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2011年2月23日水曜日

記者クラブって偉いのだろうか

かねがね上杉隆さんの記者クラブ批判を見ていて、記者クラブってなんなんだろうという思いがつのります。
お上が下々に統制した情報を流す場
くらいのものと歴史的背景からも考えていました。

上杉隆さんの発言をおうと、いつの間にか逆転していて記者クラブ権益のようなものができあがっているようです。
取材したければ記者クラブに入っていなくてはいけない。
記者クラブに入れるのは戦前から営業していた会社だけ。
新規参入は原則無理。

規制に守られた業界特有のスタンス。

規制を守ることで不便はありつつも、絶対的に守られる。

商売にはそういう事があってもいいかもしれないとは思います。
何でもかんでも熾烈な競争を続けなくとも、規制をうまく使って安定したビジネスを営むというのは、ちょっと賢い手法ではあります。

ただ、報道といった瞬間そんなことをして良いのかな。
という大きな疑問符が心のなかに立ち上ります。

記者クラブを作った人たちは、命の危険さえかえりみず戦って報道の自由を勝ちとったはず。
もしも当時の人達が現状を見たらやりきれないのではないかなと気の毒に思えてきます。


伝聞でしかありませんが、自由報道協会が主催した記者会見は記者クラブ主催ではないので「記者会見」とは呼ばないのだと大手新聞社の方が言われているとか。もしそうであるなら、会見される方に対して、大変失礼なことで天に唾する様な行為ですが、誤解であって欲しいものです。




関連リンク:


「自由報道協会」(仮)

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