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2011年9月5日月曜日

家庭用蓄電池は正しい選択か?

ソニーが家庭用に300Whの蓄電池を発売するそうです。 AC100Vで充電しAC100Vで最大300Wh供給できるバッテリー装置。 パソコンやサーバーで使うUPSのやや大きめなものですね。 価格は15万円。 テレビ等なら2~3時間使えるということです。 さてこれは買いでしょうか。 そもそもありでしょうか。 スマートグリッドという言葉が独り歩きし、 なんでも新しいことに乗るがビジネスだと決め込んでいる 評論家や似非経済学者はスマートグリッド礼賛。 ところで節電ではテレビなどの計測もできなくなってきた 一時間あたり数十~数百ミリワット(0.5wとか0.01w)を コンセントからプラグ抜いて節約しようと言われています。 このような蓄電池は性能を保つため常時微量ですが充電続けます。 その容量は待機電力をはるかに超える容量です。 また高性能なものは常時インバーター方式と行って 一旦直流に変えてバッテリーに充電しつつ ふたたび交流に戻して電気を送り届け 瞬断と言われるパソコンなどが壊れたりデーターが消える 原因となる電源トラブルの回避もできますが 待機電力をはるかに超える電力を常時消費します。 おきない前提の停電対策に節電できる以上の電力を 各家庭が使うのはいかがなものなのでしょう。 靴底が減るのをけちってタクシーで移動するような 本末転倒な事態に見えるのは気のせいでしょうか。 別に対策するなというのではなくたったの300wh程度の電力ならば ポータブル発電機でも準備したほうが気が効いています。
850VAですから2.5倍以上の容量でかつガスボンベさえ準備していれば 充電切れの心配もありません。 節約すればかなりの家電製品も使える容量です。 ガスボンベはガス漏れも殆ど無いので充電池と違って エネルギーロスがとても少なくてスミます。 使わないときは無駄ですがコストを考えても むしろバッテリーより安くて容量も大きい。
三菱、ホンダといった大手からも発売されています。 ホンダは耕運機もガスボンベを燃料にするものを作りヒットさせるなど 小型エンジン分野で独走状態です。 ガスボンベを保管することの安全性が危惧されますが それを言うならバッテリーはもっと怖いです。 圧力がかかったり温度が上昇すると爆発するといった 高性能なリチウムイオン電池の特性もありますし 鉛蓄電池は重くてよ量が少なキウ寿命も短く 環境汚染の心配もある上に、溶液を大量に使い かなり危険です。 スマートグリッドとして考えるなら太陽電池など 充電池が必要になってしまうものよりも 都市ガスを燃料に使えるガス発電(燃料電池)が 余分なバッテリー不要で本命に近いと考えています。 今販売中のものは可動のために 制御用の電力を電力会社のAC100Vに 依存する作りなので停電時には使えないという 致命的なもったいなさをもっていますが その程度の電力はそれこそ小容量の二次電池を 追加すれば解決できるので早めに改良品を 作って欲しいものです。 関連記事: 家庭用の低価格蓄電池、ソニーが小型品を製品化 ガスではない燃料ならもっと低価格のものがあります。 書いて単位ではなく町内会とかマンションなどの単位で導入し 長時間の停電なら集会室のようなところを避難場所として 集まるというのもひとつに方法です。

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