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2011年4月2日土曜日

風評に負けなかった佐藤山が70人を救った

佐藤山が知名度躍進中です。

朝日新聞で報じられたのがきっかけ。
東日本大震災の津波であまりにも多くの人命が失われました。
そのなかで、定年退職後一人で自宅裏の岩山を加工して避難所を作っていたのがサトウさんで、地元ではその山を嘲笑込めて佐藤山とよんでいたそうです。

 「津波なんてここまで来るわけがない」。そう言われながら、約10年がかりで岩山に避難所を造った男性がいる。700人以上が死亡した宮城県東松島市で、この場所が約70人の命を救った。

自分の信じる道を他人に迷惑かけることなくひたすら信じて行い、結果的に多くの人命を助けた佐藤善文さんは、今や周囲からは180度違う評価をうけている。

周辺では指定避難場所も津波に襲われ、多くの人が犠牲になった。佐藤さんはこれまで「大きな津波は、建物ではダメ。高台に逃げるのが鉄則」と市に訴えたこともあったが、「佐藤山」は指定されなかった。 

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おなじように、周囲の評価を気にすることなく小学校に避難階段の設置を必要と3年間訴え続け実現した方もいて、その避難通路がなければ津波で逃げられなかっただろうと言われています。

こうした、隠れたかっこいい日本人もいることや、その存在が知られていく過程はすこし日本の将来に明るさを与えてくれます。

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