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2011年5月4日水曜日

NHKの変化が心強い

NHKなんて少しでも早く解体し、どうしても残したければ100%民営化して視聴料の徴収権など終了させれば良い。
いまでもその基本的な考えは変わりませんし、国民のカネで買い集めた設備などは国庫に返納してもらいたいものですが、それでも3.11東日本大震災以降のNHKの存在意義は大きかった。

なかでも「かぶん」という名でTwitterでも活動しているNHK科学文化部(かぶん)は、ものすごく有益な情報を発信し続けている。これまで継続して報道なるものを存在意義含めて批判的に扱い続けていますが、かぶんは期待される報道の姿にとても近い現実解だとうけとめています。

報道とは勝手に取材して好き勝手に垂れ流して終わり。
日本ではそれがスタンダードでそれ以外なし。
権力者やスポンサーにおもね、民意を見しリードすることに血眼の存在。

そんななかで、比較的公平に、むしろ日本人ならそうあるだろうという基準に沿って怒るべきところでは怒り、問題と感じる部分をそう指摘し、単に放送して終わるのではなくかぶんブログという形でネットに残し公開中(3.11まえからこのブログはかなり良い報道がされていました)。
そして書きっパで終わるのではなく、Twitterやメールを活用して直接視聴者の疑問や意見を聴き集め、丁寧にそれへの回答も行っている。Twitterでの発信は短期間なら誰でもできるけれど3.11以来休むことなく昼夜つづいていて、必ず朝までには、その日のまとめをツイートで知らせてくれる。

20人ほどの組織だそうだけれどTVとラジオと新聞と取材と解説と・・・
報道の全てをこんな小さな組織で、巨大組織の一部なのにやり続けている姿は、もっともっと多くの人に知ってもらいたい。

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民報でもまともに扱うのを避けているのに、全文を文字おこししてブログで公開。
ここまで出来る報道機関はみたことがない。
しかも、かなりキツイコメントまで、多くが掲載されていて公平性が保たれている。

どちらかというと、NHKってこんなことができてしまうのかと、急に誇らしくなってさえきたものです。
だって、海外の報道機関だってこんなにまっとうなのは見たことがないから。

そしてTwitterのやりとりもうまいです。
企業の広報担当の方には、かなり参考になるのではないでしょうか。

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