放出される熱をエネルギー源として
発電できるので冷却用の水を循環させることができます。
原子炉を止めても冷却が必要な間(発熱する間)自前で発電して
冷却を継続できる。

この時、冷却水で冷やすのは炉心や燃料棒ではなく
スターリングエンジンの心臓部分になります。

ちょっと無限機関ぽく見えますがエネルギー源は
核物質なのでそういうごまかしはありません。

炉心や使用済み燃料棒から発生する熱をエネルギー源に
スターリングエンジンを駆動する。
つまりスターリングエンジンが熱を奪うわけです。

奪った熱は冷やさなければならず水を循環させる。
そのパワーはスターリングエンジンを用いる。
発電して電気で電動ポンプを動かしても良いですし
直接スターリングエンジンを動力としてポンプを回すほうが
効率は高いでしょう。

これから廃炉をしていくならばとても重要になる技術です。
廃炉の過程では発電できず冷却に大量の電力が必要という
大変に危険な期間が数年間も続くからです。
重油やLPGを冷却のためにさらに消費するのはエネルギーの壮大な浪費です。

いまあるスターリングエンジンではお湯程度では十分なパワーを
取り出すことができません。

加熱する側と冷却する側の温度差が大きくなくてはならないからです。
この温度差を小さくする。
具体的には数十度以下にする。
そして加熱側の温度は高くても100数十度。
目標は30〜60度

たとえばLPGをから発電するエネファームでは排熱で作られるお湯の温度が
現行品で約60度
今年販売開始となる新型で75度です。
このお湯(排熱)をさらに発電に使えると一気に
LPGを燃料とする燃料電池が実用的になります。

自動車への利用は諦められつつある水素やLPGですが
このような方法で発電効率を上げればガソリンのハイブリッドカーの代わりに
ガソリンエンジン部分をLPGからの燃料電池とその排熱からの
スターリングエンジンによる二次発電でまかなえる可能性が出てきます。

LPGはタクシーにしか使われていませんが、燃料電池として使うと
発電所の電気との併用でEVカーの実用性を現実レベルに
引き上げることができます。





それを可能にすると一気に大量のエネルギーを生むことができます。
政府が好きな用語をつかうならば、都市に眠る埋蔵エネルギーの活用です。

Gmail新機能は「重要マーク」

GoogleのGmailがいい感じに進化している。
長年Googleの検索重視の姿勢が貫かれて
正直使い勝手が悪すぎてメーラーで受信して
わざわざ見るという使い方しかできなかった。

そういうときはThunderbirdが相性がいい。

なぜ使いにくいかというと検索して使え。
というお仕着せのため。

人によってはデーターは難でも一ヶ所に突っ込んでおき
思いつくまま検索して使えれば十分というタイプが居る。
そういうかたにはまさにお誂えのツールだった。

しかしそうではなくて、自分で分類しいつでも使えるようにしたい。
検索語なんて統一できるものはない。
またラベルなんてものをいちいち付けたって使うときには忘れている。

便利なのは昔から人間の感覚にフィットしている
ディレクトリー構造。

ラベルという方法に囚われてはいるものの(だからやっぱり不便)
ラベルに階層構造ができたのでThunderbirdで見る分には
かなり人間の感覚に近づいてた。

そして今日アクセスしたら新規能が使えるようになっていた。
それが「重要マーク」

今までのラベルと違い重要度を区別できる。
どうも調教して勝手に付ける方式らしい。
このあたりはGoogleらしいところで、それに合う人には
とても便利なツールになりそう。


優先トレイでは色別の矢印でメールの種類を示します。黄色の矢印は、重要な未読メールを示します。灰色のマークは、重要な既読メールかアーカイブ済みメールを示します。Gmail で重要ではないと分類されたメールにはマークは付きません。
メールが重要に分類された理由を確認するには、そのメールの重要マークの上にマウスを置くと、そのメールが重要と判断された主な理由が表示されます。
これらのマークは必要に応じて非表示にできます。Gmail の [設定] で [優先トレイ] タブをクリックし、[重要マーク] セクションで [マークを表示しない] オプションを選択します。
Gmail ではこれらのマークはラベルと同様に扱われるので、検索演算子「is:important」を使用して重要なメールを検索することができます。
更新 12/21/2010

分析の信頼度が向上すれば、時間がないとか優先順位を決めて
何でも処理したい向きには強い味方になる。

メールを読む読み方は大きく二分される。
届いた順に片っ端から処理するタイプと
ざっくりタイトルと送信者から優先順位を決めて
それに沿って読んでいくやり方。

前者は効率は悪いが処理漏れが置きない。
かわりに、タイミングを逸するという致命的な危険性を
常時はらんでいるので現代人には向かないかもしれない。

後者はメールの量が問題になる。
量が多いととてもそんなコトしていられない。
そしてメールの量は日々増加していく。

それを改善するのにGmailの重要マーカーは
強力な味方になりそうな期待を抱かせる。

わたくしは、いつも大きなタイプ分けに収まらない。
メールの読み方もそうで、基本は古い順に読む。
しかしざっくり重要度を一覧表示で見て
やばそうなものはさっさと見て処理してしまう。

なので、取りこぼし読みそこねは絶対出る。
またタイミングを逸するおそれもある。
Gmailのように、既読未読での表示分類が
標準でない変なツールだと読みそこねがすごく出る。

もちろん検索窓に
is:unread
って入れればいいくらい知っている。
なんで日本人がいちいちメール読むのに
英語考えなくてはいけないのやら。
手間だってバカにならない。

様々な環境で読むので単語登録とか
いわれるほど簡単じゃあない。

Androidでも対応しているのかとか
細かな気になるところはあるものの
Androidを使い始めて好き嫌いいっていられなくなり
 そのままのGmailを使うようになったので
この機能鍛えてみようとおもう。






2011年5月21日土曜日

お茶の葉の放射能汚染は国のミスが原因だろうか

国は何百億円もかけて創り上げた放射能予報システムを
どうしても活用させない。
そんななかお茶の葉から日本独自基準さえ超える
超高濃度の放射能が検出されてしまっている。

関連記事:
千葉 茶葉から放射性物質検出

ところで、一般の作物では国の対策が
なにもされていないことを攻めるしかありませんが
ことお茶に関しては東電よりも国の責任が
相当重いと受け止めています。


あまり知られていないかもしれませんが
お茶の木は霜の害を受けやすい特徴があります。
新茶が撮れるのが八十八夜でゴールデンウィークころ。
まだまだ霜が降ることがあります。
一回下にふられれば台無しです。

何かに似ていませんか。

放射能もホットスポットといい
常時降り注いでいるのではなくて
気流や雨の関係でたまたま一時的に
放射能濃度が高まる気象条件になる

では、霜の時はどうしているのか
その方法は放射能には無効なのか


まずは霜対策です
霜を防ぐために巨大な扇風機を使うのが一般的です
冷えた空気がお茶の木の近くに貯まるのがいけないので
扇風機で風を起こして冷気を飛ばして霜を防いでいます。

では、霜同様に放射能予報がきちんと出されていたら
これは夢物語ではなくて税金を数百億円投入して
いくつかの予測のためのシステムが作られ稼動しています。

放射能は霜のように空中から一時的に降ってきます。
ではそれに風を当てるとどうなるのか。
空中を300キロ余りも飛んでくる
(神奈川県の場合です)
つまりは風に飛ばされ運ばれてきて
変な表現を使えば力尽きて地表に落下し
その土地と作物を放射能で汚染している。

予報を適切に出していれば、他の作物と違い
扇風機を回して放射能を数分の一以下に低下させる
そんなことは不可能ではないでしょう。
霜が飛んで消えるように
消えてはくれませんが被害は防げそうです。

扇風機の風下側に影響が移りますが
横方向に飛ばされるので単位面積当たりの
放射線濃度は下がるでしょう。

※だから個人的には今の測定方法や基準は間違いだとおもう
※放射能の濃度ではなく体内被曝だから総量が問題
※口にさせられる放射能の総量がどのくらいになるかを
※適正に計測するべきで、単品の絶対量だけ騒ぐのはおかしい

※600ベクレルに汚染された1キロの野菜を食べるだけと
※200ベクレルに汚染され基準以下だから流通する野菜を
食べ続けて10キログラムとでは
基準以上のものを仮に食べても600ベクレル摂取
基準以下で販売されるものは摂取総量が2,000ベクレルにもなる
それを合計した予測値を最大安全限界量に定めて
食べる可能性のある量から算出と言うが
葉物とじゃがいも、ましてお茶では全く摂取総量が違う
お茶の葉を1キロも食べる人は滅多にいない
ほとんど捨てていて、かるい抽出物を飲んでいるだけ。

基準の話は置いておくとして
お茶の放射能汚染はかなり高い確率で
国がまっとうなことをしていれば
防止できた可能性が高いだけに残念でならない。
しかもそんなこと知っているはずの国が
二番茶の汚染を心配する農家に
全く隠したままなのももってのほかだとおもう。


個人で分かることなのでお役人が揃っていて
誰もわからなかったということはありえない。
とっても残念なことです。

また、福島でも屋根の下などでは地面の放射能地が
明確に低いという結果が個人の大量の検査でわかっています。
ならば、農家でもビニルハウス用のシートで覆ってやるだけで
放射能の量は数分の一になる可能性が高くて
出荷停止にはなりにくいはず。

路地ものでなくとも出荷停止が大量にあれば別ですが
今のところ出荷停止の多くは露地栽培です。
ならば、透明シートを活用すれば効果が期待できる。
せめて、農地の一部で試してみればいい。

なぜ運に任せっぱなしでできることをなにもしないのか。
とても不思議な国になってしまいました。

サンライズ計画の是非

2011/05/21段階でサンライズ計画の宣言には反対です。
設置可能な全ての屋根に2030年までに太陽光パネルを設置する
というのがサンライズ計画です。

首相お得意のポーズなのは分かっていても
マニフェストさえ簡単に放棄することからも
嫌われるの覚悟で書くこともないのですが反対です。

理由は簡単で前提条件が間違っているから。

アポロ計画のように月に人類を絶たせる。
といった無謀なこともトップが宣言すれば実現する。
そこまでは間違いないです。

しかし、それが正しいかというと
経済的に間違ったことをできるゆとりはもはやありませんし
やり直せる時期もとうの昔に過ぎ去りました。
今の日本は瀬戸際を超えて真っ逆さまに転落している最中。

孫正義さんが言われるように自然エネルギー&再生エネルギーに
全面的に変えていこう。
そのたにめ100億円の寄付とは別にさらに私財を投げ打つ
国も買取保証などをせよ。
どれも実にごもっともな話です。

ここで素晴らしいのは風力とか火力とか
決め打ちしていないことです。

どれが成功できるかなんてわからない。
答えありきで屋根に全部太陽パネルをつける。
無理して補助金出すか、付けない家には課徴金を課す。
ということで実現できるでしょうが価値があるのでしょうか。

経済的に十二分に成立して、中古住宅でも
工事費かけてでも付けないほうが馬鹿だ。ありえない。
そういう状況にした上で、それでも一時金が払えないから
10年均等払いの金利なしという政策をします。
というのならばわかるのですが、採算が合うかどうかしらん。
18年以内に中古住宅に追加工事しても
もとが取れるだけの採算性を出せるのか?

先に答えを言ってしまうとほぼ無理です。
なぜならば100%の住宅という前提がまちがっているから。
日本は土地が狭く高層ビルもあれば一階建ての建物もあります。

日当たりが十分な屋根になら太陽光パネルはあうでしょう。
それが採算が合う程度に改良することは
日本全体が本気になって取り組むなら可能でしょう。
一部評論家は不可能とツイッターでわめき続けていますが。

しかし、地方都市を別にして住宅の多い都市部では
近隣のビルの日陰になり日照を得られない建物がとても多い。
そういう建物に太陽光パネルをつけても
そもそもほとんど発電できない。
そして過半数がそういう建物であれば
50%実現さえやってはいけないコトになります。

可能なのは高層ビル
中層ビルは近隣でより高い建物があれば困難。
民家の大半は屋根にまで陽光はささず実現困難。

というのが日本の実情です。

またそれほど大量に太陽光パネルを作るときの
資源消費と廃棄を真剣に考えなくてはなりません。
風潮が自然エネルギーで太陽発電が目立つから
100%の屋根に太陽光パネルを付けさせます。
自分はそのころ現役ではありませんといった
安易な発想でトップがモノを言っては困ります。

いうのであれば孫正義さんのように
原発を廃止しその分を完全に賄う
火力発電も公害と二酸化炭素の発生
燃料の安定輸入という問題があり
このまま残すのは危険。

また、3.11震災を受けてこの先の日本の電力需要を
再検討すること自体も大切です。

そうした日本全体のシステムの中で
トップがいうべき目標は絶対違うものであるはずです。

消費エネルギーを京都議定書作成の時の
75%以下にまで減らそうとか
原発を10年以内に全廃し火力発電も徐々に減らし
自然エネルギー比率を70%以上にまで引き上げる。
そのために大胆な助成金と研究費を提供し
一定期間採用する家庭や企業には減税や
資産償却の特別処理を認める。

目標は各家庭・企業の平均消費電力のうち
70%を再生可能エネルギー由来へと変更する
かつ、それぞれが自前でのエネルギー生産率
逆に言えば電力会社への依存率を25%以下に抑える。
(平均なのでもっと買う家庭・会社もあれば売る会社もある)
CO2のように、自分の家は日照が悪くて無理というときは
周囲の日照の良い家と発電率をシェアーして
平均値で達成を目指す。
予算は各年1兆円を捻出する。
予算の配分は別途、専門部署を作り
政権与党の移動に影響を受けないようにし
そのために憲法の中に新たな章を設け
そこに目標と国のやるべき事を定め
憲法改正して一般の政策からは分離し
政権の影響を排除する。

といったくらいのことを言って欲しい。

発電効率が日照が悪いために
どんなに頑張っても日中でも12~3%で
夜間や梅雨、雪の季節を勘案すると
平均発電率が10%を割ったりするのも不思議ではなく
100%の屋根に太陽パネルをつけるなど
合理性の欠片も見当たらないし
非科学的に過ぎます。

一経営者が私財をなげうっているのですから
現政権や前政権与党は現職・前職含めて全員が
全私財をこの計画の基本財源のため3ヶ月以内に
提供する。
全私財なので土地や家屋も含む。
当面の住居は公営住宅を貸与する。

くらい行えば日本全体が一致団結して
原発事故対策や、再生可能エネルギー導入への
痛みに耐えつつ、よりよい社会を作り上げられそうです。

2011年5月20日金曜日

AMN fans:fansユーザーミーティング

いつもお世話になるAMNさんのfans:fansユーザーミーティングに参加させていただいています。

一番前の撮影しやすい席をキープ。

受付が見知らぬひとと思ったら技術の方

シールは早い者勝ちぢした



2011年5月19日木曜日

SUICAなど交通系プリペイドカードが使いやすくなる・・・

ITmediaの報道によると来春(2012/3)からSuicaはじめ10種類の
交通系プリペイドカードの相互利用が決まったそうです。
すでに一部のカード例えばSUICAとPASMOは事実上利便性に
乗車という点では違いがなくなっていますし、ICOCAとSUICAも
かなり共通性が出てきています。

出張や旅行などで便利になる。
という程度で出張族の人以外には
あまり代わり映えがしないのが実情です。

問題はそれよりも、まだ一年近くも時間がかかることと
それ以上に決済機能の統一化がされていないこと。
決済機能とはお店などでSUICA払いができるところが
どんどん増えていますが、SUICAでは払えても
TOICAでは払えないならば利便性はさほどましません。

クレジットカードであればVISAカードといった
ナショナルブランドの決済会社があり、その下に
実際のカードを発行する各社がぶら下がっています。
どの会社のクレジットカードを使っているかは気にすることなく
VISAカード対応の店やネットさーびすなどでは
全く同じに使うことができてとても便利です。

選ぶときは特典が魅力的だとか近所で作りやすいとか
その会社を応援している(サッカーとかも含めて)とか
カードのデザインが気に入っている
あるいは仕事の付き合いでやむなく、会社方針で
等様々な理由で好きなカードが選べます。

プリペイドという、先にお金を払っているのに
使える場所が限定されるのでは魅力が半減。
交通系カードの共通化とはクレジットカードのような
一つ上の統一決済会社を設立するくらいでないと
今後ジリ貧になるかもしれません。

スマートフォンといわれるiPhone、iPod、Androidなどが
NFCと呼ばれる日本でお財布携帯と独特の呼び名をしている
決済の仕組みを国際規格として取り込み始めました。
※アップルはまだ噂レベルで製品化されていません。
※Androidはすでに販売されています。

しかし、仕組みはほぼ同じでも国際基準であり
日本オリジナルのSUICAその他とは別の方向に
まとまるようです。
日本でこれだけ使われていても
あるいはSONYのようにアジア圏を席巻する製品を
提供していてもアメリカとヨーロッパ、ソ連を含めた
より広範囲な国際規格の中ではどれもローカルで
群雄割拠的な状態ですから取り込んでもらえる可能性が
かなり低いようです。

世界に先駆けて実用化しているのに
とても勿体無い話です。

できることは、寸描を惜しんで国内で完全統一を果たし
アジア内でも共通基盤を作り数ヶ月以内に
国際会議に事実上のデファクトスタンダードだと
アピールすることでしょう。

CDやDVDがそうですが、もしも世界標準に慣れれば
かりに赤貧を販売できなくてもロイヤリティーだけでも
莫大な収入が長期にわたり期待できます。

今だものにこだわり電気代云々と前時代的なことを
言い続ける評論家諸氏がいらっしゃいますが
それはミスリードというより電力会社などに
結局は肩入れしているだけで過大評価。

これからは、残念ながら大きなものを大量生産し
大量販売する分野は新興国に譲り
たとえばCPUのようにダンボール数箱で数千万円、数億円に
なるような資源も電力もスペースも保管スペースも
ロジスティクスもあまりいらない方向
さらにノウハウそのものシステムそのものを
開発し運用して利益を上げる方向に向かうべきでしょう。

言われ始めたずいぶん経ちますが陸運や海運に頼る
重くて大きな商品ではなくジェット機で運送して
利益が出るような小さく軽く単価の高い物を扱う。

それさえすでに時代遅れとなってきて
先を行く国ではクラウドサービスなど輸送そのものが不要な
それでいて根幹を支えるサービスの提供へと
産業をシフトしていっています。

日本はおかしな規制が多すぎてクラウド分野には
ほとんど参加の余地がありません。
ならば、その周辺や決済などまだ欧米で進んでいない
そういう分野に集中していくべき時でしょう。









2011年5月18日水曜日

Evernoteの欠点を補うPostEverというAndroidアプリを試す

Evernoteは初期から利用させていただいているけれど
他の人のように高評価できない珍しいツール
珍しいクラウドサービスです

おそらくレスポンスと容量に関する欲求に大きな開きがあるのでしょう

多分他の人も面倒と感じていそうなことを改善できるツールPostEverが
無料でAndroidに公開されました。

名前から検討がつくようにEvernoteに投稿するためのアプリです。
そういうのはいくらでもあり、iPhoneとことなり
Androidならば共有機能でこれでもかというほど多くのアプリから
Evernoteにデーターを追加できます。

何がいいのか?

それは、どのツールを使っても、あるいはメールで投稿しても
それはひとつの独立したノートになってしまうという問題。

Evernoteには検索機能もあるしノートブックで分類もできる。

でも同期がイライラするほど遅いし、検索性能さほどに高くない。
なによりヒット件数が増えると探すのが大変。
ノートの枚数が増えてくると実に使いにくい。

使えるという人は工夫がすごくて、それはすげーなと感心するが
手間隙かけないと使えないものは道具としてみると失格だ。

PostEverが優れているのはとにかくメモをEvernoteに書き込める。
しかし、一日分のメモは何回に分けて書いても
一枚のノートにまとめてくれる。
いうなれば追記していってくれるということ。

その時いつ書き込んだとかいった情報を付加してくれる。

ある意味これってライフログだ。


インストールしたら初回起動時にEvernoteのIDとパスワードを登録
アプリからも新規ID取得できるようです(試してません)

IDとパスワードを登録するともう起動してしまい
そこには方眼模様の入ったメモ画面が登場します。

あまりにもシンプル

そしてメールソフトのように最新記事を一番上にするか下にするかを
設定で選べる。ここは趣味の問題でどちらがいいとも言えない。
自分の好きに合わせられるのは嬉し。

ほかにはアカウントと保存先ノートブック
タイトルを入力するかどうか
時刻を自動で挿入するかしないか
(ここはいれたほうがいいと思うけど、やはり使い方次第か)
位置情報(GPS)を付加するかどうか

時刻と位置情報を入れてあげれば立派な
ライフログが出来上がる。
公開したければノートブックを公開設定すれば良い。
(もしかして公開はEvernote有料版限定機能かも)

タイトルは自動的に日付が入っているので
あえていじらないほうがいいのかもしれない
自分流に使い方を変えることができそうだが
バージョンアップでどうなるかわからないから微妙

テキストオンリーのようでちょっとおしい
画像や写真など貼りつけたいし、手書きもしたい
とくに大画面のGYALAXY Tabを使っているとそう感じる。


使い込んでみないと評価は早過ぎるけれど
少なくともコンセプトはなかなかいいし見た目も悪くない

Evernoteが気にいるようになるかもしれない
現在はこの用途にちょっとTwitterを利用しています



関連リンク:
Androidマーケット

炉心溶融とメルトダウンの違い

評論家の中にはあえて混同して事の重大さを隠蔽しようとする
困った人もいるようです。

事象と事故が大きく違うように専門家が用語を使い分けるとき
決定的な違いがそこには存在しています。


炉心溶融とは
燃料棒のケース部分が熱で若干溶け中のペレットの一部が
こぼれたり、ペレットの一部が溶けてウランやプルトニウムの
ごく一部が炉心内に漏れでてしまう事故

とても限定的で被害の範囲が小さくすむという前提で使われている


メルトダウンとは
燃料棒のほぼ全てが溶けてしまい落下(ダウン)した状態
炉心溶融の段階では部分的に水中に溶け出すだけなのに対し
メルトダウンでは超高温の溶けた燃料が重力に従い
炉心の底へと落下する状態であり
必然的に炉心の底は熱で溶けて穴があき
格納容器まで溶けて損傷するきわめて重大な事態をさす

燃料が溶け落ちたときに水蒸気爆発を起こさなかったのは
ある意味奇跡に近い幸運でした
おそらく水が蒸発しながらなくなり
それにしたがってろうそくが溶けるように
露出した部分から順次溶け落ち
爆発的な反応にまでは至らずにすんだのでしょう(推測)



炉心溶融は燃料棒の一部が溶けて落ちるだけで
炉心も格納容器にも影響がなく無事である
という大きな前提があります

メルトダウンでは、燃料棒が溶けてマグマのような状態になり
金属の炉心や格納容器に降り注ぎます
その熱で金属が溶けて、まさに容器の底も溶け落ちる
放射能が炉心内にとどまるのか格納容器の外にまで出てしまうかと
全く異なる状況を用語で使い分けています。

1号機だけではなく、2〜3号機もメルトダウンとも言われています。
これは、放出される放射能の総量がこれまでの前提を
大きく上回ることを意味しています。
ただしく説明されないのは隠蔽体質そのままです。

また、それらをほぼ承知していてことなること
どちらも同じなどとごまかし続ける評論家が存在するのは
事態を混乱させるだけではなく、危険性をいちじるしく過小評価
させてしまい危険なことといったほうが良いでしょう。









2011年5月17日火曜日

浜岡原発停止を一番喜ぶ人とは

浜岡原発の火が消えた。
72%以上の国民が賛成という菅政権には珍しい快挙。

さて、あえてうがったみかたをしてみましょう。

浜岡原発停止で一番喜ぶ人は誰か。

国民
福島の被災者の方々
菅直人首相
アメリカ政府
アメリカ軍部

実際そうですが、一番喜んでいるのかは微妙で
止めたからよしとしようという程度で、それは
政権への支持率にも反映していて応援はほぼ変化がなく
反対が2ポイント弱減っただけ。

では、喜ぶ人はいないのでしょうか。

一番喜ぶのはおそらく
中部電力の社長筆頭に経営陣
ついで株主
ついで取引関係にある企業

福島第一原子力発電所の状況を見ると正常な神経をしていれば
次は我が身と眠れぬ夜を過ごしていたのは原発周囲の人より
これらの人々かもしれません。

いざ、事故が起きればどんなことになるか
どれほどの辛い立場に自分が経つのかを
まざまざと見せつけられています。

できることならさっさとやめてしまいたい。

しかし経済原則から言って自分からやめるとは言い出せない。
金銭的な被害が大きすぎる。

しかし、このまま運転していては会社はもちろん
自分自身が心中するようなことになりかねない。
できれば止めたい。
それも外圧でやむなく止めるのが一番ありがたい。

本気で神風を待っていたのではないでしょうか。

そんなときまさに一陣の神風が吹いてきた。

法律を解釈しても経済的にも無理な原子炉停止
それを首相がお願いという形で言ってくれた
こんなありがたいことはない

さすがに一回でうけてしまうと格好がつかない
一度難色を示して形を作り、有り難くお受けしよう
費用は国が面倒みるしかない
料金上げても誰も文句を言えない
かりに地震が来てしまっても、止めているのだから
不運なんだと言い訳ができる。

株主も紙切れになる恐れから解放された
株式投資では最悪が確定するのが一番ありがたい。
あとは良くなるしかないから株価は上がるのを待てば良い。

関係企業も万一のとき応援に駆り出されてはたまらない。
また倒産されたり事故が起きれば仕事がなくなる。
かといって止めてくださいとはとても言えない。
関係者誰も言えない中で言ってもらえた。

ある意味で、浜岡原発の停止に本気で反対の人は
日本にはほとんどいなかったのではないだろうか。

わたくしは、止めてしまうと電源を喪失し
むしろ短期的には危険な状態になるので賛成しかねています。

まあ、燃料棒抜くまでにきちんとした臨時ではない発電機を
つくってくれればそれでもいいのですが。
外部電源が絶たれたら数日以内に運転再開させれば
自前の電力で冷やし続けるという切り札は残りますから。


此処に書いたことは、多分多かれ少なかれ
ほとんどの人が考えたことだと思います。
あえて文章にするかしないかの違いだけ。

このまま忘れるのもなんとなくすっきりしないので
メモ代わりの残しておこうというだけです。






スマートグリッドより低電圧直流電流の家庭送電と220~240V化

スマートグリッドという言葉があまり好きではないが、分かりやすいので使うと
情弱な経済評論家の方々が好んで使い始めています。
ツイッター社が悪いのか、Hootsuiteが原因かといった簡単なことさえ
切り分けもできない輩がこういうことに口出しする。
あまつさえ、スマートグリッドそのものを理解しているふうに
のたまうまま放置されているのは実に嘆かわしい。

さて、スマートグリッドとは机上の空論
とまでいうとお叱りを受けると思うが採用には反対です。
理論的にはうまく稼動しているときはステキな仕組みです。

電力消費状況を細かく計測し
発電側は太陽光や風力など変動の激しい物にも対応
利用者側にも利用制限設けつつ最適な配電を行うことで
大規模発電という無駄で危険なことをやめようという発想。

学究レベルではステキだし船舶だとかごく小さな村の単位であれば
おそらくうまく機能します。
しかし期待されるのは東京圏のような大規模で
大電力を消費する都市部への適用。

消費に対してもともと発電が出来ていない地域に導入しても
小規模でかつ消費に見合った発電ができるということが前提のシステムは
そもそも適用外であるというのが大きのですが
なによりも非常時の危険性が大きすぎるのが難点です。

amazonなどのクラウドが障害を起こしましたが
その原因は丁度スマートグリッドの根幹と同じ部分です。
うまく道斎しているときは安全性も保たれ多重にバックアップが取れ
システムリソースを最適に活用できてリーズナブルで
スケーラブルな最適なシステム構造です。

しかし、一旦どこかが過負荷に陥ってしまうと
連鎖反応的に次々に仕組み的に負荷が集中し
ドミノ倒しのように、一気にシステムが崩壊します。
そして復旧をはかろうにも自動的に復旧した箇所に
負荷が集中するためまた倒れてしまいます。

電力でこれが起きると、送電線はデジタルデーターのように
輻輳して終わりではなく大電流が流れると最悪ケーブル自体が
燃えて溶け落ちてしまいます。
そうでなければブレーカーが落ちてしまい自動的には
復旧できなくなる。

復旧始めるとそこに負荷が集中しまた落ちる。

延々これが続くのですが、回避するにはシステムを
再設計して、その仕組を投入するしか無い。

amazonやみずほ銀行は大規模とはいえ
データーセンターも限られシステム規模も一定範囲に
収まっているので全体を停止し、徐々に切り分けて
復旧させることができました。

東京圏全体をスマートグリッド化してしまうと
その面積も規模も巨大すぎてシステムが暴走したとき
人力で停止や切り分けができない規模です。

メリットよりもデメリットが大きすぎる。

自然エネルギーの活用には国土の狭さを理由に無理という人が
スマートグリッドはできるというのは技術を理解出来ないから。
スマートグリッドは国土が広大で消費地の中に発電システムを
適量混在できて初めて有効なシステム。

もちろんスマートグリッドを研究する学者や
商品化を考える企業は良い面を強調するわけですが
日本の特性に会っていないものを無理に取り込んでも
大規模で修復できない脆弱性を持ち込むだけで
電力機器の解決策としては実効性を持ちません。

たとえば、100戸入居しているマンションが10棟建築されている
ベイエリアのようなところで発電所がそこになければ
1,000戸の家庭について消費電力の制限はできても
供給側がそもそもそこにないのであまり意味がありません。
やるなら今それこそ言われているように
契約電力を下げてしまうほうが現実的です。

そのうえで、もう何十年も前から発想としてある
家全体のネットワーク化をすれば十分です。
一度に使える電力(上限)を設定し
電気を消費する電気きごとに優先順位をこまかく
相互関係も含めて設定する。
それに応じて電源を制御すればいい。

家電関係の展示会では20数年も前からホームエレクトロニクスとして
夢の住宅的な未来の住環境として考えれてきたシステムです。
それは実現可能でやっていないだけ。
共通仕様さえ作ればパソコンでもスマートフォンでも
制御できてしまいます。

細かく制御がする必要が有るのは
風呂を使うときはそこの照明も暖房も優先する必要がある。
風呂を使っているときにシャワーが使えなくなっては困る。
代わりに他に人がいないならテレビは切ってもいい。
エアコンも切ってもいい。
しかしビデオは予約があれば切っては困るかもしれない。
家庭ごとのライフスタイルと人数により細かく制御が必要で
それは取りも直さず、とても重要で漏れては困る個人情報になります。
今誰が風呂に入っているといった情報
公開されて嬉しい人はいないでしょう。

全体でコントロールする必要もなければ、コントロールするための情報を
一元管理しようというのも個人情報収集という誤った方向性です。

取りも直さず必要でなく、家庭内に閉じてやればいいだけで
すぐにも実現できるレベルというのが大切です。


そして代わりに必要なのが2つ

ひとつは100Vから220~240Vへの電源電圧の昇圧。
配線が細くて済み動など貴重な資源を無駄にしなくて住みます。
それ以上に問題なのがほぼ日本だけが100Vとということ。
他国はほとんど220~240Vを家庭で使用しています。
家電製品は基本子の電圧で設計され生産されています。

日本だけ特殊仕様で設計変更と部品の変更が必要。
これは輸出入共に大きなマイナスです。

※戦前戦後の日本には国策として必要だったかもしれません。
欧米先進国の家電がそのまま使えては、国内の産業を育成できない。
国内の産業育成作(保護政策)として、海外製品を使えなくする。
これは、英断とはいえませんが、合理的でないとも言えません。
おそらく当時は夢は別にして欧米諸国並に肩を並べる時代は
想像することもできなかったから良かったのでしょう。
輸出は不利でも、日本国内で使われる製品では劣悪すぎて売れないので
輸出用は専用に設計し生産されましたから電圧の違いは
それほど大きな問題ではなかった。

今では国内メーカーだけ、国内向けと輸出用に全く異なる家電を
生産しなくてはならないという大きな負担を抱えています。
海外の家電が今もあまり国内で売れていないのは
戦前戦後の保護政策のおかげで、電圧が非関税障壁として
立ちはだかっているおかげです。

しかしこれでは、輸入品を安く使うこともできないし
輸出するにも不利とこれからの世界で生きていくには
むしろ負の遺産となってしまっています。

※アメリカなど一部地域では100Vも使えるところが稀にあります。
併用されていますが基本は200V以上です。

日本でも深夜電力温水器など本格的に電力を使うものや
工場などのモーターは当初から200Vやそれ以上の電圧になっています。

安全性を云々する方もいますが日本以外各国で
普通に家庭用に使われていて特に問題はありません。
また、感電すれば100Vでも200Vでも大差ありませんし
漏電の危険性なども同じです。
むしろ同じ仕事量をこなすには電流値が二倍以上になるため
電線が加熱して低圧のほうが危険性はずっと高まります。

スマートグリッドといった他国の夢を追いかけるより
まずは電圧や周波数を世界標準にあわせ一本化するのが先決です。




低電圧直流が欲しい
というのは220Vで給電しろというのと矛盾しているように一見見えます。
しかし全く別のお話です。
また長距離送電を直流に変えろというのとも全く別のお話です。

松下幸之助さんが、二股コンセントを作り大ヒットさせた頃は
家電といえば100Vの電灯線をそのままつかうものでした。

さて、100年近くたった今はというと、100Vで使われる家電は
実は数量的には少数派です。
見かけ上は100Vのコンセントに刺して使っていますが
電源が付いていて低い電圧の直流に変えて供給するものが多く
携帯電話やスマートフォン、家庭用の電話機など多くの家電がそうです。
また、パソコン始め多くの電気機器は、内部に電源装置を持っていて
100Vの交流から直流の12Vや5Vに変えて使っています。

とても無駄な変換ということをあちこちで行い
これがいわゆる待機電力の消費のもとでもあります。
はじめから直流の12Vや5Vで救急されれば変換ロスもなくなるし
待機電力もほとんど発生しなくなります。

※待機電力の多くは電源装置の先、直流部分だけをスイッチで
切っていることにより消費されてしまいます。
なにも使わなくても直流の低い電圧に変換するための
コイルなどがあり、ここで電気が熱に変わっています。
ほんとうに必要な待機電力というのは極々一部です。


やって欲しいのは電柱のトランスで100Vに変換していますが、
そのトランス部分で100Vではなく220Vなどで供給するのと
直流に一括で変換して各家庭に供給することです。
変換ロスが大幅に減ります。

※実際の例
電力を大量に消費するサーバーをター漁に使うデーターセンター
というものがあります。
100Vまたは220Vでサーバーに電力を供給して内部で直流の12Vや5Vに
変換していますが電力ロスが大きいため
先進的な企業では、一括で直流に変えサーバーでは
変換済みの直流電力を受けています。

サバーが小型化でき発熱も小さくなりサーバーシステム全体の
効率も非常にあがり故障率も下がります。



※じつは200Vは使われている
東電の一部と関西電力ではかなり200Vが使われています
たとえば、オール電化と言われる仕組みでは原則200Vと
100Vの両方が供給されています。
200Vは2系統あり深夜(深深夜)電力と通常の電灯線電力
200Vはガスレンジの代わりの電磁調理器やエアコンなどに
使用されています。

エアコンは200V用は少ないので多くは100V

ならばすぐに転換できそうですが供給方法に難があり
一気にこの単三(単相3線式)式を普及するのは危険で
おすすめできる方法ではありません。

基本的に100Vが2系統に分かれてしまい、両系統で
消費する電力がバランスしていないとまずい。
また、100V機器は常時中性線欠損による200V印加の
危険性を負うことになるります。


今どうなっているか確認しきれていませんが電気設備技術基準では
屋内電路での電圧は150V以下と事実上100Vに固定しているので
法律の改正なども必要です。
また単三という安直な方式ではなく100Vも併用するなら
それぞれ別系統で引くべきでしょう。

100Vと200Vが混在すると危ないと感じるかもしれませんが
日本国内の基準でも海外でもコンセントもプラグも
100Vと200Vでは違うのでの取り違える事故の心配はありません。

※実際には使える電流によっても形状がさらに変わります。
※工事ミスによるトラブルは過去経験があるので混在は
安全性を守る上ではいいとは言い切れません。
100Vは廃止が望ましいでしょう。

話は変わってしまいますが、日本だけ100Vだからなのか
アース線が必須になっていません。
諸外国ではプラグにアースが付いていて安全に電気器具を使えます。
日本では漏電遮断器に頼っているようですが
これも湿度の高い日本では改めて欲しいものです。







スマートグリッドは日本に向いてないよというだけで、
技術としてはひとつの方向性だとは思います。

自然エネルギーを導入する上でスマートグリッドと蓄電池が
必須のように言われることがありますが刷り込みに近いでしょう。
発電が不安定であったり夜間発電できなかったりする。
だから消費側を抑制しようとかバッテリーに貯めようとか。
ある意味安直な発想であって絶対ではありません。

たとえば揚力発電では夜間の電力を使い水を高いところへと
ポンプで持ち上げ、その水を落下せることでタービンを回し
発電しています。
いわば電力を位置エネルギーに変えて保存しているわけです。

太陽光発電も風力発電も潮汐発電も・・・
発電に使える動力部分が自然現象であり不安定です。
それを安定的に使うというのが無理な話。
ならば、一旦形を変えて利用し直せばいい。

揚力発電のようなことでもいいでしょう。
別に持ち上げるだけではなくてスプリングのようなものを
押し縮めてもいいでしょう。
水は比重が1しか無いので、位置エネルギーとして使うには
効率が悪い(保管する体積が莫大になる)
コストないしは盗難の危険性を無視すれば金とプラチナを使うと
比重がおよそ20になるので体積は1/20ですみます。
熱して溶かしたくなるところですが、それでは危険なので
微粒子にして少量の潤滑材ととともにつかえば
流動性を得られます。

熱エネルギーに変えて蓄える方法も危険性が残りますが
不可能ではありません。冷暖房など一番エネルギーを
消費する部分は蓄熱方式の冷暖房に変えると
発電側が不安定でもなんとかなります。

電気として直接使う部分を優先し、余った部分を
熱エネルギーとして保管、あるいは放熱に使う。
そちらは少々タフな設計にして頻繁に電源出力がが変動しても
耐えられる構造を開発する。


また、そんな無理をしなくとも水を電気分解し
燃料電池を使うという方法もありでしょう。
(水素爆発の危険性はつきまといますが以前から
利用の推進が図られています)

また、LPGの利用方法もなぜか燃やしてタービンで発電するという
電力会社が好む方式が当然のように言われていますが
ガス会社では家庭向けにエネファームという
LPGから直接発電する装置を販売しています。
大規模な装置を作り、70度前後のお湯の活用方法を開発すれば
スマートグリッドに向いた発電も可能になるかもしれません。

たとえば、道路や鉄道の高架下の大半は高度に利用されていません。
ズラッとその下にSOFCを組み込めば案外すぐにも原発どころか
数年で火力発電まで停止できるかもしれません。
CO2はほとんど発生しないので魅力的な仕組みです。

SOFCだと高価で希少な触媒を使わなくても済むので
量産も容易なようです。
京セラで開発済みでことし家庭向けに完成品が販売開始。

75℃前後のお湯を、そのままお湯としてではなく
発電用エネルギーや動力源とする技術を開発すると
一気に実用化が現実的になります。

75度もあると冷蔵庫の冷却部分などの構造を応用すると
ポンプが回せるので発電はできそうです。
パワーが小さくとも直流の12Vや5Vつくるなら十分すぎます。

SOFCで発電すればスマートグリッドの導入もありかもしれません。


東京の水道は大丈夫か!?

ライブドアーのニュースを見ていてふと心配になった。

関連記事;
東京都の水道水は放射線物質「不検出」続く-浄化工程が効果発揮か?浄化過程の土から放射性物質検出

物事を良い方向で受け止める
ということは、多くの場合大切な処世術であり
自分自身も周囲もしあわせにできる。

とはいっても、それは平時の話。
危急の時、それでは自分の命ばかりか
家族やそれ以上のものを危険にさらしかねない。

ツイッターで多くの人をフォローさせていただき
一部の人についてはリストを作り細かくTLを追っています。

そのなかには東京都副知事さんもはいっています。
彼の発言を見ていると次のような事実がわかります。

検出できない=不検出
そして犬種に使う時間を調整している

どういうことかというと
放射能が強烈であれば即座にガイガーカウンターで
計測できます。
しかし、そのような水を飲むことはできません。

放射能が少なくなってくると計測が難しくなります。

なぜならば、少ない放射線を確実に捉えなくてはならないから。

それはとても難しいことです。

代表的な例は日本の天才、ノーベル賞を受賞されたもとに
カミオカンデというものすごい装置があります。
これもまた世界に誇る浜松ホトニクスという会社が製造する
たった一個の放射線が水の原子と衝突し発生する
曲美の光を捉え増幅して信号として伝える装置。
何十トンもの超純水を蓄えた地底のタンクに
専用の受光器を一面に貼り付けてあります。

それでさえ計測できるのは極稀。

同様に、数ベクレルとか数十ベクレルというのは
1リットルの水の中で数個から数十個の原子核が
1時間に核分裂して崩壊する個数です。
とても少ない数で計測するのが難しい。

強い放射線なら計測器を当ててすぐに放射線を検知できます。
1時間に10個(10ベクレル)だとすると
6分に1つしか分裂しません。
つまり6分待ってたった一回の放射線出力です。
それを検知しそこねれば終わり。

どの方向に飛ぶかわからない放射線を
1リットルの水のかなで経った一つとらえる。
そうそう簡単なことではなりません。

ではどうするか。

数時間かけて計測します。
たとえば、仮にですが10時間かければ
10ベクレルでも100回分裂しますから
計測できる確率が上がります。

飲んでいいかどうかの国際基準は1ベクレルから0.5ベクレル。
1時間で1から0.5個しか崩壊しませんから計測には
十分な時間がないとうまくいきません。

このようなことを十二分に把握した上で
1時間とか2時間とか計測する時間を決めてしまい
その間の測定値を用いる。

すると、数ベクレルや数十ベクレルとかでは
計測できないので未検出となる。
さすがにそのあたりはごましきってはいなくて
正直にゼロとかではなく、未検出といっています。

未検出が続くと計測時間を伸ばすらしいです。
過去のツイートではそうでした。


では記事にある土はどうかというと
当然濾過していますから、家庭での水道濾過に
注意を喚起したように、そのフィルター部分には
放射能が濃縮されます。

濃縮されているのでガイガーカウンターのような
瞬間値を測る装置でさえもすぐに計測できます。


ただ記事のニュースソースが正しければ
フィルター部分の放射能も減っているようです。

過去の東京都水道関連のニュースでは
どのタイミングなのか不明でなんとも言えませんが
高度処理に使う活性炭の大量投入を行っています。
通常は最終工程の一つ前でしょうが
この処理を前段階で行っていると
フィルター相当の泥の部分には
放射能は堆積しない(活性炭が先に吸着する)
という結果になります。

空中放射線も含め真実を知らせないような計測が続くため
疑心暗鬼になってしまいます。

実際にどの程度危険なのか、全く未知数になっています。
事実として判明しているのは関東在住の方複数の母乳から
比較的多量の放射能が検出されたことだけです。

不必要に怯えるのは危険を増やすばかりです。
かといって短期毒性を問題にしていればいい時期は
すでに過ぎ去り、長期毒性を本格的に気にしなければならない
放射能汚染が始まってから3ヶ月目を迎えています。

統計的トリックを使ったりしない
真摯な態度での計測を行い公開して欲しい。
今計測していないと、あとからの対処がますます
困難になっていきます。




隠しても仕方ないので
最近は外出時できるだけミネラルウオーターを
持参するようにしています。

千代田区周辺、自宅もオフィスもその中に入りますが
政治家さん始め経済界の重鎮の皆さんも多いので
まあまあ安全に配慮されているだろうと
普通に水道を使うようにしています。

それ以外では心もとないので自衛策として
4月中旬からミネラルウオーターへと切り替えました。
持参するのはそこまで危険ではないと想いますが
ボトリングしたときは大丈夫でも
薬物と異なり放射線はどこにでも侵入するから。
ガンマ線を受けた水が放射化するには、
そう投稿濃度の放射能が必要で
これは過剰反応だと自覚しています。
どちらかというと、自販機で定価で買うより
安く買えるのでそれを持っていくというのが正解かな。

もう少し怪しくなったら中国のように
飲用や調理用は専用の水屋から買うようになりそうです。
江戸時代に逆戻りかな。

冷温水タイプの給水サーバーは利用は慎重に。
比較的そちらの分野に詳しいものとしては
洗浄機構のない給水サーバーの利用は
かえって健康を害しそうでおすすめできません。
ミネラルウオーターには塩素も他の殺菌剤も
入っていませんから雑菌の繁殖を止められません。

中国のスイカ爆弾はおかしすぎるけれど人事ではないのかもしれない

ライブドアニュースが好きでよく見ます。
最近中国のニュースを扱ったブログがよく登場。
なんと畑のスイカがバンバン音を立てて爆発しているという。

まるで、ホウセンカの実のように破裂するらしい。

原因は分かっていてスイカを甘く大きくするというクスリのせい。
撒いてすぐ翌朝には効果が出たというから
中国製にしては看板に偽りなし。




爆発させてはもともこうもないし
そこまで効果のあるものを売るのかとも疑問になる
より大きくしようと、あるいは、そもそも処方などきにかけず
どばっとまいたというオチではないだろうか。

関連記事;
今度はスイカ爆裂!?中国 西瓜爆炸
写真が掲載されていて思わず笑ってしまいます

ところで、豚肉を牛肉に変えるクスリとか
ダンボール製の肉まん(これはつくり話ともいう)
下水から油を採取して食用として売っているなど
怖い話には枚挙にいとまがない中国

ついこないだまで、笑ってみていた
あるいは馬鹿にしている人も多いのではないでしょうか
翻って、日本では政府が主導して人類の手には負えない
数万年~数百万年も隔離するという生命にはとても
無理そうな放射性廃棄物の山を築くという
もっと大胆でお馬鹿な事を半世紀も続けてきた。


失敗続き、危険過ぎる中国のクスリですが
種なしぶどうはじめ、多くの商品化された作物が
薬品の力を借りあるいは人為的な交配で
創りだされ重用されています。

そのうち、おバカな話ではない
食糧危機を救うような発明が中国から
飛び出してこないとは言い切れません。

どちらがおろかなのか
その危険性の大きさや
後始末できるできない
そもそも主犯が誰と言う事を考えると
いつのまにか経済だけではなくて
いろいろなことにおいて、すでに
抜き去られているのかもしれません。

日本期待の太陽光発電も
圧倒的にビジネスでは中国に置いて行かれました。

太陽光パネルだけを単体で売る日本に対して
中国では携帯電話などの電波塔と共に
システムとして売り込んで工事まで受注する。
パネルの売上も大きいですが
ビジネスの規模ははるかに大きく
さらに通信システムまで抑えてしまいますから
これから先、ますます商売で差をつけられそうです。




2011年5月16日月曜日

何故か語られない急性毒性と長期毒性の違い

無用に恐怖心を煽るだけに終わりかねませんので
わたくしも書かずに来たのですが放射能が垂れ流され続け
すでに2ヶ月以上が経過してしまいました。

その間、重要なのにあえて語られない
あるいは、あえて無視され続けてきたのが
急性毒性と長期毒性の違いです。

たとえば、発ガン物質として有名なのが
石炭からできてしまうコールタール。
強い発がん性があり扱い続けると
ガンが発生する可能性が極めて高い。

ところで、では一回コールタールに触ったら
それで終わりでしょうか。
コールタールに誤って落ちたら即死
あるいは確実に癌になるでしょうか。

コールタールを長期間薄めたとしても
皮膚に塗り続けると簡単にがんにできます。
しかし、溺れ死んでしまわない限り
一回や二回、コールタールに使ったとしても
よく洗い流せば心配無用です。

毒にはいくつかの性質があり
ひとつは致死量と言われる50%以上が
摂取すると死ぬ量です。
もうひとつがコールタールのような
長期の毒性です。

大震災で問題となっているアスベストも
長期間吸い込み続けるのが問題です。
※肺に入り込むとそのまま残るので
短時間でも健康被害が懸念されます。


さて、放射能について言われていることは
ほとんどが短期の毒性を長期の毒性と
あえて混同して使われているのが問題です。

たとえば飛行機に乗る
たとえば医療用放射線を浴びる
知っているくせに専門家や擁護派の評論家は
意識して避けられるかどうかという
わざわざミスリードして問題をごまかします。

飛行機で何十年も飛び続けるのは無理です。
24時間飛び続けると話題になるでしょう。
一番長時間飛ぶ可能性があるのは
第三次世界大戦勃発時のアメリカ大統領
専用機に乗り空中給油受けながら
作戦指揮する可能性があります。

逆に言えば一般の人が30時間も飛び続けることは
滅多にありません。

また医療用放射線にいたっては瞬間です。

コールタールの例のようにあまり問題にする必要がない。
注意しなくてはならないのは急性の毒性で
こちらは数シーベルト一気に浴びるとどうなる
といったべらぼうな放射線の量が問題になります。


ではなにを問題視するべきなのか。
それは非常に薄めたコールタールも
長期間皮膚に塗り続けると簡単に癌になる。
例えば半年分を濃度を濃くして一回だけ塗り
洗い落としたとしたらまず問題がない。
つまり長期毒性とは
時間あたりの量×期間でもとめらる総量を
瞬間的・短時間で受ける急性毒性の量と
比較することはできないということです。

瞬間になら問題にならない量を
タップリと薄めて長期間与え続けると
とても大きな確率で障害が発生する。

放射線の害を発がん性だけだと
歪めて伝える人もいるので
あえて発ガン物質であるコールタールを例にしました。

つまり1時間とか一日とか数日とか
短期間に受けるなら急性毒性が問題で
その量は放射線の場合も割に大きいらしい。
100ミリシーベルトを短時間で被爆しても
専門医でも影響が発見できないそうです。


ただそれを薄めて長期間浴び続ける
コールタールの発がんテストのようなことを
やっているのかというとはっきりしません。
少なくとも世界的な基準では
今の日本が採用しているような異常に
高い放射能を認めていません。

認めているのは急性毒性に関してです。
つまり短期間やむなく浴びるならこの程度まで
という基準がありますが、それを食べ続ける食料や
生活する土地、子どもの学校などにまで
分かりにくいからとまるで大丈夫なように
急性毒性基準を長期毒性基準のように
すり替えてしまっているのが大きすぎる問題です。

参与の方が泣きながら辞任会見されていましたが
その言葉を否定するために政府関係者の方々や
評論家の方々は彼が作業者の上限について
250ミリシーベルトではなく国際基準の
500ミリシーベルト(あるいは1,000ミリシーベルトとも)を
主張したから信用できないと言われますが
辞任するほどショックを受けているのは長期毒性について。

短期毒性については逆に低ければ低いほどいいに決まっていますが
では毒としての影響がどこで現れるかというとき
国際的な期間で検討重ねた結果がもともと
500ミリシーベルトだから作業しにくくなるような
学問的にも医学的にも根拠のない低い数値を使うのは
間違っていると指摘しているだけで
長期毒性と短期毒性を分けて考えれば矛盾ありません。

福島で放出している大量の放射能が神奈川県の静岡県より
300キロメートル近くも離れた場所の
お茶という放射能を吸い込みにくい農産物から
500ベクレル以上も検出されてしまいました。
500ベクレルという数値も短期毒性に過ぎません。
水道水の100ミリベクレルなども同様短期毒性です。

長期毒性を本格的に考えなくてはいけない
2ヶ月を過ぎてしまった現在では
恐怖心を煽るのはいけないという
人間を信用しないだけの話のために
現実を直視する事実を伏せるのは間違っています。


ひとは、どのような刺激にも長期間続くと慣れてしまいます。
放射能汚染についても、常時福島第一原子力発電所の原子炉から
大量に放射能を含んだ水蒸気が待機に直接放出され
はるかに高濃度の汚染水が地下水をおそらく汚染し
海洋汚染を悪化させ続けていますが
原子炉が爆発するといった新たな大事件がおきるまで
なんとなくなれて感じなくなりつつあります。

急性毒性はすぐに分かるので危険性を感知できますが
長期毒性はコールタールの例ならぬられるものが
濃ければむずがゆかったりで気づけるでしょうが
十分薄められてしまうと感じ取ることができないまま
一定期間以上継続すると癌になってしまいます。
急性毒性と違い瞬間的に付着するのではないので
洗い流すといった行為もあまり効果を発揮できません。
(洗い流してもまた付着するから)


長期の毒性は何ヶ月、何年、何十年と
時間を置かないと発現しません。
しかも因果関係を突き止めるのが難しいです。

今では常識のコールタールの毒性も
長期毒性であったために発見が遅れました。
この7~8年社会問題化してきている
アスベストの毒性も認められるまでには
とても長い期間と多くの訴訟を必要としました。
それまでアスベストは大変安全で優秀な
建築や工業分野の重要な資材でした。
素手で触ってもチクチクする程度で
とりたててなにも起きません。
呼吸して肺に入りそれが長期間そのまま残り
徐々に人体を犯していきます。

水蒸気の発生や汚染水の海洋汚染を
3ヶ月も止められないの事故発生時点で
かなり悪い方のシナリオでした。
つぎつぎ後手に回り、毎回最悪手を選ぶ感のある
事故対策では長期毒性の危険に対し
真剣に向き合い検討を加えませんと
手遅れになりかねません。
とはいえ、数日が致命傷になる話でもありません。

日本以外で基準について再検討し
主権など気にかけず人道的な立場から
勧告をしてくれることを祈るばかりです。

2011年5月15日日曜日

Bloggerログイン失敗bx-u67was

回復したはずのBlogger
なぜかいまログイン出来ませんでした
ログイン画面でIDとパスワード入力すると次のerror文言
申し訳ありませんが、リクエストを処理できませんでした。
このエラーを Blogger サポートまたは Blogger ヘルプ グループにご報告いただく場合、

このエラーが表示された場合は、どのような操作を行ったか説明してください。
以下のエラー コードと追加情報を入力してください。
bX-u67was
詳細情報
blogID: 1567351431757-----
host: www.blogger.com
postID: 76168100234----------
uri: /publish-confirmation.g
この情報は問題を解決するのに役立ちます。 ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
※一分伏せ文字にしました。


という表示でヘルプ検索しても同じような質問があるだけ。


一時的なエラーぽいので、ログインをもう一度試みると
すんなり入れました。
すでにログインできた状態になっていて
こうして記事を書いています。

一時的なエラーと判断した理由は
致命的な障害ならばレスが続くはず。
検索してみても数件しかヒットせず
うち一件はスペイン語ぽいですが
一時的エラーのようなレスが付いていました。

とりあえずbx-u67wasとエラーが出たら
Bloggerのログイン画面にアクセスしてみてください。






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2011年5月14日土曜日

曖昧さがごまかしを呼ぶメルトダウン

メルトダウンというとドーベルマンがそうであるように、チャイナシンドロームのおかげでイメージだけが先行しています。

しかし、それを逆手に取った詭弁が目たつのが残念です。

一般的につかっのは次の二つ
一つめが、チャイナシンドロームのような、原子炉の建物まで突き抜けウランやプルトニウムが大地に流れ出す。

福島第一原発の一号炉は、この可能性はありますが一歩手前で止まっていることを期待されています。

二つ目が、炉心をとかしてつきぬけてしまった状態
東電が2ヶ月もってから認めたのがこれ
映画エイリアンの体液のようにどこまでも溶かしていくかもしれないし、運良く水が貯まった所がありその底で一部底を溶かしたところで止まっている。
いまは、それが金属の容器かトンクリート製の建屋ではないかという期待をしているわけです

欺瞞とは、燃料棒が溶けたらメルトダウンだと、すなわちはじめからわかっていたとの強弁ですが、誰の目にもごまかしなのはバレバレでそこまでみっともない言い訳しない方が良いでしょうに。

今回東電が認めたメルトダウンは、3.13爆発のときNHK科学文化部の解説員がテレビ報道の中で指摘し、以後干されてしまった事件でもあります。



昨日アップできなかった記事です

GALAXYtabより

2011年5月13日金曜日

土壌の放射能汚染と農業の回復策

土壌の放射能汚染が深刻化しています。
福島第一原子力発電所から300キロメートルも離れた
神奈川県で放射能を吸収しにくいと言われる
お茶の葉から570ベクレルの放射能を検出
しかも半減期の短い放射性ヨウ素ではなく
放射性セシウムだったことはショックです。

NHKの報道では地下水汚染にはなりにくい。
なぜならば、粘土質の土壌では土と強く結びついて
水で流れなくなるから。

これはとても悲しい情報です。
一般の土地は火山灰や砂が多いのが日本の特徴です。
関東平野は関東ローム層と呼ばれる富士山の火山灰で覆われている。
粘土質など殆どありません。

しかし、農地は別で長年端正込めて手入れして
保水性の良い粘土質の土壌になっています。
なので、都市部では地下水がセシウムで汚染され
農地にはセシウムがしっかり定着して
半減するのに30年ですから90年、180年とまたないと
作物を安心して作れなくなってしまう。

ここまでは起きてしまった事故による現実です。

ではどうするのか。

土の上下を入れ替えるといった子供だましは無理です。
農地は必要な深さまでたがやかされています。
入れ替えて深い土に代えたら作物は育たない。
放射能だけがいつまでも残ってしまう。

表土を取り去るのが良かったのですが
2ヶ月も放置してしまいましし事実上梅雨が始まっていて
雨水で染みこんでしまいますから表面だけ削るという方法は
手遅れになりました。


※農地ではなく宅地などなら5~10cmくらい
表土を捨てれば住むかもしれません。
地盤が沈下しているので削る倍以上盛土が必要
困ったことに盛り土した地域は自身の被害が
甚大ということが東日本大震災でわかっていますので
若干対応が難しくなっています。

以前住んでいた川口の一部では基礎を高くつくり
浸水に備えていましたがそういう工法を
発展させることになるのかもしれません。



では、解決策は
農業の後継者不足や小規模農地といった問題も含め
汚染地域の利用方法を変えるしか無いでしょう。
一番大切な土が汚染されてしまったこともあり
コンクリートの建物を作り外気と遮断し
換気は十分なフィルターを通す。

水耕栽培に変え、水ももちろんフィルターを通す。
日本の河川は急峻なので放射能は海まで
早く流れていくでしょうから長期間必要なのは
空気のフィルター程度でしょう。

屋上は太陽光発電パネルで覆う。
風力発電機も設置する。

LED照明による水耕栽培にすることで
多くの野菜を短期間で育成でき何毛作もできますから
イニシャルコストはかかってもそれさえまかなえれば
売上で返却可能。

露地栽培やビニールハウスと異なり
天候に左右されにくく安定した出荷が可能で
農家にも消費者にも好ましい状態になります。


農業の順工業化と自然エネルギー発電を同時にすることで
多くの問題を同時に解決できます。









玉川大学農学部の渡辺博之教授の研究されるLED照明を使った
水耕栽培はLEDを水冷することで照度と耐久性をアップし
また光の周波数(色)を最適化することで生育を早め
味を良くし、かつ有効成分を変化させることもできる。

技術を無意味に海外に頼って失敗を重ねていますが
必要とされている技術はほとんどが国産のほうが進んでいます。
ただ舶来崇拝が残っているようで外国産だと安心し
国産だと実績を求める。
原発事故のように世界的にも例のないことで
実績などあるはずありませんから、技術を正しく評価する
能力が求められています。



まとめると

  • 汚染土壌の処理は諦める(時間の解決を待つ)
  • 十分な厚さの鉄筋コンクリートの密閉工場を建設する
  • 換気は十分なフィルターを通す(1号炉でも使われましたね)
  • 水耕栽培とLEDを照明で生育する
  • 建物屋上は太陽パネルを設置する
  • 風力発電装置を設置する

多少の雨や無風が続いても発電がゼロにはなりません。
人間の生産活動には発電が不安定では困りますが
植物の栽培には若干効率が落ちるだけで問題ありません。
つまり自然エネルギーで十分なわけです。
自然エネルギーのマイナス面ばかり強調する学者や
評論家が目立ちますが用途が間違っているだけ。
火力などを都市部に回し農村部は植物栽培工場に変え
自然エネルギー(太陽光発電、風力発電など)を
エネルギー源にLED照明で水耕栽培すれば
マイナス面は相互に相殺できすぐ実用化できます。

日本だけで資金が足りなければ海外にも出資を
求めればよいでしょうが、税金や消費税は
道路や高速鉄道をこれ以上つくるよりも
こうしたものに使うほうが生き金になります。

2011年5月12日木曜日

神奈川県のお茶から570ベクレルの放射能

昨夜のニュースでショックだったのが南足柄郡のお茶から570ベクレルもの放射能検出というニュース。
とても控えめに分かりにくく報道されていた印象があります。

南足柄郡でなぜ発見されたか。
これが一番大切なところ。
東京でさえまともな農水産物についての放射能検査はしていない。
まして神奈川県です。

事故を起こした原子炉から300キロメートルも離れています。

ということで、安全とされ検査もしてもらえない。

風評被害を恐れた農家が自主検査。
ところが、運の悪いことに基準値を超えていた。
風評被害ではなく、問題になった野菜と違い
根から(土から)放射能を吸収しにくく
影響が出ないと無視されていたお茶から放射能が検出されてしまった。

気の毒なことに出荷自粛(自粛ってずるいですね)と
自主回収(自分で回収しろって)という指示になった。

海外では日本からの輸入品について放射能汚染の危険性から
検査を求めていますが風評被害だと日本では政府も
マスコミも諸外国をなぜか非難してきた。
狂牛病など日本ではアメリカの牛肉を一斉に禁止
輸入には全品検査を求めてまだ日も浅いのに。

そして検査はというと一部の地域で抜き取り検査を
二週間とか一週間に一回やるだけ。

たまたま自主検査してくれ発見されたものの
模試結果を隠蔽しようと思えばできないわけでもなく
この農家の方には感謝しなくてはいけない。


原子炉も穴が開いてダダ漏れ状態であることを
二ヶ月たって認めたけれど給水量からして
容易に想定できる話の上
爆発直後から指摘され続けた障害状況

日本人らしいといえばらしいのだけれども
同じことを続けて追求することができない
多くの人がもう収束し解決したかのような
気分に浸っているようですが
実際には問題を正面から見つめないことで
核心をつかむことができないまま二ヶ月
表面的なことしかしてきていません。

いまになって、建屋そのものを水槽にするという
はじめから考えてよかったことを言い出しましたが
建屋の密閉性さえ未チェックのためそれもできない
放射能汚染された水が膨大な量流出し続け
昨日も新たな高濃度汚染水の海洋汚染を発見していますが
大量の水漏れが続いている中、水槽化は無理です。

問題の本質、どこまで壊れているかを明確にする
という基本に立ち返り調査を優先し
冷却担当とはとは異なる人材を当てていかないと
何時まで経っても堂々巡りが続きます。

そして梅雨の季節が来ました。
20メートル上空といった空の検査ばかりのため
地表面の放射能汚染が分かっていません。
地表はあえて計測せずに土の中(地下)の汚染だけを
計測してきたので、地表の放射能量は不明。
それが雨で流され、風では予測でいない地域
すなわち下流域や地下水脈がつながる地域へ
放射能汚染を広げ食べられる作物が水産物が
無くなる可能性があります。

政府や都知事・副知事が安全と言われているのは
放射能事故にさいして非難する間の数日から数週間
やむなく被爆しても仕方が無いと諦めざるをえない数値
一年間もその数値にさらされてOKとは国際機関は
まったくそのような指標を示してはいません。


ところで話を戻し300キロメートル離れたお茶畑で
木ノ葉であるお茶、それも新芽部分から
570ベクレルもの放射能が検出され
大量に出て比較的短い間に無害化する放射性ヨウ素ではなく
放射性セシウムという長期間危険な放射能だというのは
実にショッキングで悲しいことです。

30年経っても570ベクレルは275ベクレルにしか減りません。
30年間もこれほど大量の放射能を摂取し続けた例は
これが世界初になりそうです。

飲み水、食べ物がなくなると副知事が反対しようとも
食べ続けて誰もいなくなってしまうよりも
本当に食料としていいのかどうかを全品抜き取りではなく
計測していかないと日本にいる人の生命の安全を
保証できない状態になってしまいます。

一生に使うティッシュペーパー16万km地球を一周してお釣りが来ます

たまたまシルシルミシルという番組がかかっていました。
何気なく見たらジャイアンシチュー
見てるだけで胃がしくしくしてきました。

そして次がトイレットペーパー
手に巻きつけて使うというので気になってみてしまいました。


ほんとうにトイレットペーパーって手に巻きつけるんですね。
そういえば。子供の頃にはちり紙という四角にカットされた
紙が積みあげてあったのですが
トイレットペーパーに変わったときに使い方は習わなかった。
大田区は都内でも水洗化が遅かったんです。

大勢の協力を得てトイレットペーパーを一回どれくれらい使うか
実測しているのはなんとなくみていておもしろい。

そして結果発表
女性が一生の間につかう平均的なトイレットペーパーの量は
なんと16万キロと少々

男性も2万km以上使うそうです。
その昔トイレットペーパー騒動がありましたが
たしかに大量にいるんですね。

今回の震災でも東京でトイレットペーパーまでなくなりました。
人間て進歩しないな、というか変わんないなと
ひしひしと感じたものです。

救いだったのは小学生が男女ともに
使う量がとても少なかったこと
おとなの一割未満

今のおとなが最低なんだってことには
なりたくないもの

最近のサイズはとても小さいので紙では
いくら重ねてもあまり意味はありません
でも、適量はどれくらいなんでしょうね



トイレットペーパーの疑問といえばこれ
使ったあと畳むのか畳まないのか
これまた意見がわかれるんですよね