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2011年5月1日日曜日

公衆電源サービス実験espotには下火にならないで欲しい

昨年短期間の予定で始まった公衆電源サービスespotは、好評につき延長されまだ日比谷のステーション稼働中のよう。
原発事故さえ起こさなければ、今年度はespotが有料化され実用に供されるのではないかと期待していました。

espotとは、ちなみに公共電源サービスのことで公衆電話といっても、もはやそれでは例として通じない人が増えているかもしれませんが、公衆電話のようにAC100V電源を街中で自由に利用出来るサービスです。

携帯電話が一般化するまで電話は家庭に固定されているもので、家を一歩出ると電話を掛けることができませんでした。
そう、そんな時代もあったんですよ。
大変不便なので電電公社(いまのNTT)が各所に公衆電話なるものを設置していました。
コインを入れれば電話ができる(通話料金の高い遠隔地との通話には鍵を開けてもらうなどの措置が別途必要だったり不便でした)サービスで、なくてはならないものでした。

電気に関してはそんな公衆電話のようなモノさえなくて、自宅に帰らなくては充電できないしバッテリーを積んでいない電気機は屋外では使えない。例えばホットプレートを持って行っても外では全く使えません。

かなり不便ですが、それが当たり前となっているので仕方ない、当然と誰もが受け止めていました。

しかし不便です。

なによりネットブックに始まりスマートフォンなど電気を大量に消費する機器を自宅の外で使う機会が急激に増え、電源確保したいという欲求が強まっていました。
それへの回答の一つが公共電源サービスespotでした。

実験ということで無料で公開されました。
日比谷パティオで約一年前から始まった試験提供は東電の事業ですが自然エネルギー発電。
まるで今を予測してでもいたかのような事業です。

iPad2が登場し、ますます屋外での電源需要は高まりそうです。
発電所で作った電気を使うのには抵抗があるものの公共電源なら超小型の風力発電機や太陽パネルと充電池を使い充電が切れたら終わり的な自然エネルギーによる発電分だけを供給するというのお受け入れられそうですし、自然エネルギーの限界や制限、付き合い方を体験するという面でも効果的です。

そうしたスポットを量産するのもこれからは大切な公共事業のひとつになりそうです。

関連リンク:
espot (日比谷パティオ)






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