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2011年4月12日火曜日

福島第一原子力発電所事故の国際評価を最悪のレベル7(チェルノブイリ事故級)へ変更

NHKニュースなどでも放送されていますが、原子力安全院が「事象」と強弁していたものを、チェルノブイリ原発事故と同じ国際レベルで最悪のレベル7へと評価を変更しました。

事象という表現は日本語特有のもので「事故ではない」という強い意思表示。
4基もの原子炉が同時にコントロール不能になり大気中に直接ベントし、水素爆発まで起こしていた段階でも事故ではなく事象とごまかしてきたことについて、責任を問われないのでしょうか。
3.11以降も臨時会議が数回行われましたが、ほとんどが5分で終了(議事録は公開されています)。

いつまで建前論で、役人の天下り機関でしかない実効のない組織を中枢に据えたままにするのか。
海洋汚染もはじめから起きることも、海洋投棄になることも容易に推測できたことです。

大量の海水投入が蒸発で無くなる量と比較して、どこかへ漏洩しているかどうかは素人でも容易に計算でき、それが土壌汚染(これはまだ調査があまりされていませんので公開されていませんね)が進み海洋汚染へとつながることはすぐに分かること。

溢れる水を集め、原子炉冷却へと再投入すればこのような事態はおそらく防止できたこと。
汚染水の放射線強度の上昇を恐れるという意見も後にあったようですが、何万トンもの高濃度放射線汚染水を作るよりましだったはずです。ヨウ素やセシウム以外は水に基本的には溶けにくいものですから沈殿池を作れば、そこに堆積してくれ水の汚染は一定上にはならないでしょう。逆浸透膜フィルターがつ開ければむしろ今より放射線強度は格段に低かったでしょう。

今からでも遅くないので、原発建家周囲を掘り下げ水を回収する堀&池をつくってほしい。
重機を投入すれば数日で出来るレベルの工事。
しかもこの種の工事用重機には無人で操作できるものも存在するのですから。

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