楽天

知っておきたい助成金・給付金

2011年7月28日木曜日

節電は不要!?良くないこと!?

3.11以降激しく求められているのは、というよりも切実に必要だと言われているのはピーク電力カット。
東京都知事や副知事が言うようなコンビニの夜間営業禁止や夕方以降の自粛っていうのはピーク電力カットの逆を行くもの。
その点ではこの意見に賛成。

ことあることに主張していますが無理や我慢は続かないのです。
24/365我慢、我慢ではおかしくなってしまいますし、日本しか地球上に国家がないならまだしも、他にも多数の国家があり経済活動が行われいる中で、無茶なことをし続けたら日本が経済的に沈没してしまい、食料もエネルギーも輸入できず多数の死傷者・餓死者を出すことにもなりかねません。

最大電力消費量は賄えないというだけであれば、まかなえる電力を算出してその範囲で電力をうまく使って苦しくない、楽しめる生活を目指すのが人間らしいあり方。

そう、ここまでは全くごもっともです。

でも、京都議定書を作ったり様々な場面で環境破壊が叫ばれ地球温暖化が危惧されている中、ピーク電力カットだけでいいわけではないんだということも忘れるべきではないでしょう。
また、自然エネルギーだって人間が全部使っていいわけではなく自然環境を破壊しないためには、周囲の環境を意識しつつ活用する必要があります。太陽光パネルで覆い尽くしてしまえば雑草さえも生えられず二酸化炭素を酸素に戻す植物の光合成さえ充分にできなくなってしまうかもしれません。

ピーク電力カットにしても、火力発電所でも水力発電所でもメンテナンスが必要で時には休止しなくてはなりません。常時100%出力で稼働できる装置はまだ存在していません。ピーク電力時に100%出力したら10%や20%の設備はメンテナンスのために止める必要もあるでしょう。

なにより潤沢に電力であれなんであれ使いたい放題が正しいという発想が原発を必要不可欠なものにしてしまったのであって、他の方法でエネルギーを作り続ければいいというものでもなくて、もしかしたら自然エネルギー発電なんて禁止して今ある発電所だけでまかなえる世界に再構築するのが本来の姿かもしれません。アルミニウム地金の生産や電気精錬なんて日本でやらなくてもいいのかもしれません。


本当の発電能力やコストが何故か公開されず、節電だけが強要されているのは大きな間違いですけど、すきなだけ使うのはもう卒業したほうがいいのではないでしょうか。

パソコンだって同じ処理をするのに今年の夏モデルなら一昨年のモデルの1/3未満の電力で間にあうことも実機で確認しました。エアコンや冷蔵庫、洗濯機も8年前のものと比べると30%以上エネルギー消費量は減っていて、使う家電を変えるだけで家庭の消費電力は一気に下げられる。本当に使用する電力を減らしたいなら節電の強制ではなくて東電の費用負担で管内の古い家電を強制的に最新機種に入れ替えさせてもらうだけで民生用電力なんて何の苦痛も工夫も苦労もなく、一気に15%くらい節電できてしまう。独占事業者のそれが義務なんじゃないでしょうか。

企業も全部に我慢を強いるのではなく、電気を食い過ぎる産業に日本での営業諦めれいただけば良いのかもしれません。もはや重厚長大産業の時代が終わって十数年です。最先端の競争力ある産業はそんなにエネルギーを使いません。競争力のない産業を無理に国内に残すのがすべても元凶かもしれません。

関連記事:
節電という名目の過剰な経費削減か!孫さん 節電がおかしい事に同意

0 件のコメント:

コメントを投稿