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2011年4月20日水曜日

実用的な暑さ対策:霧で涼しくする #hukko

政府や自治体にして欲しい暑さ対策として夏までに霧を放出する装置をできるだけ多く設置して欲しいと考えています。
家庭では、グリーンカーテンが限界かなと考えていましたが、先日グリーンカーテンを作るための材料確認するなかで、家庭で使える噴霧装置を発見しました。

ベランダや窓の外で霧を噴出できれば直接間接両方で温度を下げることができます。



カクダイ 噴霧システム 噴霧ポンプユニット
カクダイ 噴霧システム 噴霧ポンプユニット
価格:86,000円(税込、送料別)


直接の効果とはすなわち霧が蒸発するときに気化熱を奪いことで周囲の気温が確実に下がること。
間接の効果は温度が周囲と変わることで微風が起こり窓などを空けていればより涼めること。

霧を吹き出す効果を退官したければ秋葉原駅に夏場着ていただければいつでも駅前で確認できます。UDXと接続している通路のエスカレーター部分に霧吹きが設置されています。

関連記事:
ウィキペディア ミスト散布

分かりやすく霧吹きと書いていますが霧は英語でミスト。なぜか後半は日本語になってますがミスト散布というのが霧吹きで涼む方法です。

そしてウィキペディアにもありますが、高速道路のPAなどにもかなり大型のミスト散布装置が設置されています。日光を遮るものがなく異様に暑くなるのを少しでも快適にするため、工場などで使う大型扇風機のガードの周囲に霧吹き用ノズル(ミスト散布ノズル)をつけ風とともに霧を散布することで周囲の温度を下げています。

加圧ポンプを動かすだけのカクダイの方式であればエアコンとは比較にならないほど消費電力も小さく、熱を出しながら部屋の中だけ冷やすというエアコンの矛盾した方法(結局周囲を熱くするので、ますますエアコンの出力を上げることになる)とことなり、熱エネルギーを地表付近から奪い冷えた上空に運び去ってくれますので、誰にも迷惑をかけません。
また、蒸発してしまうので湿気などの心配もあまりありません。
※あまりない=びちょびちょになるほど霧を出せば、さすがにしっけます、調整はしましょう。

カタログでは最大で200W
写真は本体のポンプで別に噴霧ノズルセットが必要です。

ここまで本格的でなくとも、ノズルを使い霧状に水道水を吹き出せれば効果がありますので腕に自慢のある方はDIYしてみてはいかがでしょう。


まや、そろそろ在庫処分が終わる頃の加湿器も多少は役立ちます。
加湿器としてはおすすめしない超音波式の加湿器もこういう用途では役立ちます。
実際昨年、軽く使ってみましたが部屋がしっけるなどの悪影響はありませんでした。




このような安くなっているもので、かつ、大量の霧を出せるものを複数台並べれば代用になります。

我が家では、カエル型の加湿器で試しました。
一般的な加湿器2台分の吹出し量があるので数個あればベランダ程度なら賄えそうです。
わたくしは、ゴーヤのグリーンカーテンと併用しました。
陽光を遮らないと部屋の中がぐんぐん熱くなるのでゴーヤの葉をカーテンにしました。

一軒だけでやっても効果はその家の夕涼み程度でしかありませんが、広く採用されると街全体の温度も下がることが期待できます。実際打ち水作戦程度でも気温が下がるとのこと。

風呂の残り水を打ち水するなども合わせて行うことで夏の暑さを和らげ、我慢くべの節電ではなく快適に過ごせる節電ができるようになります。

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