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2011年4月21日木曜日

本当の風力発電を考えてみる #jishin

3.11東日本大震災での福島第一原子力発電所大事故により原発が4基も大破しまだきりぬけることができるのか、見えない状態が続いています。

そんななかソフトバンクの孫正義さんが自然エネルギー、たとえば太陽光発電に頼るべきであるといったことを強烈に言い出し財団までつくりはじめています。
風力や太陽光は天気次第であり日本は世界でも例を見ないほど向かない国です。
それでもなおかつやろうというのは蛮勇以外の何者でもなくどうかしてしまったのか。

そんなふうに見ていたのですが、東日本の津波による被災地の復興策も織り込んでいるちょっと見には狂った提案ですが、よく吟味すると総力を上げる価値のある思想が感じられます。

そこで、一番は風力や太陽光ではなくくどいけれど振動発電ですよ!ということは言っておくものの、風力発電に付いて合理的な方法を考えてみました。

太陽光発電も風力発電も天候に依存する。
しかし依存するのは、どちらも直接発電しようとするからです。
逆に言えば安直な発想だからダメなのです。

たとえば、揚水発電というシステムがあります。
夜間の余剰電力で水をダムに汲み上げ、日中電気が不足したらその水をいい気に流し発電機を回して発電する。
この方式は電気エネルギーを位置エネルギーに変換し、必要なときコントロールしながら電気エネルギーに戻すという合理的なエネルギーの保存方法です。

しかし、規模が小さく蓄えられる水量が足りません。
では水より比重の重い流体を使ったらどうでしょう。
別に流体でなくとも砂でもいいでしょう。

そして高いところにあげるのに別に電気である必要はありません。
古来、風力は風車を作り粉を引いたり灌漑用の揚水に使ってきました。
そう、発電しようとするから巨大な風車が必要になり騒音や低周波問題、光のチラツキ問題など様々な致命的公害を発生しますが大電力をつくらず何かを運ぶ動力にするだけならむしろ大きすぎるのは非効率です。

例えば山中に巨大なダムを構築し今までの基準では考えられない量の水を蓄えられるようにする。
水だけではパワーが足りないので鉄球など比重の重い物質を発電の時は同時に流す。
いうなればコントロールできる人工土石流を作り出す。
タービンは従来のものよりタフである必要がありますが発電能力は運動エネルギーは数倍となる文巨大になります。
もちろん、そこで使った鉄球などは風力などを使い高いところに持ち上げます。

水や鉄球などを上部に蓄えることで自然の気まぐれの影響を除外します。
すると不安定な風のパワーも不安定さを気にしなくてよくなります。

太陽光は運動エネルギーには変換しにくいので、そのまま発電するかエネルギーに変えるほうがいいでしょう。感覚的な話で恐縮ですが、エネルギー効率の面からは直接発電するより、植物プランクトンなどを繁殖させ、アルコールを作り燃料にするか、太陽炉のように陽光を集積して水を分解し酸素と水素にして燃料電池にするほうがいいかもしれません。

電気がないから、速攻で電気にしようという安直な発想だときまぐれな自然エネルギーは御しきれませんが一段か二段、間にシステムをかませてあげれば効率よく利用出来る可能性が開けてきます。

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