ただ誰に聞けばいいかだけを覚える。
その極端な例が、大成功者と言われるアンドリュー・カーネギーだったかな。
自分の知識はたいしてない。
しかし誰に聞けばその問題に応えてくれるかは分かっていて、かつ、その人材を側においている。
成功事例として語られる代表例。
ウォーキング・ディクショナリー(歩く辞書)なんて言葉もあって、アニメの世界にもよく登場しますがすべてを記憶しているひとがいたりする。記憶力とそれを引き出す力に優れているだけで、今ならさしずめ検索エンジンかな。
そう、Googleがまさにことばのままに、ウォーキング・ディクショナリーとなってしまったため、人は記憶する必要を失ってしまった。どこを探せばいいかだけを覚えるようになったという研究結果が公開された。
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これってある意味自然な進化で、アンドリュー・カーネギーに普通以下の人でも勝てたという話かもしれない。
でもどちらかというと、SFの世界に登場する宇宙人のようにすべてが退化してしまう前兆かもしれない。
だってようはこれ、ソーシャルブックマークみたいなもんで、つまるところ人間おおつむはソーシャルブックマークだけになるから、そいつと置き換えてしまえば人はいらないということにつながりそう。
審判の日はカリフォルニア州知事の代表作だけど、防衛ネットワークさえいらなくて、ある日数日検索エンジンが共同でストライキしたら、どこに食べに行くかも決められずそのままうつむいて人類みな滅んでいたなんて駄作ができてしまいそう。
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