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2011年4月8日金曜日

農地保護のためにビニルシート活用

書いたつもりでいて書き漏らしていました
農地の土壌汚染を少しでも防ぐには、土地をビニルシートで覆ってしまうのがおそらく有効です。

汚染経路は現状は2つでともに同じ。
1つめは、大気中に浮遊する放射性物質が落下して土に付着する。大半が水溶性なので土中の水分により徐々に深く広く汚染を広める。
2つめは、雨による汚染で、1と同じ大気中の放射性物質が元ですが、雨に洗い流されのうちに降る。空気は綺麗になる反面、濃くなった放射性物質が雨と共に降り注ぎそのまま土壌に染み込むので汚染が広がりやすく深くまで進みやすくなる。
3つめは、いまおそらく福島第一原子力発電所で起きているだろう地下水汚染による拡散。これは範囲も不明だし防止策は別になる。

1と2は、農業用の丈夫なビニルシート(ビニルであってビニールではない)をのうちに敷き詰める。
その時できるだけ耕運機などでならし排水溝に雨水が流れるように傾斜をもたせる。
1の放射性のホコリが付着し、土壌を汚染するのをある程度防げる。
2の雨による影響も同じ。
水はできるだけ引き込まない。
以上は休耕状態が前提で、作物をつくっている場合は今の状況なら廃棄したほうが良いかもしれない。そうでない場合は簡易ビニルハウス化するしかないが風に耐えるようにするにはコストがかかる。

必要は期間は、大気中の放射能測定値が十分安定して下がるまで。


一ヶ月近く経過し汚染されてしまっている表土は、トラクターなどで5〜10cmくらい標高が低い側に集めたほうがいい、そのままでは徐々に深くへと汚染が広まり除去が難しくなるから。
その後同じようにビニルシートで全面を覆う。
表土は放射性ヨウ素だけなら3ヶ月ほどで放射線を出し分解してしまうので使えるようになるがセシウムなど半減期の長いものが多いと使えなくなるので分けたほうが安全。

放射性セシウムなど半減期が長いものがなければ、何もしなくても良さそうですが、半減期の長いものも大量に放出されているので土地利用再開することを考えるとシートをかぶせたほうが安全でしょう。

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