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2011年4月29日金曜日

試してみよう、ChatWork

あなたの不安、見積もります:ChatWorkはSkypeよりも便利に使えるかもしれない http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1104/15/news091.html

このところ目にする機会が増えたツールの一つがChatWorkです。
音声やビデオチャットがないようて、使えないかな。というのが、初見でそのままになっています。

今日Skypeを使い製品開発の仕様部分の打ち合わせをしていたのですが、記録を残すとか作業予定を管理しようと思うと他のツールを併用するしかなくなにやら面倒。

役に立つか、次回の打ち合わせで試そう

2011年4月28日木曜日

「つい、盆栽」は地域振興を考える埼玉の無料iPhoneアプリです。是非お試しを

待望のiPad2が今日2011/04/28 09:00から日本でも販売開始になりました。
一昨日の晩、埼玉地域振興企画の一つであるiPhoneアプリつい、盆栽プレス発表に参加させていただき、会場がアップルストア銀座店だったのでiPadが並ぶ一階フロアーも見てきましたが、全くこれまで通りで、あれなら普通にiPadを買って帰りそうでした。

つい、盆栽プレス発表会で撮影させていただいた写真のかずかず。

ブロガーとして、最近ではハウツー本の昨夏としても有名なコグレマサトさんなども登場。
さいたま市市長はじめ数々の関係者が出席され地域振興をどうやってはかろうかと、模索されている姿と、その真剣な様子を伺うことができました。

埼玉県には秋葉原に越す前、結婚したまさにその時住んでいましたので、個人的にも思い入れのある場所です。(川口市で汚れた川の再生計画が何度か放映されたこともある周辺に住んでいました)。


きれいな方ですね
おしむらくは、今回参加された皆さん
撮影される側になることがまだ少ないようで
ポーズを決める以前に静止しないといけない
という撮影されるときの鉄則が守られず
テレビ以外ではあまりよい写真はないかもしれません
また、コンデジやスマートフォンには暗すぎました

やや光の当たるところで、倍率最大にして
Finepix F80EXR最大に頑張ってもらった写真です


さいたま市市長の清水勇人さん
市長が夜、銀座の発表会まで出張ってくる
地域振興をしようという本気度がとても良く伝わってきました

















まだまだ準備中ですが
つい、盆栽をインストールしておくと
埼玉ではお得なことが待っています
地域振興の切り札になるほど
良いアイディアが出るといいな
埼玉には発信力のあるアルファブロガーもいるので
意外にうまく行ったりするかもしれません









エアロブレインの中山記男さん


有名なコグレマサトさん
なぜか、顔出しNG
なんども拝見しているのですが
顔の輪郭が精悍になってきた気がします
ぶっちゃけでいえば、贅肉が少し落ちた感じ






旧に移動するよう求められ見えないので
手を引いてもらっているところ



さいたま小町のお二人
とても美人なんですがまだ撮影され慣れていらっしゃらない
逆に言えば今のうちが撮影のチャンス
素の顔がいただけます








なかなか楽しいイベントでした

アプリそのものは、もう少し熟成させないと難しいかな
一日一回だけアプリからツイートできます。
ツイートすると成長するんですが、そこは盆栽なので時間がかかります。


希望としては普通のことなんですが、撮影会タイムになったら会場にライトをつけてください。
そして座席からではなくて、被写体によらせてください。
普通のプレスリリースをご参考にいただけると幸いです。

などと、思いつつも、この手作り感が良かったりもします。
AMNさんも大きくバックアップされていましたが、さいたま主催だなぁと実感できるイベントでした。

つい、盆栽はiPhone用の無料アプリでiTunesStoreからダウンロードして下さい。
使い方がやや分かりにくいですが、きっと誰かしら参加した方が動画か何かで、分かりやすい仕様方法を紹介してくださると思います。
わたくしはiPhone3Gなので動作が重すぎてあんまりにも時間食うのでやれませんでした。

アイディア的には盆栽仲間つくれると楽しいかもしれません。
あまり知られていませんが、盆栽であれ菊であれランであれ、同好会のようなものが各種あり、その中ではライバル関係があったり師弟関係があったり、もちろん仲間意識もあり交流も盛んです。

画像の盆栽だけではなくて自分の育てている植物の写真を毎日アップできて相互に見てつぶやいたりできれば楽しそう。写真はアプリからよりtwitterで投稿してそれを表示するだけにすれば、サーバーもいらないしアプリにあまり手を加えなくても済むし、Androidなどへの展開も楽になります。

また、さいたまスポットとか作りそこにタッチしたら成長するとかして欲しい。
新宿にはさいたま出張所(なんていうか忘れたけど)もあったりするし、小売店などともタイアップして、そういうところにもスポットおいたらさいたまの地物を販売しやすくなる。
さいたまの圏内にとじてしまうと広がりが限定されるので、日本中に広げて欲しい。

また、基盤として方法を確立して各自治体などでもゼロから構築しなくても良いように広めてくれると嬉しい。

ぜひみなさん、つい、盆栽をお試し下さいませ。

2011年4月27日水曜日

原発作業女性と児童の被爆量の関係に感じる疑問 #jisin

今日のニュースでとても気になって仕方が無いものがあります。

テレビ各局で当たり前のように報道されているのが、福島第一原子力発電所の資材管理などにあたっていた50代の女性が、国の規則で定める女性作業員の秘学限度を超える被爆をした。というものです。

被爆量は17.55ミリシーベルト国の基準の3倍
3ヶ月間での許容量は、女性の場合子どもを生む可能性があるので事故後も変わっていない

周辺の児童が浴びて構わない放射線量は年間ですが20ミリシーベルトです。
作業員の場合、限度を超えてしまえば部署などが変わりそれ以上放射線を浴びることがないように安全が確保されます。

児童が遊び学べと言われている学校の基準が年間で20ミリシーベルトです。

児童とは約半数は将来子供を産む可能性が50代の女性よりは高い女性です。

普通に考えて誰でも違和感を覚える数字です。
かたや17.55ミリシー別とも被爆していて基準の3倍である!
一大事という感じで報道しています。

では、児童がなぜ20ミリシーベルトも被爆するのが問題ないのでしょう。

50代の女性より放射線に対して耐性がはるかに強く、また、子どもを産む可能性がより少ないのでしょうか。とても不思議で理解出来ない報道であり、基準です。

3倍以上ですから基準は5ミリシーベルトのままなのでしょうか。
4倍すると年間で20ミリシーベルト。
福島県のこどもって、原発の事務員よりも保護されないんですね。

誤解がないようにあえて書けば、だから原発で働く女性の限度を引き上げろという話でもなければ、そもそも事故後女性は全員退避になったままだそうで、今の基準さえ危険とみなしているようですが、東電の女性職員を全員戻せという意味でもないのはもちろんことです。
児童の基準を事務員以下にしかみなさないのっておかしいでしょう。原発で働いて大丈夫という数値より低くないといけないでしょう、という意見です。

2011年4月26日火曜日

孫正義さんの自然ネルギー財団構想は経済人としてありかなしか

孫正義さんが3.11東日本大震災に当たりあまりの被害の大きさから身銭を切って100億円を直接寄付し、さらに今後のソフトバンクからの代表としての報酬の全額を寄付し続けるという。
そのうえ、原発問題に憤りながらも私財10億円をさらに投じて自然エネルギー財団を作り太陽光発電筆頭に風力発電その他の再生可能自然エネルギーの開発に充てるという。

この動きに池田信夫さん筆頭に批判する評論家が多い。

ある意味当然で賛辞を送るだけではおまんまの食い上げになるのが評論家という仕事。何事であれ逆のことを言い続けなくてはいけない、ある種天邪鬼を転職と定める人々であることは忘れるわけにはいかない。

さもなくば御用学者と呼ばれる存在になるのが手っ取り早いけれど、批判的に使う御用学者、果たして職業として成立するかといえば、はなはだこころもとない。なぜなら、御用学者は時のトップに対する女衒のような存在ながら、トップほどコロコロ変わるものはなく、ついて行ったトップがこければそれでおしまい。世渡りの難しさは評論家の比ではない。

さて、評論家の意見はなので横においておこう。
では、孫正義という毛台の、ではなかった稀代の経営者が経済の基礎であるエネルギー政策に付いて大きな過ちを犯しているのだろうか。ゼロから一代でソフトバンクグループを築き上げた経営者が、ただの評論家たちよりも経済オンチということがあり得るのか。
そういう方向もおいておきましょう。まずありえないですが感覚的な話になりかねません、

では、具体的に考えてみたい。
まずお断りしますが評論家が好きな数字は極力避けます。
なぜなら、数字を使うのは一見正確で検討を加えやすそうですが実際には読者を騙すのが目的であることが大半だからです。同じ数字でも、あたかも弁護士が原告か被告、どちらにつくかで180度見解を変えられるように、見方、見せ方でひとつの数字を真逆に解釈しそれを納得させる弁舌の技を持っているからです。

太陽光や風力発電が日本において実用的なのかという指摘。
これは、わたくし自身が否定し続けてきました。
日本は梅雨があり秋の長雨があり冬には雪に降り込められ夏には台風が襲ってくる。
太陽の光で発電するのにはあまりに不利で風力も安定した風がヨーロッパと異なり期待できません。
砂漠地帯やヨーロッパ大陸のように日差しが安定して降り注ぎ、風が常時安定して吹き続ける気候風土で、かつ広大な大地を持たないと薄い密度の自然エネルギーを人間が工業的に活用できるほどの膨大なエネルギーを取り出すことはできません。

自然環境に恵まれず、かつ、狭すぎる国土。しかもその7割は山間部です。

ところでアメリカはご存知のように巨大な台風が襲いかかり、映画になるほど巨大な竜巻が頻繁に襲う自然環境はヨーロッパに比べ過酷で自然エネルギー利用にはあまり向かない国土ですが、自然エネルギーは活用されています。

いますぐ実用的かというなら、全く無理です。
しかし、逆にだからこそ孫正義という稀代の経営者が財団を作るり、かつ、20年にも渡り全量買い上げの補償と価格の補償を求めるという評論家から非難を浴びると分かっている前提条件を真っ先に挙げているわけです。
そしてその間に実用的な領域まで技術と商品化を推し進め、保護が不要な発電産業に育て上げる、かつそれだけでは足りないので自ら財団を作り世界中から100名以上の優れた研究者を集め叡智を結集して問題点を解決するのだと、とても経営者らしい合理的なことを述べているのに、評論家の皆さんはそれぞれの極々一部をとりだして、おかしいとか矛盾だとか180度違う解釈を付け、お金稼ぎに全身全霊を上げていらっしゃいます。国難などと口先で言わず、本気で今どれほどやばい状況下を考えて、少しは自分の稼ぎを忘れていただきたいもの。普段は評論家など役に立たないと言われるだけの存在ですが、役に立たないどころか火急の今は管さんよりも始末に終えない悪い存在に堕してしまっています。


まとめますと、現段階では自然エネルギーは日本では実用域ではない。
だからこそ、競争力もなく開発が必要で財団を作り開発していく。
経済原則に任せれば、火力発電などに太刀打ち出来ないのでめどが十分につくまでの期間として20年という長期間を設定し、その間価格を定め全量買取を求める。
これにより多くの企業自治体が発電に算入することが容易になることで発電の比重が自然エネルギー重視へと自ずから変わっていきます。
また、設備の開発も商品化も安心して行うことができますぁら、技術開発も進むし商品化のための設備投資もできます。

購入単価は今決められている金額をそのまま継続することを求められていますが、この意味は微妙でご本人にうかがわないとわからないですね。
わたくしなら、利益が出せる金額の補償をさせる。
その額は低減していかなくてはならない。
しかし、はじめに参入した人は設備の減価償却が終わるまでは、設備を更新できないので初期の売価が保証されなければ参入できないので20年といった長期の保証を求めるのはごく普通のこと。しかし、発電効率が上がり、つまり発電単価が下がるにつれ販売単価は下げるべきですが、それでは利益が小さく参入者が増えない。自然エネルギー活用を促すには目先の利益が重要で、それをよく分かっているから無茶を承知で20年間の価格維持を言い、かつ、それが難しいことは承知しているのではじめは言える上限ぎりぎりの条件を提示しているのではないかと推測しています。


別の方向から考えます
原発維持派の人々は、石油危機がすぐにも来る。
燃料価格は高騰するに決まっている。
その時原発という安全弁がなければどうしようもなくなると主張されます。

そしてこれは、原発を日本のトップや経済界トップが死に物狂いで日本に導入した理由ですし、第二次世界大戦に突入せざるを得なかったのも石油を絶たれたことが大きく、石油依存を減らさなければならないのは事実です。

だからこそ、いますぐにも自然エネルギーを導入しなければならない、という孫正義さんの主張がうなずけてきます。本来経営者ならばもう少し余裕を持ち、経済的な競争力をつけてから導入をしようと、技術開発のみに注力求めてもいいのですが、それでは日本の将来が危険すぎます。
石油や天然ガスはい使えなくなるかわかりませんから、一刻の猶予もない。
そして買われないものは、技術開発もなかなか進まない。
進歩を促進し、日本の安全保障をも考えるとすぐに大規模に採用される必要がある。
そして、化石燃料の入手が不安だからとこれ以上原発を増やせば違うリスクが高まりすぎ日本そのものの存続を危うくする。
自然エネルギー開発は唯一の妥当な代替案だと言えるでしょう。


一部には海底に眠るガスに期待する向きがありますが、埋蔵量は無尽蔵ではなく、また採掘することでどのような問題が出るかは全く未知数。深海底からそうそう簡単には採掘できない上、隣国との紛争の火種でもあります。

実際海底天然資源が確認されている海域では中国がすでに採掘の準備を進めていて、日本の外交は完敗状態です。メタンハイドレードも独占的に採掘できる補償がありません。日本のものだと主張するのは当然ですが、不確実性が高すぎます。そして放っておいても、そちらは進めている企業もあり成功するならそれでよしとすればいいだけなのでしょう。


残る問題は買取価格です。
電気代が4倍強になりそうな価格を提示されていて、さすがに負担できない。
これは個人でも企業でも同じです。
負担すべきコストを電気代とするのか、税金を投入するのかは経済人の考える分野ではなく、国家を運営する政治家の専任事項。
食料には莫大な税金が投入され、かつ、海外の安い食料品には恐ろしいほどの関税をかけ日本人は世界に例がないほど高い食料を購入し続けています。税金の投入先に電力を当ててもいいでしょう、まさに、政府がこの国の将来をどう考えるかの問題であり、誰に、どの政党に投票するかの指標にすればいいでしょう。

東京で一番安全というデータセンターがオープン、NTT COM

NTT Comの東京第5データーセンターがオープン。
実にタイムリーに耐震と対水害対策が施されたデーターセンターらしい。
※ここは自分の目で確認していないので「らしい」どまりです。

3階以上に電源とサーバー設置スペースを確保することで隅田川から2キロという立地にもかかわらず、水害対策完備とのこと。しかし、想定外が連発される福島第一原子力発電所の原発事故はその高さの設定があまりにも甘いことが敗因でした。
また、鉄筋コンクリート造りのビルも大きな被害が構造体に及んでいます。
一階が吹き抜け構造は地震に弱いと池田のぶさんが叩いていましたが、津波においてはむしろ真逆で、被害を最小に抑えられたのは、一階部分が開放型で柱しかない構造のビルでした。

また、3階以上に電源とありますが非常用発電機やキュービクルも3階以上なのでしょうか。
それであればいいのですが、そうでなければ電源ダウンすると終わりです。
また、非常用発電機の燃料は半日~一日程度しかなく、石油会社との優先供給契約とのこと。東日本大震災では、供給が全面的に絶たれ、かつ、タンクローリーが自由に走れないということが露呈しました。
これらは、しかし、建築後でも地押できることが殆どです。
あとから出来ない耐震設計は、耐震ではなくきちんとした免震構造になっているので安心。
免震構造で最近気になっているのが皆、横揺れ対策が基本であること。
東日本大震災のために近くが緩んでしまい直下型地震が日本全体に起きやすくなってしまいました。その場合、極端な縦揺れに襲われますが、これへの対策が十分なのかが気にるところです。横揺れと異なり、普及している方法では縦揺れのエネルギーは吸収できないはずで挟んだゴムでどのエイド緩衝効果があるのか知りたいところです。

既存のデーターセンターでは、沖縄本島にあるそれが最も安全なシステムです。
※行ってみてきました。

免震構造はもちろんですが今回の第5データーセンターもそうですが一般的な方法ではが、液状化などには対処できません。
沖縄のデーターセンターは地面を掘り下げ、船のようにビル全体を完全に大地から切り離してあります。そのため、船に乗船するようにわたらなければならずちょっと建物に入るのが怖い感じさえあります。
ガスタービン発電は同じですが、直接石油タンカーを横付け出来る施設がありますし隣は米軍施設で、最悪米軍からの補給を得る可能性もあるシステムは今も最強の地位がゆるぎません。
ただ位置的な問題から回線費用が非常に高価につくため、トータルでは東京のデーターセンターを使うほうがいいでしょう。


関連記事:

NTT Comの新データセンターが稼働――「東京で一番安全」を目指した設備を公開


データーセンターの選択では強度以上に制振・免震設計が重要です。
古い設計では剛構造で強さで揺れに耐えるようになっています。
建物は持ちこたえるかもしれませんが、衝撃がモロにラックに、ラック経由で増幅された揺れがサーバーに来ればサーバーが壊れてしまいます。
免震構造であれば、揺れのエネルギーそのものを吸収して弱めてくれますから、このNTT Comのデータセンターのような構造のビルをまずは選びましょう。

そして電源がなくなれば終わりです。
データーセンターはよほど安いところでなければ電力会社と特殊契約を締結し別ルートから2回線引いてどちらが断線しても良いようにしています。しかし、東日本大震災では完全に電力が失われました。そうなると自家発電装置が命綱になります。

福島第一原子力発電所の原発がこれ程酷い状況になったのは自家発電に失敗したからです。
残念ながらほぼ100%自家発電は期待できません。
年に一回、始動テストをするだけで長時間の負荷テスト、すなわち実際に電力を供給することはしていません。切り替えがスムースにできるかにも不安が残りますし、できても燃料が切れれば終わり。燃料があっても長時間の連続稼動に耐えられない容量の小さなものもあります。
発電量にどれくらい余裕があるかと燃料の貯蔵量、補給方法を確認しましょう。

そして貯蔵量から計算される約半日くらいがセカンドデーターセンタへの切り替えまでの猶予時間となります。2~3日分の燃料が貯蔵されていると切り替えできる可能性もあるのですが、半日ではなかなかむずかしいでしょう。

また供給できる電力に余裕があるデーターセンターを選びましょう。
古いデーターセンターでは1ラック20~30Aが上限で増量できないことも珍しくありません。
何らかの故障が発生すると電源経路に余裕が無いのでフロアー全体が脱落するおそれが高まります。使う予定がなくとも倍位まで電力増量可能なところが安心です。




宇宙英雄ローダンシリーズ最新2巻が無料公開

ハヤカワ・オンライン|早川書房のミステリ・SF・ノンフィクション:新着ニュース
3.11東日本大震災への対応として、早川書房が不変の人気を誇る宇宙英雄ローダンシリーズ最新2巻に無料公開!
PDFで5月末までダウンロードできます。
さっそくGALAXYtabでダウンロードさせていただきました。
文庫で300巻台まで欠かさず購入していたのですが、電車通勤やめてから読書時間が作れなくなりご無沙汰してしまいました。
ひさしぶりのローダンですが登場人物は、ほぼ同じ。ある意味これほど安心して読めるSF(サイエンス・フィクション)も珍しい。
ドイツでは、これほどの作品を週刊誌として出版しているのですからすごい。しかも、複数の作家がライフワークのように書き続け、一大長編を分担しながら書き続けているのも世界に例がありません。
読み始めた頃、すでに出版から一年近くたってしまっていて、全作品読むために古本屋を何軒も探し回らねばなりませんでした。
電子書籍なら500巻目を間もなく迎えるローダンシリーズも今から入れそうです。
途中からでも十分楽しめますが、大宇宙を継ぐものから読むのがやはり楽しめます。
とにかく伏線が物凄くて、読み飛ばすのはもったいない。
そして、文庫を読むのにGALAXYtabの7inchは、ジャストサイズですね。持ちやすく、1ページがうまくピタッと画面に収まる。
ローダンシリーズは、一般的な厚みの本ですがやや重い。GALAXYtabの方がむしろ軽くて楽。二冊となると重さの差は歴然です。
場所も取らないしデジタル化は、なかなかいい!
ただ、200巻300巻と並べたときの所有感と背表紙から思い出す読んだ時々のことが自然に脳裏を流れていく感覚は、また、紙の本ならではの楽しみでもあります。
案外永く並存するのかもしれません。







この2冊が無料でダウンロードできます。
普通のPDFなので多くの環境で読みやすいです。




さらに新刊も出ています。
クッキーも健在のようですね。

そしてまもなく記念すべき第400巻が上梓される。
すごいなぁ


本国ドイツでは週刊誌で、しかも日本の一冊がたった2週間分なんです。
これだけのボリュームをかける仕組みが知りたい。

テレビドラマだって2クールもやるとシナリオが切れてしまうのに、ものすごい長期にわたり続いていて、初期メンバーの多くが鬼籍に入られてしまった。

ローダンを読むためにドイツ語を学びたいと思ったけれど、到底読みきれないことに気づいて諦めてしまったのが高校生の頃。





2011年4月25日月曜日

好きだったTBSの「夢の扉」

テレビ番組は基本、年四回改編期を迎えます。
確約12~13週間を1クールと呼びクール単位で番組は編成されます。
長寿番組と言われるようなものは何十クールも、そう何年も続く番組もあります。

番組改編期は期待も大きいのですが大好きな数少ない番組が消えてしまう悲しい時期でもあります。

4月を迎え、コンクールも悲しい改変がありました。
殆ど見ないTBSで唯一毎週楽しみにしてきたのが夢の扉です。

新技術を丹念に取材し丁寧に報道してくれる。
こんな技術が日本にあったのかという素晴らしい技術をいくつも教えてくれました。

残念なのはWBSのトレたまのように番組が有名になることもなく、また紹介された技術が花開いたという話題もあまり聞かないことです。
てこ入れなのか今クール大きく内容が変わりました。

それまでのモノづくりに商店を当てた変性から、よりドキュメンタリースタイルへと火事を切り替えたようです。
昨日の放送はパンダでした。
時節にそった、視聴率は今までより取れそうな題材ですが、いままでの夢の扉にあった技術の萌芽といったものはすっかり影をひそめてしまいました。これはこれでありなのでしょうが、モノづくりが好きで、また日本という資源に恵まれず地震や火山、台風と立地条件にあまりにも恵まれない日本が、過去成功でき、これから未来に可能性を残せるモノづくりや新技術というものに商店を当ててくれる番組がまた一つなくなったのはとても残念です。

先クールで最も印象に残り期待したいのが震度発電です。
自然エネルギーに期待が高まるもののエネルギーっ密度の低さと、不連続性が人間が活用するには大きな壁として立ちはだかり続けます。
対処には風力といった運動エネルギーを直接、電気エネルギーに変換しようとするから変動が大きすぎ使い道がないのですが、一旦運動エネルギーを位置エネルギーに変換してから発電すれば自在に調整が効き、今抱える課題の多くを解消することもできます。

しかしエネルギー密度は低すぎ活用しにくいエネルギーであることは変わりません。
太陽光はより実用化という点では日本は世界で最も向かない国の一つでしょう。
地政学的なことを考えず他国で成功仕掛けていることへのあこがれだけではどうしようもありません。
日本には梅雨があり秋の長雨があり長く暗い雪に埋もれる冬があります。
四季があるため風光も風力も不安定で台風の来襲という始末に終えない自然現象が毎年なんども襲いかかります。

振動発電は自然に依存せず、それでいて捨てられていた微弱なエネルギーを再利用する画期的なアイディアであり、なにより発生源と消費地が至近距離という圧倒的強みとエネルギーの発生周期と人間の活動周期が極めて密接にリンクしているという実に素晴らしいメリットを兼ね備えています。高速道路始め道路をそのまま活用できることから、用地買収などの手間もかからず広範囲で発電することで局所的な災害の影響が少ないというメリットもあります。

こうした優れタグ術に関する情報発信力がRBSから失われたのはとても残念なことです。
他局であれインターネットなり別媒体であれ、こうした新たな技術を広く紹介し後押ししてくれる情報発信源がぜひとも欲しいものです。





中国の豚肉を牛肉化する詐欺事件をみると原発汚染の語られない面が気になる #jishin

3.11東日本大震災での福島第一原子力発電所の原発事故では様々なことが起こり続けています。
毎回不思議なのは驚くほど頭の良い高学歴な方々が集まっている東電や安全院、官僚や国会議員に地方議員の方々が揃っていながら、なぜ赤子のように目先の一つのことしかいつも対応されないのか。同じように優れた逸材が集まる報道機関が、表面的な発表しか報道せず質問さえしないのかということです。

たとえば、今気になって仕方ないのはボロン(ホウ素)汚染の問題です。

お好きな方が多い中国のトンでもはなし。
最近有名なのが豚肉を牛肉にする薬です。

特殊でしかしやすい薬剤を使うと豚肉など(豚肉以外にもそれぞれ全問のくすりがあるらしいです)を牛肉に化けさせられる。もちろん禁止されているけれど大流行中という話題です。
中国では豚肉と牛肉の価格差はたいしてないらしいですが、この薬品はホウ砂(ホウ素の原料)を使うことで大量の水を肉に混ぜられる(保水効果がアップし水分を筋肉組織内に大量に保持できるようになる)、つまり水ぶくれ(水で重量を割増できる)させることで、儲けようということらしい。
このホウ砂が中国でさえ問題にするほど毒性があるという。

毒餃子事件で、日本人は体が弱いんじゃない!?なんて冗談とも本気とも取れない書き込みが多数あったという中国でさえ健康問題となっているホウ砂・ホウ素。
さて、このホウ素という物質聞いたことがないでしょうか。

そうです、中国の牛肉偽装なんて可愛いものではないほど大量に福島第一原子力発電所で投入されているのがホウ素です。
海水をジャブジャブ流しこむとき、同時に入れ続けています。
最臨界に達し大量の放射能をぶちまけてしまわないようにと、ホウ素の投入を初期から行っています。
たまに安全員の発表の時記者の方がホウ素は継続的に投入していますよね?と念押ししていましたが、やめられる段階にはないでしょう。

さて、冷却に使っている海水が大量に流れ出し海洋汚染もしています。
放射性ヨウ素やセシウムの放射線量はさすがに騒ぎますし、検出限界レベルのプルトニウムも騒ぐくせに大量にありより半減期の長い放射性ウランに付いて言及するのをまず聞きません。
それ以上に、ホウ素に付いて毒性や、まして汚染に付いての質問を聞いたこともないし、政府や安全院はおろか東電から発表された資料も見かけません。
しかし、中国でさえ社会問題になる程度には危険な毒性物質です。

魚を食べて大丈夫だそうですが、ホウ素に汚染されていないのでしょうか。
安全とは、危険になってから騒いでも手遅れで予見される危険を未然に防ぐ、そのために調査することで守られます。
現場には、この種の調査項目を増やしたところで負荷は増しません。
なぜなら検体は、放射性ヨウ素であれプルトニウムであれ、検査したいなら採取しなければならず、採取したあとの検査工奥が変わるだけだからです。費用をおしんでいるのか、ありえないと思いたいですが思い及ばないのか。

海水だって蒸発する以上に投入すれば溢れて海に流れだすのは自明の理。
同じようにホウ素を大量投入していればプルトニウムが流出しているんですから大量に流出していないはずがありません。
いたずらに魚を食うなとかいう話ではなく、何かを行えばかならずその影響は出るもので、どんな影響が出るかをはじめに予測し、対策を立てつつ結果を測定し続ける必要があるということを明確にしたいだけです。

ホウ素の投入は公開されていますが、公開されていないものでも副次作用(副作用)としての恐ろしい影響がありうるものがないなんてありえません。
投入するときは他に代替手段はなく、行わなければどこまで被害が拡大するしかわからないので投入は正しいのです。
誤っているのは、投入したらその結果、最臨界ほどではないにしろ普通ならありえないほどの汚染を引き起こしてしまうということです。仕方ないで終わりではなく、はじめから分かっていないほうがおかしく、そのためには計測が必要で、さらに対処が必要ということです。

そしてふたたび、日本近海の魚を食べても安全だという事実を詳細なデーターで示す義務があります。
懸念項目が多すぎて、近海魚は食べないと3.15日には決めていました。

今夜は塩さばでご飯頂きましたが、安心したからではなくて放射能の量からおそらく急性中毒を起こす濃度にはホウ素であれ他の放射能以外の汚染物も達していないと類推できる程度に放ったので食べ始めました。
放射能でもはるかに怖い農薬でも有機水銀でも、特定のものだけ食するよりも汚染されたものが若干混ざるにしても、できるだけ他種類のものを少量ずつ摂取するほうが安全である確率が高いからです。

でも、安心して食べたいものです。
たぶん、コウナゴなどは検出できても良いのかもしれません。
検出するときは海水(深度ごとに)と海底の堆積物と植物プランクトンと動物プランクトン、そして小魚各種と、底棲魚、近海魚、回遊魚など各種を継続的に計測しないと回避不能な汚染が人体に及んでしまいます。

2011年4月24日日曜日

インドのサイババさん死去のニュースをNHKで見て驚いた件

インドほど不思議な国はない。
絶対にできないと言わず、契約しても納期にできた記憶がない。
ひとりひとりは、妙にいいひとが多いのに組織としてはどうしてここまでだめなんだと思わざるをえないことが多かった。

色々な思い出があるインドで、妙に印象深いのがサイババという神格化された人物の存在。
ずいぶん昔から時々テレビでも出てくるが、かといってなにも食べない少年のようにやたら露出するわけでもなく、神秘のベールに包まれた雰囲気が失われないひと。

そのサイババさんが亡くなったという。
twitterで知ったのは驚くに当たらず、最新情報はニュースよりtwitterがはやい。
しかし、それをNHKのアカウントから知るとは思わなかった。

3・11東日本大震災で一躍有名になった@nhk_kabunのツイート


インドで人々に医療や教育を普及させる活動を続け、多くの信奉者を集めたサティヤ・サイババ氏が、心不全のため亡くなりました。84歳でした

もっと高齢化と思っていました。
単にあまりにも有名で、かなり前から知っていたので自分よりずっと年上と思っていたのですが、若くして有名になられたんでしょうね。


サティヤ・サイババ氏、本名、サティヤナラヤナ・ラテナカラ・ラジュ氏は1926年、インド南部アンドラプラデシュ州の農村に生まれました。14歳のときに、聖人の生まれ変わりだと、みずから宣言して以降、重い病気を治す奇跡を起こしたと伝えられたり、病院や学校を建設する活動を続けたりしたことから、人々から精神的指導者を意味する「サイババ」の名で呼ばれました。

疑問はニュース本文で解消しました。
1940年には聖人の生まれ変わりと宣言しているんですね。
わたくしが生まれる前、というか第二次世界大戦中ですね。

聖人だという人は食べないという少年始め現代でも色々登場しますが、病院や学校を建設するという、実際に役立つ活動もした方とは知りませんでした。

手先から灰を出す姿が手品ではないかと批判されたほか、未成年を性的に虐待したと報道されたこともあり、その評価は分かれています。

こちらのほうが馴染み深いです。
手から出た灰だというのを売っているのを見かけたこともあります。


これも同じくよく見かけるお香
サイババ香とかマサラ香とか呼ばれるもの。

インド小物を扱うショップなどで必ずと言っていいほど似たものがありいつも気になっています。
煙やホコリが苦手なので気になるものの試していません。




先月下旬に体調を崩し、アンドラプラデシュ州の病院に入院していましたが、24日午前、心不全のため亡くなった

最後は病院で迎えられたんですね。
病院や学校を建設されたりと、


サイババ氏の死去についてインドのシン首相は「サイババ氏のおかげで数百万もの人々が生きる意味を見いだすことができた」とする声明を出しました。

怪しい人というイメージが強かったんですが、一国の首相に認められているんですね。

ご冥福をお祈りいたします




2011年4月23日土曜日

二輪が熱い件(ヤイクバイクと自転車が倒れない原理の定説が破れた)

自転車が倒れずに走れるのは補助輪が憑いているからというのはお子様時代の話。
おとなになって、自転車が倒れない理由は根性あるのみ。
なんて訳はなくて物理学の定説のようになっている。それどころか、ジャイロ効果の説明ではわざわざ自転車の車輪を使ってみせたりする。それなのに・・・

ギズモードの記事によると自転車が倒れない理由は車輪のジャイロ効果と言われていましたが、全くの間違いである。また前輪の取り付け角も無関係であったことが実験で明らかになってしまったそうです。ではなぜ自転車は走れるのか。
残念ながら定説が否定されただけで明確な答えが無くなってしまいました。

説明されている説明は、まるで人間が水上を歩く方法のよう。
人間が水面を歩けないのは水に沈んでしまうから。ならば沈まないうちに次の一歩をふみ出せば水面を歩けるはず。
まあ、忍法ではそんなことになっているのかもしれません。
ナルト忍法帖では、さすがにそこまで無茶なことは言わず、チャクラを使うことになっていますが何らかの水と反発する力を作用させられれば歩けるかもしれません。
自転車が前に進むのは、前輪が後輪より前に倒れやすい構造だからだそうで、前輪が先に倒れようとするけれど後輪とボディーで一体になっているので倒れることができず結果的に前に進むということだそうです。何となく今の自転車の原理とは違うような。ただそういう新しい理論に沿った自転車が作られるとかなり面白いものが出来上がりそうです。

関連記事:
自転車が倒れない理由って? 定説がくつがえっちゃいました!



その記事を見たのがWBSがはじまってから。

そしてなんと、WBS今日のトレたまはヤイクバイク
ニュージーランド生まれの電動バイクだそうで、ものすごく面白い形状。
なんと普通ハンドルがある部分には何も無い。

スキー場のリフトのような感じで腰のあたりをまくようにハンドルがある。
そしてそのハンドルにスロットルとブレーキが仕込まれている。
腕を後ろに回してコントロールするというのは自転車であれバイクであれない乗り方なのでかなりはじめは難しそう。
前駅姿勢も取れないから高速運転は無理だし雨の多い日本では少し辛いかもしれない。

それでも実に面白そう。
そしてなにより折りたたみ自転車以上にコンパクトになるのは公共交通機関との併用がしやすく、なにより住宅周りのスペースが極端に狭い日本ではオートバイなどなかなか置けないものですが、ヤイクバイクなら自宅に持込保管できそう。
シティーコミューター的な使い方をするには自転車より良いかもしれない。

最大の難点は大電力難のこんな時期に新規参入となったこと。
3月は日中のピーク電力だけを問題にすればよかったけれど、梅雨以降夜間の消費電力も上がり午前9時から半日近い長時間のピーク電力を供給するには発電能力をフルスロットルにしなくてはならない。原発のようにフルスロットルでの連続運転が前提で設計されている発電所は良いとして、その他の発電所の多くは臨時に電力需給が逼迫した土器だけ稼動させるとかすでに寿命が尽きているものを無理やり稼動させていて、そうでなくとも夜間は停止する前提で設計されているので24時間3~4花月もフル稼働続けるのは無理がある。
例えば自動車も一見ガソリンさえ足せばいくらでも走り続けられそうですが、24時間耐久レースというウェ時間走り続けるだけのレースさえ、多くの専用に設計され専門のメンテナンス要員が大量に張り付いているにもかかわらずつぎつぎ脱落していきます。普通の乗用車でもアクセルを目一杯踏んだままで10時間も走り続けることはとてもできません。発電所も同じでそういうつくりにはなっていない、なので寒くない期間は日中だけではなく夜間も発電所がメンテナンスできるよう消費電力を減らさなければ大事故になりかねません。そういう点ではとても気の毒なタイミングです。


なんと二輪車の話題が小一時間の間に2つも目に飛び込んできました。
機械物好きにはどちらもじっくりと味わいたい話題です。

2011年4月22日金曜日

amazon EC2(クラウド)障害

twitterを愛用する人はHootsuiteが使えないということで気づいたかもしれない。
12時間以上も続く障害はamazonにしてはめずらしいほうだろう。

原因はミラーリングだという。
ミラーリングとは、万一の故障でデーターを失わないように、サービスを中断しないようにデータを多重に保存する方法。
安全策が裏目に出た皮肉な例。

さて、安全策が裏目に出たのはなにもamazonだけではなく、今年2月にGoogleのGmailが大規模障害を起こし、一時は消えたメールを復旧できないのではないかと思われたほど。この時も復旧にかなりの時間がかかった。

ところで、原発ではないけれどサーバーでシステムを構築するときは安全策を何重にもとります。
その中でもデーターの保護とサービス継続性の維持には最も注力する部分です。

その方法は


  • ディスクの遠隔地とのミラーリング
  • HA構成
  • Oracle採用

が代表的なもので大規模なシステムはこの3つを全部採用することが多く、クラウドではOracleを選ばない例も増えてきています。

どれも安全策としては代表的なものですが、これが原因となって重大な障害に至ることもまた珍しくない。そしてこれら3つが障害の原因となった場合には、順にそれらの要求に沿った手順で処理しなければ稼働することができず、復旧にやたら長い時間がかかる原因となっています。

かと言って採用しなければもっと頻繁に問題が起こりやすいし、致命的なデーター喪失や、そもそも処理しきれないといった問題がおきます。

今回のような事故を見ると原発の事故も大差ないなという感じもしてしまいます。おそらく出来ることの限界をわきまえてサービスの上限、あるいは、そもそもやるかやらないかを決めるべきなのでしょう。

ちなみに、携帯電話の大規模なコンテンツサービスを運営していたときはHAはあきらめました。
Oracleを使っていると処理に一定以上時間がかかることがあり、HAが障害と誤検知して起動してしまいさらに状況を複雑にしてしまうということがあるのが原因でした。
ミラーリングは行いましたがディザスタリカバリーの一歩手前の遠隔地ミラーリングは転送速度を計算するととても帯域が足りないため実現できませんでした。

平常時の安全性とサービスレベル維持を重視しすぎると、それが原因で障害が起きたとき復旧が大変難しくなります。
ディザスタリカバリーも、即時性を重視するとレスポンスを低下させるしかなくなるのですが、超大手クラウドサービスではでょざすたリカバリをとって応答速度の低下を受け入れるか、あるいは日々のレスポンスを優先するかを選択性にすると先日報道がありましたが、こうしたユーザーがチョイス出来るメニューが欲しいですね。


2011年4月21日木曜日

人間とはなんて不条理な生き物なんだろう

池田信夫さんのツイートを見てしみじみ、そう感じてしまいました。


東京電力福島第一原子力発電所の原発事故では終始一貫して危険性は小さい。
むしろ火力発電や自動車、飛行機のほうが危険であり、所詮物事は経済セで決まるのだ。
といったことを言い続けていらっしゃいます。

あながち間違いだとは言えないと受け止めているのですが、なんでそうんなことをいう人がたかだかHootsuiteなんてアプリが使えない程度でクラウドって怖いなんて発言をできるのでしょう。
驚きのあまりもんどり売って椅子から落ちかけました、まだちょっとひねってしまった筋が痛い。

もうおkレは完璧経済性の問題。
たkだかHootsuiteなんて使えなくても、そうぼやいているのがまさにHootsuiteで便利に使っているtwitterじゃないですか。

全く問題なく別の、とういよりオリジナルサービスで使えていて何ら支障は発生していない。
原発の事故と違い使えなくなったのはそのサービスだけ。

どこが怖いんでしょう!?

これでは、一ヶ月余り続けてきた原発は安全で事故が起きてもすぐそばの住民以外は影響がない、全ては経済性の問題であり完璧も障害ゼロもありえない。経済性という観点でどこまで安全率を見込むかという問題にしか過ぎない。
そんな理論をとうとうと流し続け稼いでいらっしゃる先生のおっしゃることとは到底信じられませんでした。

人間というものは人事であるかぎり、平然と理論武装し数字や経済での正しさを主張する。
その同じ人が同じ口で、自分自身のことになるとほんのささやかな不便、それさえちょっと便利な道具が数時間使えないというだけでサービスの本質には何らししょうがなく、まさにその問題が起きている最中にtwitterのタイムラインをおいかけ、自らもこんなツイートが出来ている。

もしも池田先生が福島にふるさとがあり原発から10キロメートルくらいの場所であったなら、どんなロンジンをはられたことだろう。

人間てやつは・・・


もっとも、だからこそ、人間が好きです。
でなければ人間みんなデータ少佐のようになってしまう。
もっとも彼もアンドロイドにしてはやたら人間臭い。





↑データ少佐はよく出来過ぎたアンドロイドだが、重要な回路チップがひとつ足りない。
兄とよばれるアンドロイドがそれを持っているのだが、こちらは実に人間的で問題児。
池田先生は、福島第一原子力発電所の原発事故においては、あたかもデータ少佐のように振る舞いながら、実は感情チップをしっかり装備されているとみた。


口害だろうか、本音だろうか。犠牲者として適不適について

東京都民ですが前回の選挙は残念な結果でした。

国に対して物言える知事や副知事は頼もしくはありますが、弊害のほうが目立つならばよしとはできませんし。東京湾に原発建設と言ってはばからない方が、方針変更しないまま居座るれるのはどうかと思いました。これほどの非常時ですから、多少のことは目をつむっても今の指導力優先という大人の判断をされた方が多いのかと考えると、わたくしがいい歳して大人になりきれないのも事実かもしれません。

さて、twitterで情報発信している猪瀬直樹東京都副知事の成果は認めますし、副知事就任までの努力も成果は出ないものの評価していました。しかし、3,11以降のツイートには残念に感じるものが混じり続けています。

たとえば、水道水の放射線問題では汚染されてない水で二倍に薄めれば問題ないとか、20ベクレル未満は不検出でいいのだというのは、犠牲者がいうべきことでも考えるべきことでもなく、1ベクレル足りとも口に入れさせない方法を真摯に考え努力し、それでも実現できない部分について影響も含め懇切丁寧に情報を提供し続け、不安を払拭していくのが努め。

困った方だなと感じていましたが未明にとんでもない発言をされていたんですね。
Hootsuiteというサービス経由でtwitter見ているのですが、結構漏れが多くてこの発言も先ほど知り愕然としました。


 猪瀬直樹 
仕事をしない専業主婦は、パートでもなんでも仕事をして社会人になってください。数値の意味がわかるようになるしかありませんから。不確かな気分で子どもを不安にさせてはいけません。

TLでは猪瀬副知事の発言しか見えないので、どんなやりとりがあったかわからず公平を欠く部分があるかもしれませんが、副知事が口にしていい言葉ではないし、それ以前にそのような思想を持つ事自体問題です。

後半を読むと、単位ばかにしているだけではなく、さとそうとされているのでしょうが、それまでのツーとも見てきましたが、猪瀬副知事の発言で納得するのは困難を極めます。
なぜなら、数字を見ろと言いつつ、ご自身が不要と思う場合にはバッサリ切り捨てて未検出としてしまい。一定の数値にまで低下すると、今度はそのみ検出の数値を20から7に下げてみるなど、数字自体を示してきていませんから、指摘されている文面だけを見ればまともそうですが、数値を見ろと言いつつ数値を示さなかったご本人は言行不一致そのものでしょう。

数値とは315ベクレルであろうが0.1ベクレルであろうがありのままに示して初めて数値を示していると言えるのであり、20ベクレル未満なので不検出です。今日からは検出時間を長くしたので7ベクレル未満は不検出ですでは、なにを信じていいのかわからなくなるのが自然です。

そもそも、本来水道では1ベクレル検出されてはいけないのですから(平常時)。

事故の最中だから汚染されているのは仕方ない。
仕方ないではなく、避けられないだけです。

避けられないから数値を示さない、隠すのは間違っていて詳細な数値を提示し、あとから推計で何ベクレルの放射性物質を摂取してしまったか集計できるデーターを小生に提示するのが本来の姿です。また確証のない暫定制限ですから国民人一人が実測値を見て自分でどうするのか判断するのがまっとうな民主国家の運営です。
これではまるで北朝鮮の国民にでもなったようです。

関連リンク:
twilog






本当の風力発電を考えてみる #jishin

3.11東日本大震災での福島第一原子力発電所大事故により原発が4基も大破しまだきりぬけることができるのか、見えない状態が続いています。

そんななかソフトバンクの孫正義さんが自然エネルギー、たとえば太陽光発電に頼るべきであるといったことを強烈に言い出し財団までつくりはじめています。
風力や太陽光は天気次第であり日本は世界でも例を見ないほど向かない国です。
それでもなおかつやろうというのは蛮勇以外の何者でもなくどうかしてしまったのか。

そんなふうに見ていたのですが、東日本の津波による被災地の復興策も織り込んでいるちょっと見には狂った提案ですが、よく吟味すると総力を上げる価値のある思想が感じられます。

そこで、一番は風力や太陽光ではなくくどいけれど振動発電ですよ!ということは言っておくものの、風力発電に付いて合理的な方法を考えてみました。

太陽光発電も風力発電も天候に依存する。
しかし依存するのは、どちらも直接発電しようとするからです。
逆に言えば安直な発想だからダメなのです。

たとえば、揚水発電というシステムがあります。
夜間の余剰電力で水をダムに汲み上げ、日中電気が不足したらその水をいい気に流し発電機を回して発電する。
この方式は電気エネルギーを位置エネルギーに変換し、必要なときコントロールしながら電気エネルギーに戻すという合理的なエネルギーの保存方法です。

しかし、規模が小さく蓄えられる水量が足りません。
では水より比重の重い流体を使ったらどうでしょう。
別に流体でなくとも砂でもいいでしょう。

そして高いところにあげるのに別に電気である必要はありません。
古来、風力は風車を作り粉を引いたり灌漑用の揚水に使ってきました。
そう、発電しようとするから巨大な風車が必要になり騒音や低周波問題、光のチラツキ問題など様々な致命的公害を発生しますが大電力をつくらず何かを運ぶ動力にするだけならむしろ大きすぎるのは非効率です。

例えば山中に巨大なダムを構築し今までの基準では考えられない量の水を蓄えられるようにする。
水だけではパワーが足りないので鉄球など比重の重い物質を発電の時は同時に流す。
いうなればコントロールできる人工土石流を作り出す。
タービンは従来のものよりタフである必要がありますが発電能力は運動エネルギーは数倍となる文巨大になります。
もちろん、そこで使った鉄球などは風力などを使い高いところに持ち上げます。

水や鉄球などを上部に蓄えることで自然の気まぐれの影響を除外します。
すると不安定な風のパワーも不安定さを気にしなくてよくなります。

太陽光は運動エネルギーには変換しにくいので、そのまま発電するかエネルギーに変えるほうがいいでしょう。感覚的な話で恐縮ですが、エネルギー効率の面からは直接発電するより、植物プランクトンなどを繁殖させ、アルコールを作り燃料にするか、太陽炉のように陽光を集積して水を分解し酸素と水素にして燃料電池にするほうがいいかもしれません。

電気がないから、速攻で電気にしようという安直な発想だときまぐれな自然エネルギーは御しきれませんが一段か二段、間にシステムをかませてあげれば効率よく利用出来る可能性が開けてきます。

放射能汚染は大丈夫なのか

菅首相や枝野官房長官の現地視察時の服装が2チャンネル系の記事で祭りになりかけている。

枝野官房長官は現地作業者が通常の花粉症などで使うマスクでしかないところABC兵器に対応したガスマスクをつけた上にひとりゴーグルも付け放射能よけの白の作業服も着込んでいる

それで驚いていると菅首相にいたっては宇宙服かと思うほどの完全防備、まるで潜水服だ

ことばは嘘も真実も言い分けられるが服装は裸の王様が子供に簡単に見破られたようにごまかしが効きにくい。この写真だけを見て安全か危険かを判断するなら安全と判断する人には合理的理由を教えていただきたい。言葉でなんと言おうと、カメラの前でだけ野菜を食べて見せようと、その場所が安全か危険かの判断は、その服装が雄弁すぎるほど雄弁にものがったている。瞬間しか通過しないのだしスーツで通して欲しかった。風評被害なるものをトップが惹起してどうするのだろう。

さて、時事通信社の記事で同じように嫌なものを見てしまいました。

関連記事:

母乳から微量の放射性物質=市民団体が検査-福島





 福島第1原発事故で水道水や農作物から放射性物質が検出された問題を受け、市民団体「母乳調査・母子支援ネットワーク」(村上喜久子代表)は20日、福島市内で記者会見し、福島など4県の女性9人の母乳検査で、茨城、千葉両県の4人から1キロ当たり最大36.3ベクレルの放射性ヨウ素131が検出されたと発表
水道水の場合1キロあたり100ベクレルが乳児に与えていいとされる3.11事故後に急遽変えられた日本独自基準です。

果たして与えて大丈夫なのか。
それ以上に外部から放射能(放射性物質)ではなく、人体から直接検出された核種です。
つまり、吸収しないとかすぐに排出されるとか半減期が8日とか生物学的半減期とか色々言いますが、そうした体内では減る要素を全部折り込み切った最後の最後、人体が消化吸収して血肉として、さらに母乳にまで変化したものからこれだけの放射性物質が検出されてしまった。

減る要素を全部合計したなら一体どれほど高濃度の放射性物質にさらされたのでしょう。
消化吸収率が10%以下という説もあれば、体内に取り込んでもすぐ排出するという話もあるし、元素としての半減期が8日なのだけは唯一間違いのない事実。
放射能を浴びた直後に母乳から検出されるわけもなく一定の量が放射線を出して安定した物質に変化したあとの残りからさらに排泄されていないものがこれだけ。

また、母乳ではなく血液で繋がっている胎児への影響は。

もととなる情報が詳細でないため信頼性は疑問が残ります。
たとえば、いつどこにいてどの程度被爆してきた可能性がある人たちなのか。
どのような方法で採取して検査したのか、方法によっては大気中の放射性ヨウ素が混入するかもしれません(そんな高濃度のところにいたらそれも問題ですが)。
検査機関がどのような方法で検査し、その信頼せがどの程度あるのか。
などなど様々な情報が欠如していますが、それは東電発表も大差ないですね。

しかし、時事通信社がサイトにアップする以上は会社としてのチェックは通っているのでしょう。

不安を煽るつもりもなければ、いたずらに騒いで欲しくもありません。
このような自体に陥った中で唯一できることは、よろ多くのできるだけ確からしい情報を集め、異なる情報を相互に比較検討し、妥当と思われる状況を自分で考察するだけです。


知り得た情報を確実にするにはこういう情報を得たと情報源と自分の判断を提示するのが確実さを上げる方法の一つです。
独りでは確認しきれませんが、多くの人が関われば確実性が上がっていきます。
あるいは、隠蔽していなくとも、故意ではなくとも、良かれと思い、あるいはなにをするべきか思い至らず、情報開示出来ていなかったことが次々に出てくるかもしれません。どちらかというと事実が公開されるだろうとを期待しています。

2011年4月20日水曜日

ヒットしないでほしい家電、バッテリー内蔵REGZA

東芝から電力不足に対応したテレビ、REGZAを7月に発売予定だそうです。
バッテリーを内蔵していて停電しても3時間くらいテレビが見られる。
電力使用ピーク時はバッテリーに切り替えれば東電の電気を使わないですむ。

なるほど一見すると良いことずくめに見えます。
でもこの種の商品を作るのはできればやめてほしい。

理由は次のとおりです。

ピーク時消費電力が問題なのは3.11以降の数年間だけです。
しかも致命的な困るのは今年の夏場。
それを乗り越えれば、今度はピーク時電力ではなくCO2削減や輸入問題などからの電気総使用量の削減をしようというecoを目指す時代に戻ります。

そのとき、このような家電は始末に終えません。
内蔵しているバッテリーは5年前後の寿命があるのに必要なのはもしかするとひと夏だけ。
バッテリーは自然放電するので常時充電が必要で、バッテリーを搭載していない家電より余分に電気を消費する。待機電力を削減しようとコンセントを抜けば見ている間に充電することになりむすろ電気使用量が増える。
また、充電回路の分、電気がロスする。
電池にはレアメタルなども使われるため、貴重な資源が死蔵されることになります。
また、廃棄時にはバッテリーが危険物としてじゃまになります。

バッテリーを家庭にも置くというのはリスク管理としていいことかもしれません。
その場合、何にでも使える汎用性を持たせたものであればいいのですが、REGZAのように特定の、しかも普段必要性がない家電にバッテリーを組み込むのは百害あって一利なしです。

目先の利益には知らない社会システムの中での位置づけをメーカーにも考えていただきたいものです。そういえば、原子炉をお作りのメーカーでもありますね。


関連記事:

東芝、バッテリー内蔵の「REGZA」を国内販売へ






化製場等に関する法律とは

BGMに聞いているTVニュースから聞こえてきたのが化製場等に関する法律という聞きなれない言葉

出てきたのは犬を10頭屋上で飼っていたという男性が逮捕されたというニュース。

猫屋敷など良く話題になりながらも行政、まして司法は手がほとんど出せないというのに、なぜ犬屋敷は逮捕できたんだろう。
気になってぐぐってみると、化製場等に関する法律とは指定地域における特定動物を飼う場合の許可が必要。

本来は肉や骨、皮などを利用するために飼育する場合の規制。

第一条  この法律で「獣畜」とは、牛、馬、豚、めん羊及び山羊をいう。
2  この法律で「化製場」とは、獣畜の肉、皮、骨、臓器等を原料として皮革、油脂、にかわ、肥料、飼料その他の物を製造するために設けられた施設で、化製場として都道府県知事(保健所を設置する市又は特別区にあつては、市長又は区長。以下同じ。)の許可を受けたものをいう。
3  この法律で「死亡獣畜取扱場」とは、死亡獣畜を解体し、埋却し、又は焼却するために設けられた施設又は区域で、死亡獣畜取扱場として都道府県知事の許可を受けたものをいう。

東京都では犬が対象に入っていて10頭以上飼う場合には化製場等に関する法律による許可が必要ということらしい。
目的がペットだとしたら化製場等に関する法律の対象ではないと思われ拡大解釈に見えるがどうなんだろう。逮捕しても裁判になったら公判維持できないのではないだろうか。

犬や猫など他人から見れば無節操に周囲の迷惑省みず飼ったり餌をやったりする人がいて周囲とモメることが多い。異なる目的の法律を無理やり適用するのではなく、時代が変わり法律の世話にならなけばならなくなったのならば、ふさわしい法律を制定するべきでしょう。

犬を食用に飼うとかはまず考えられないでしょうに・・・






ところで、周囲との調整が絶対必要な前提条件だと考えているだけで助けられる命は猫でも犬でも助けるべきですよね。
我が家の愛猫、小梅クンは近所の路上で死にかけていた野良猫の赤ちゃん。
親に捨てられたか親が死んだかで、朝からそこでずっと泣いていたそうで、夜9時ころ雨がふりだしたのに泣いていて、やむにやまれず拾ってきて手当し獣医に見せ(治療費10万超えたなぁ)去勢して、そのまま飼っています。一家で一頭飼えば、野良猫と野良犬全部一気に飼い主がついて問題も起きにくくなるんですけど。特に猫はトイレのしつけもいらず散歩もいらず飼いやすいんですけど。

しいて言えば、毛がついて困るとか、いつも飼い主が怪我だらけにされるとか細かな問題はありますけど、可愛さとか命との共生とか良い面のほうが余りあります。

実用的な暑さ対策:霧で涼しくする #hukko

政府や自治体にして欲しい暑さ対策として夏までに霧を放出する装置をできるだけ多く設置して欲しいと考えています。
家庭では、グリーンカーテンが限界かなと考えていましたが、先日グリーンカーテンを作るための材料確認するなかで、家庭で使える噴霧装置を発見しました。

ベランダや窓の外で霧を噴出できれば直接間接両方で温度を下げることができます。



カクダイ 噴霧システム 噴霧ポンプユニット
カクダイ 噴霧システム 噴霧ポンプユニット
価格:86,000円(税込、送料別)


直接の効果とはすなわち霧が蒸発するときに気化熱を奪いことで周囲の気温が確実に下がること。
間接の効果は温度が周囲と変わることで微風が起こり窓などを空けていればより涼めること。

霧を吹き出す効果を退官したければ秋葉原駅に夏場着ていただければいつでも駅前で確認できます。UDXと接続している通路のエスカレーター部分に霧吹きが設置されています。

関連記事:
ウィキペディア ミスト散布

分かりやすく霧吹きと書いていますが霧は英語でミスト。なぜか後半は日本語になってますがミスト散布というのが霧吹きで涼む方法です。

そしてウィキペディアにもありますが、高速道路のPAなどにもかなり大型のミスト散布装置が設置されています。日光を遮るものがなく異様に暑くなるのを少しでも快適にするため、工場などで使う大型扇風機のガードの周囲に霧吹き用ノズル(ミスト散布ノズル)をつけ風とともに霧を散布することで周囲の温度を下げています。

加圧ポンプを動かすだけのカクダイの方式であればエアコンとは比較にならないほど消費電力も小さく、熱を出しながら部屋の中だけ冷やすというエアコンの矛盾した方法(結局周囲を熱くするので、ますますエアコンの出力を上げることになる)とことなり、熱エネルギーを地表付近から奪い冷えた上空に運び去ってくれますので、誰にも迷惑をかけません。
また、蒸発してしまうので湿気などの心配もあまりありません。
※あまりない=びちょびちょになるほど霧を出せば、さすがにしっけます、調整はしましょう。

カタログでは最大で200W
写真は本体のポンプで別に噴霧ノズルセットが必要です。

ここまで本格的でなくとも、ノズルを使い霧状に水道水を吹き出せれば効果がありますので腕に自慢のある方はDIYしてみてはいかがでしょう。


まや、そろそろ在庫処分が終わる頃の加湿器も多少は役立ちます。
加湿器としてはおすすめしない超音波式の加湿器もこういう用途では役立ちます。
実際昨年、軽く使ってみましたが部屋がしっけるなどの悪影響はありませんでした。




このような安くなっているもので、かつ、大量の霧を出せるものを複数台並べれば代用になります。

我が家では、カエル型の加湿器で試しました。
一般的な加湿器2台分の吹出し量があるので数個あればベランダ程度なら賄えそうです。
わたくしは、ゴーヤのグリーンカーテンと併用しました。
陽光を遮らないと部屋の中がぐんぐん熱くなるのでゴーヤの葉をカーテンにしました。

一軒だけでやっても効果はその家の夕涼み程度でしかありませんが、広く採用されると街全体の温度も下がることが期待できます。実際打ち水作戦程度でも気温が下がるとのこと。

風呂の残り水を打ち水するなども合わせて行うことで夏の暑さを和らげ、我慢くべの節電ではなく快適に過ごせる節電ができるようになります。

新型ヒートパックがなかなかよさ気な件



WBSで二度ほど見た日を使わないで温めるヒートパック。
古くは燗番娘が一部の酒好きには有名な技術で駅弁にも使われています。



石灰と水が入っていて開けると水と石灰が混ざり石灰が激しく反応して発熱します。
その熱を利用して日本酒や弁当を温めます。

この時の反応熱はそれほど高温でないため安全な反面、熱々のものを食べにくい。
またかなりの量の石灰が必要で商品全体が重くなってしまうというマイナスもありますしかさばるという問題もあります。
それでも非常食用などに準備できると裸火を使わずに食事を温めたり暖かな飲み物が飲めたり、赤ちゃんのミルクを作れたりと魅力があります。

協同というメーカーがこの欠点を改善した商品をつくりあげました。
それがモーリアンヒートパック ( 食材温め用 発熱パック ) Mサイズ, 3個セットなどモーリアんヒートパックとして売られている物。

3.11東日本大震災の救援活動中の自衛隊員が使っているところが放送されていました。

特徴は石灰よりも発熱量の大きなアルミニウムを使うこと。
反応温度が高く、かつ、発熱量も大きいので同じ量を温めるのに必要な発熱剤が少なくてすみ、かつ熱々の食事ができるのが魅力。

秘訣はアルミニウムはそのままでは反応しないので反応温度にまで引き上げるために石灰を使っていること。それまでメインの発熱剤だったものを、いうなれば着火剤に変え、より高性能な燃料を反応させるために使っている。

アルミの粉と石灰を混ぜて作っていました。
ここまで見せてしまうと配合は公開しなくても、おおよその見当付いてしまいますね。
どのみち、購入されればすぐ分析できそうで特許で守るくらしかできないのでしょう。

画像を見ると激しく湯気を吹き出していて、ちょっと危なくも見えましたが裸火ではなく、水を使っているので良さそう。

もう少し安ければある程度備蓄したいところですが、ちょっと高いかな。
赤ちゃんや子どもがいたら、リスクヘッジとして買っておくと思いますが自分だけだと固形燃料やサラダオイルを買いおくほうが用途も広いし使い慣れているのでいいかもしれない。
使う人によって選ぶべきでしょうね。

こういうのが向くのは乳幼児始め子どもがいるとか、痴呆が始まった老人を抱えているといった多少割高でも安全第一、裸火はなんとか避けたいという家族。あるいは、火を扱うとかアウトドア系にあまり馴染みがない方。練習あるのみとか。ぱっと見てわからないといけない部分もあるアウトドア系の道具は使う人を選んでしまいます。アウトドア用のヒーターとかストーブとか呼ばれるものなど火力が大きく重量お極限まで減らされていてなかなかいいものですが、ポンピングから始まり火をつけるだけでもノウハウ多すぎる。個人的にはそっちが好きだけど、もし自分が怪我でもして扱えないというとき、奥さんではとても扱えないのでカセットコンロにしました。家族構成を十分考えてラブ必要があります。



大阪市立大学で光合成を人工でお変える基礎研究に成果が♪ #hukko

3.11東日本大震災以降の日本では電力不足に見舞われ、完全回復には数年以上かかる見込みです。経済活動は愚か日常生活にも重大な影響が出ています。
それはすべて、産業革命以降人類はエネルーへの依存度が増し、現代では圧倒的に電気に依存しているから。自動車など内燃機関だったものまでEVといわれる電動化しようとしているため、この一曲依存という危険極まりない状況は改善ではなく悪化が進んでいます。

そんな中、注目されるのが風力や太陽光といった自然エネルギーです(風力は太陽エネルギーがかたちを変えただけともいえますが)。
電気に目を奪われるあまり太陽光もわざわざ電気に変換しようとして大変な苦労と大きなロスを経験しているわけですが、大阪市立大学の神谷信夫教授などが、より有望な太陽光の利用の可能性を開いてくれました。

「人工光合成への足がかりへ!」
大阪市立大学・複合先端研究機構の神谷信夫教授(物質分子系専攻)と岡山大学大学院自然科学研究科の沈建仁教授(バイオサイエンス専攻)らの研究グ ループは、光合成において光エネルギーを利用し、水を分解して酸素を発生させる反応の謎を解明しました。太陽の光エネルギーを生物が利用可能な化学エネル ギーに変換する機構を解明し、地球の環境問題、エネルギー問題、食料問題の解決に貢献する画期的な成果といえます。本研究の成果は、米国東部時間4月17 日13時発行の英国雑誌「Nature」オンライン版にResearch Articleとして掲載されています。
植物には電気を流さなくても太陽と空気と水と若干の肥料があればすくすくと成長します。
手品ではなく、太陽からの光を直接エネルギー源として使い無機物である二酸化炭素と水から成長に必要なエネルギーをとり出しています。動物はその植物を食べて消化吸収することでエネルギーと栄養を吸収しています。

植物が太陽光から整体が直接使えるエネルギーを作ることを光合成と呼んでいますが、長年それ自体は知られていても、科学的に再現することはできずに居ました。
再現する技術が開発されれば、電気という形に変換することなく効率的に太陽光を利用出来る可能性が拓けます。
(あるいは、食料だって無機物からつくれるようになるかも・・・)

なによりも魅力的なのは環境問題化している二酸化炭素を直接無くしてしまえること。かわりに酸素を放出してくれるので環境の改善に劇的な効果も期待できそうです。

そしてもうひとつの魅力は電気と違いエネルギーを蓄えられる形に変換していること。
現代技術ではバッテリーなどを使わない限り、太陽光発電は雲が流れてくるだけで発電量が減るなど実用性が低い。梅雨時など何週間も電気が使えない、夜間も使えないなどかなり不便なエネルギー源となってしまいます。
ところが、光合成では電気を作って入るのですがそのまま終わりではなく、その瞬間に保存でき活用しやすい物質を合成することで太陽光エネルギーを生物が利用しやすい形で保管できるように変換しています。
具体的にはブドウ糖が合成されるわけですが、従来型のエネルギーにしたいならこれをアルコールなどへ変換すればよく、かなり使いやすくなります。

まだ、原理が解明されたばかりですが、逆に言えばこうごうせいということが理解できてから長年、植物に依存するしかなかったことが、人間の科学技術で直接太陽光を活用できる方法がわかったわけであとは実用化に向けた研究開発をするだけです。

原理が分かってしまえば、あとは技術屋の出番。
実用化されるかどうかは経済性や競合(既得利権)との競争だけ。
日本は手痛いダメージを受けた代償に、新しい技術を受け入れやすい状態になった(化石燃料や原子力産業が妨害しにくくなった)ので今後に大きく期待できそうです。


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大阪市立大学 光合成酸素発生の謎を解明-神谷信夫教授(複合先端研究機構)らの研究成果がネイチャー誌に掲載

2011年4月17日日曜日

原発と飛行機は安全性という視点で比較できるものなのか

池田信夫さんのツイートでの議論が、原発と自動車の比較から原発と飛行機へと変化してきました。
「飛行機だってエンジンが止まれば終わり」
安全性と利便性より経済性で語る。

ある意味正しいのかもしれませんが影響範囲が違うのでどうなんでしょうね。
飛行機が墜落しても今のところ最悪が9.11。
巨大ビル2棟を完膚なきまでに倒壊させるとはまさに想定外の影響でしたが、目標がスリーマイルなど原発やICBM格納庫のほうが甚大さや与えるショックの大きさは上回ったかもしれません。

エンジンが停まっても翼と尾翼がありコントロールはある程度可能。
ある程度でしかないのは、まさに経済性の問題でエンジン無しで安全に着里が十分可能なほどにつくるのはイニシャルコストでもランニングコストでもあわないという経済原則なんでしょう。
飛行機の事故率はさほど高くなく、また死亡保障もふしぎなことに低い。
訴訟社会のアメリカでまだまだ安全策はいくらでも取れる飛行機がこれほど安易な構造のまま飛んでいるのは、実は以前から不思議でしかなたないことでした。

戦闘機でさえ、非常脱出装置があって非常時にはパイロットは座席ごと射出されパラシュートで着陸できます。すでに存在する技術なので、コストだけ無視すれば全座席脱出装置付きにできるかもしれません(コックピットじゃないので天井部分をどのように解放構造にするかが難しすぎますが、あくまで戦闘機でさえ安全策はあるよというおはなしです)。

あるいは飛行機を何着地させるだけのサイズのパラシュートをつけることは不可能ではないでしょう。
速度が問題そうですが音速を越えるジェットエンジンを搭載したスピードカーの停止用にはパラシュートが使われていて音速未満で飛ぶジェット機に利用できない理由はありません。
飛行機の重量が増して積載量が増えるから経済的でない、あるいはそこまで安全性を考えていないだけなのでしょう。

飛行機や列車の安全策は取れる方法がいくらでもありそうなのにやっていないだけ。
列車も自動車に使うエアバックの大きなものを大量に搭載すれば、安全性は増しそうです。
列車の内壁沿いにぐるり搭載し、さらに車内に仕切りを付けエアバックをつければよさそう。
これもコストがかかり載せられる人数が減るだけの問題。
もっと確実にするなら立ち乗り禁止にし全席に4点式シートベルトとエアバッグを取り付ければかなり安全性が高まります。事故の被害・影響を最小にするには連結数を2両以内など小さくすれば重量が減ることで大事故にまで発展しない。

そういう事は多分わかりきっていて、事故が起きれば悲惨なことは承知で今以上の安全策は取らない。

※本当はそんなこと考慮されていないだろうと考えています。
列車が導入された時代にそんな安全策はなく、そのまま速度と積載量の増大といった乗客の要望と周囲の住民からの騒音クレームへの対応しか考えてこなかっただけ。
そういう意味では、池田信夫さんがいうように原発のほうが万一や安全性に付いてはかなり後半に考慮されている唯一の技術なんでしょう。

そして今回完膚なきまでにコントロールを失い安全性以前に経済性を失ってしまった。
賠償金数兆円(数千億円で終わりかも)は別にしても廃炉までの期間と経費は膨大過ぎで経済負担は、おそらく本当には唯一の想定外なものでしょう。
※100年少々前に37メートルを越える津波が日本を襲っていますから、津波は安全係数をつければ100メートルは想定したはずで想定範囲内すぎです。
危険は数字でしか考えないので実測値かける安全係数でしかなく、3倍くらいは見たいところ。
地球での最大の津波は恐竜を絶滅させたといわれる隕石衝突でしょうが、そのときはそれ以上の高さだったかもしれません。


本題に戻り安全性を考える上で原発と飛行機は比較できるか
というと原発のほうがより安全志向で作られている
飛行機など原発と違い現実に墜落などなんども起きているにもかかわらず飛行場は大都市すぐそばに作られています。成田のように経済性無視して遠方に作られることはまずありません。
安全性を考えたら都市部や原発や重要施設や工場密集地には飛行場は作れず、近寄ることもできないでしょう。

それ以前に報道機関が平気でヘリコプターを使い続けていますが、報道機関のヘリコプターに限定しても墜落死亡事故を起こしています。あんな危険なものを平気で使いつつ、原発の危険性を論じるのは片腹痛くも感じます。みな、ある視点でしかものをみず、自分の主張と相容れないことを平然とやっているものです。

さて、それでも原発と飛行機の安全性は比較できるのか。
というと影響を及ぼす範囲を危険視し過ぎるというのがおそらく池田信夫さんの論旨でしょうが、放射能やダイオキシン、炭疽菌などはそんざいしてはいけないし、扱うべきではないものは経済だけで片つけるのは大きく間違っているのではないかな。

炭疽菌でもその他の生物兵器でも扱うのにコストは原発の数桁少なくても済みそう。研究施設の中には持っているものもあっても安全のために公開しない(できない)だろうけど、むしろ危険性としてはそうしたBC兵器の類のほうが原発より深刻かもしれな。
いずれにしても被害規模が予測できない・人類の技術ではコントロール不能になるものは扱ってはいけないのではないだろうか。

きっとそういうと、火でも山火事になれば制御できずカリフォルニアなどでもお騒動になった例などを引き合いに出されるんだろうが、それは違うと言いたいが、経済性の原則だけで語るほうが簡単だという好例ではありますね。山火事なんて防ごうと思えば自発式の消火器を山中に一定間隔でいこめばいい。でもとても経済的にペイしない。だからやらず山火事になると避難して終わり。出来る範囲は消火隊で対応していく。
今の人類は結局その程度で原発のリスクさえもその範疇。

というのは、おそらく本質的にどこか間違っている。
ならば戦争の道具だって人命かけて他国に乗り込まず、戦略核兵器でも投入すればいいのにそんなことしない。やはり経済性だけでは片付かないのが世界のコンセンサスなんじゃないだろうか。

専用ロゴ入りVeLopsをいただきました #velops #amn #kahun

AMNさんの募集に応募して当選したのが愛用のVeLopsにtwitterで使っているロゴを印刷してプレゼントしてくれるという企画。

VeLopsは寒さ対策に最適で、女性用なんですが実は男のほうがずっと使いやすい。
なぜなら、ネクタイは結べてもスカーフなどをかっこ良く結べる男は少ない。そして朝や夜は寒いから首に巻きたいですが日中は嵩張って始末に終えない。得意先に出かけた時など荷物は見せたくない。
VeLopsなら頭からかぶっておしまい、結ぶとか面倒はない。
電車で暑ければさっと脱げば終わり。
しかも折りたためばスラックスやスーツのポケットにさっと収まってくれる。
得意先を訪問するときも同様。
無くす心配もないし、かぶるだけなのに実にオシャレだ。

そんなおしゃれなVeLopsにオリジナルロゴまでプリントしていただきました。
感謝、感謝です。

ばっちりいつも使っているアイコンがプリントされました。
(有)ルクレさんに感謝

佐川急便で送られてきました。
近所では評判と逆で佐川さんの配達が丁寧

この時期にもういらないよと思う人も多いかと思います。
ところがどっこい、花粉症の人にはまだまだ必要。
花粉症には緑茶をきちんといれて飲むのが効果的だと今年自分の体で確認しているのですが、同時に物理的な対策も大切。
花粉を避けるだけではなくて積極的に保温してあげるとアレルギー症状が軽減します。
具体的には後頭部の下から首にかけて冷えやすい部分を温めると、アレルギー症状がやわらぎます。VeLopsならかっこ悪くならずに保温できます。
出会うまでは軽いときはタオルを巻いてみたり、重いときは


などを首筋に当たるように襟のあたりに貼るのですが、落として恥ずかしい思いをしたり結構大変でした。

寒さ対策と同じで症状が収まると寒気も取れて今度は暑くなったりする、アレルギーとは実に困ったものですがホッカイロなどと違ってこまめに着脱できるのでとても楽です。

秋葉原はこの一週間ほどようやく暖かくなり、金土曜日と日中は暑いほどでしたが、朝晩は冷え込んでつらいのでまだまだ手放せません。

VeLops公式サイト
オンラインショップで販売されています。