あまりに気になるのでDTIハイブリッドモバイルプランを細かく見てみました。
と言ってもまだ情報が少ないですね。
2種類の専用通信端末、モバイルルータータイプかパソコン用のUSBモデムタイプのいずれかを月額630円で借りなければならないようです。
モバイルルーターはSIMフリーとなっていますが、それに魅力はなくこれを考える人ならまず他社のモバイルルーターやiPhoneなどを持っているのが普通です。
それに対してサービス提供できないと競合他社である日本通信にたいして魅力が半減します。
ハードウェアで縛りたい気持ちは分かりますが、これだと利用者無視の側面が強いしバッテリー容量見ても魅力の薄いハードなので買い替え需要は難しい感じです。
というのも、日本通信やUQ WiMAX以外なら年縛りを受けるのが普通ですから、解約違約金を考えるとお得感の出る人が少ない。その上はハードの制限があると買い替え需要は難しい。
新規狙いは、こういうものを使う人はかなりの人が既に何かしら購入済みなのでむずかしく、そうでない普通の人を狙うときも、そういう先発組の人がこれはいいよというものを使うのが普通で、使ったことのないサービスを額面だけ見て紹介はしにくいものです。
アーリーユーザーを取り込めないと金額勝負だけでは苦戦しそうです。
モバイルルーターはもはや2年縛り回線だとゼロ円が普通化しつつあるので、毎月プラス630円の発生は2,980円ではなく、実質3,610円なので魅力が減ります。
問題は価格差の縮小ではなく、契約の瞬間にそれを知って気持ちが萎えてしまいやめたりクレームになったり悪評につながること。良く言う人はさすがに出ないでしょうから、この戦略はちと古すぎる。
魅力的で意欲的なサービスプランだけに実にもったいないです。
※モバイルルーターとUSB無線端末はどちらか必須で2年縛り月額630円のレンタル制。
これを含んで計算すると乗り換えメリットが急減してしまう場合がほとんどかもしれませn。
全くの新規ならよさそうですが、そういう需要がどれくらいあるのか。
これからの情報に注目しましょう。
関連リンク:
DTIハイブリッドモバイルプラン 機器詳細
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