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2011年3月3日木曜日

ネットはiPad2で花盛り

日本では未明のアップル大発表会。

ボンダイブルーのiMacが登場して以来、なんど夜明けにパソコンにかじりついたかわかりません。
感心するのはiPhone以降の日本のメディアの扱いが変わったこと。

新商品の噂から始まってつぎつぎと報道が続く。
発売前日には、長蛇の列を撮影しようと電車も止まった時刻にもかかわらず取材に出かける。
まあ、取材は機材が多くて公共交通機関など使わず専用車両を使うから時刻は関係ないといえばないのだろうがご苦労様なことです。

iPad2は、噂をおとなしくした感じの商品。
みなさん少しでもヒット率を上げたいのでしょう、期待はずれに終わったと書く人がいないのがふしぎ。

一番期待されたであろうディスプレーはそのまま。
額縁に磁石を仕込んでカバーを貼り杖kるようにしたのは進化なのか退化なのかわかりません。
デスクに置いて使うにはいいのでしょうが、もって使うには邪魔にしか見えない。

磁石式だから完全に外れるんでしょうが、磁石がついたものをそこらに置くのはガジェットを持ち歩く人なら避けたいところ。どんな悪影響及ぼすか知れたものではないです。

アップルはパソコンメーカーとは思えないほど協力磁石が好きな会社。
MacBookで使われ続けるマグセーフティーといわれる、電気ポッドでよく使われる電源コードを磁石で固定する方法を採用以来ですね。
他のメーカーがやらないのは記録メディアが軒並み磁力を使うなか、あまりにも危険にすぎるから。
アップルは磁気メディアの使用自体を馬鹿げたことと考えているのかもしれません。

新しいスマートカバー(Smart Cover)は誰がどう見ても日本の風呂場でおなじみのスノコ。
欧米では湯船自体がめずらしく、まして風呂にカバーするとかスノコとかは無縁の存在だから斬新かつ合理的に見えたんでしょうね。
製造元が風呂桶のカバーやさんというのは本当なんだろうか。

ちょっとみっともないと思うのは多分日本人だけ。
そのまま感動できないのはちょっと損した気分ですが、事実安っぽく見えるのだから仕方ありません。文化の相違ってやつです。

ディスプレーに確信がなくてがっかり来たあと、プロセッサーもクアッドコアなどが年末にかけて登場と、さんざんニュースになった直後だけにデュアルコアというのは普通すぎてつらいですね。
A4チップがA5チップと名を変えてデュアルコアに。
性能は二倍だそうですからintelがお得意の同じコアを2つ載せましたというやつみたいです。
グラフィック性能だけは9倍とかなり向上していますが、オリジナルがプアー過ぎたんだとは言えないのでしょう。

一番気になるメインメモリーについて言及が全く無く、そこを突っ込む報道もごくごく少ないのがふしぎを通り越して違和感持ってしまいます。
iPadが登場した時から最低512MB。マルチタスクなら1GBが搭載しないと話しにならないというのが私見です。
iPadとおなじ256MBだとしたら、販売価格を同じに保つために犠牲にされてしまったのでしょう。

つぎのiPad3も目玉機能を付けにくそうですから、その時に一気に買い替え需要を掘り起こすため初代と二代目はいちはやくご引退いただくようにメモリーをケチっておくのでしょう。
こうすれば本格的なマルチタスクやグラフィック処理を行おうとすれば、ハードウェアの制限で実現不可能と言えるので、使いたければ新機種へ買い替えなさいとiPhoneとおなじ路線が継続できます。

期待はずれといえばUSBがつかなかったのもそうです。
外部装置と接続できるようになると大きな期待を抱かれていましたし、一部の噂では縦横どちらに設置しても良いようにDocコネクターが2つになるだろうという予測もありました。
予測というより期待ですね。
これまた見事に裏切られましたが、やはり誰も突っ込みません。

使い勝手という点で今の位置って不自然です。
iPhoneは小さいから、縦位置で置いてもいいですが、iPadを縦位置に置いて使うのは不自然。
やはり置くなら横長方向でしょう。
するとDocコネクターが横に向いてしまうのでケーブルで接続すると不恰好になります。
ぜひとも改善して欲しかったのですが放置されましたね。

カメラは期待どうり両面に搭載。
登場したてのMacBookProとおなじくFaceTimeとHDビデオ撮影対応。
アプリは別売りと珍しくけち臭いですが、Macでは同梱のiXXがいくつか移植されました。

OSもiOS4.3にあがり、見事にiPhone3Gは切り捨てられました。
iPad2の話題に隠れてひっそり葬られてしまいました。
iPhone3GSには対応するようですが、auとおなじ通信方式向けに登場したiPhone4には提供されないようで、先行して販売に協力してきたキャリアへのインセンティブでしょうか。

極めて本体が薄くなり重さも軽量化。
それでもバッテリー持続時間は変わらない10時間だそうです。

MacBookProでは、計測方法をよりユーザーの使い方に合わせるとして、それまでは9時間表記だったものが7時間へと短縮されましたが、iPadはなにか特殊なのでしょうか、旧来の表記を起床するようです。

かなりほしい部分もあるのですが、メモリー搭載量がわからないとなんとも言えないハードウェアです。もし256MB前後であれば完全に見送ります。
512MBでも多分購入見送ります。
マルチタスクで動作するには圧倒的に不足しますし、マルチメディア編集には無理があります。

一番嬉しいニュースはスティーブ・ジョブズが登壇したこと。
仮に最後になるかもしれなくとも、勇姿が世界中に放送されたことは大きい。
そして期待を込めて語られた新スペックがほとんど実装されずに終わり、事前の一分アナリストの評価では、その場合アップルの株価は一気に下落するとされていましたが、スティーブ・ジョブズ効果でそのようなことは起きずにすんだようです。


ただ投資家は覚めた目で見ますから、グラフを見ると期待値と発表された実物のと性能の乖離がグラフの右肩上がりの折れ線を引き下げてしまったことに現れています。

でも、店頭に並べばまた売れるでしょう。
少なくとも買い控えがこれで収まります。

アメリカでは11日に、他の国では25日に販売歌詞。
日本でも25日販売開始予定です。


また、海外では使えるテザリングと言われるwi-fiルーターに出来る機能。
auがついにスマートフォンに対して解禁し、やる気を見せていますが、日本ではソフトバンクの都合により見送られてしまいました。

今の回線状況ではどれほど非難されようと、提供不可能なものは諦めるというのは英断です。
しかしこれで、ますますドコモやau版を望む声が強まりそうです。

ソフトバンクには申し訳ないですが他社のテザリング可能なAndroid端末を購入しwi-fi専用モデルを購入するのが日本では実用性が高くてトータルコストを抑えるには最適でしょう。

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