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2011年9月8日木曜日

タバコ700円は暴論!?

新内閣成立直後から口害が多発している民主党政権。
政権をとれたばかりであったり要職に奇跡的につけたりで舞い上がっているのは、小泉政権時代の小泉チャイルドの代表的存在だった杉村太蔵さんと重なって見えて仕方ありません。

ところで、厚労省の小宮山洋子新大臣がタバコは700円台まで毎年100円アップする発言。
喫煙派の総理まで反対しているらしいけど、嫌煙の代表格の方を厚労省に据えればこうなるのはわかりきっていて事前に釘を刺さないのは、世論やマスコミの反応みたいだけだろうというのは穿ち過ぎだろうか。

政治屋さんの腹の中はさておいて、タバコ700円は暴論だろうか。
昨年の値上げでさえ結局消費量まで経rどころか増えているという(0.2%増)。

値上げすると税収増えないというが減らないなら御の字でしょう。
なぜなら販売量が減れば生産から物流、事務作業に至るまで多くの経費がヘリエネルギー消費も減る。
それでいて売上が維持できて税収も変わらないか増えるなら何ら問題はなさそう。

喫煙できなくなるという悲しさはあるのはわかるけど、体に悪いとわかっていて一部の似非経済学者にいたっては原発事故よりタバコのほうが危険だと公言してはばからないほど。

密輸が増えるという人もいるけどそうだろうか。
タバコが値段だけで売れるものなら一番安いタバコだけしか売れないはず。
ところがそんなことは起きていない。
TPP反対論もそうだけど、もともと日本の農産物は異常を通り越してありえないほど地球規模で考えて高額で、これで自給できているという方がおかしいレベル。
相場の5倍10倍で良いんならすべての商品は純国産になって輸入なんてなくなる。

仮にTPPで何でも自由に非課税で輸入できても長粒米を毎日食べたい人は殆どいない。
コメ不足で強制的に長粒米を混ぜられた時期のみんなの反応が端的に表している。
日本の米に近いものも存在するけど、生産量は少量で価格も高く影響するほどの量は買えない。

そしてタバコはコメの比ではない嗜好品であって、同じセブンスターでもちょっと違うと大騒ぎされる。
それが価格差が1万円と100円というなら起きるかもしれないけれど700円と400円とかで安い方に流れるとは考えにくい。

コーヒーだって100グラム700円から1500円くらいして、なかにはぐんと安い豆もあるのに高いものが売れ続けている。
たぶんごく一部の人は安いものに流れるだろうけど輸入品にも酒と同じで高率関税かければいいだけ。

実際極端な価格差があるアルコール飲料だって、ほとんど税関の目を逃れることはできない。
たばこどころか麻薬だって摘発されていて、そうやすやす密輸なんてできない。
むしろアジアなどの安いたばこに同じ税額をかけて販売すればいいだけのこと。

反対のための無理やりな理屈付けにしか見えない話が多くてちと悲しい。

関連記事:
“たばこ1箱700円” 勇み足に「想定外」の反発

ところでタバコは大嫌いだけど、嗜好品だから税金かけ放題って発想自体が憲法に違反しているだろう。
全てにおいて平等でなくてはならないのであって、特定の趣味嗜好だけが国家によって虐げられていいなんてどこにも書いてない。
問題とするべきは売れる売れないとか密輸が氾濫するとかいった別次元の話ではなくてアルコールでもタバコでも特殊な課税を未だに続けていることが正しいことかどうかの是非論だろう。

酒や煙草が安くなると非行に走るとか、意味不明なことは言わないでほしい。
いまの20代はアルコール飲料消費しなくなってメーカーが困っているほど。
人間は愚かではなく、きちんと進歩していて価格ではないもっと本質的なところで判断し行動できる優れた存在なんだということ。
タバコも酒もどちらかというと、政治屋や官僚・メディアなど一部の人間にとってなくては困る存在なんじゃないだろうか。
だから珍しく反対するようにしか見えない。

公平期すなら消費税があるんだからそれ以外の課税はおかしいし参入障壁になる規制があるのもおかしい。
健康に悪いからというなら課税ではなく販売自体を禁止するか数量規制でもすればいい。
実際江戸時代でさえタバコなんて何度も禁止されている。
江戸の頃より悪化しているのはタバコと麻薬類くらいではないのだろうか。
酒の禁止は日本では知らないけどUSAではかのアル・カポネが暗躍した時代禁酒法が横行し大変な暗黒時代を生み出した。
しかたなく江戸時代の火付盗賊改方よろしく警察以外にFBIなんて組織を作らざるを得なくなった。
歴史に学ぶなら、人々がとても望むものを、それが嫌いだからと禁止したり特別な課税したりという行為に偽政者が走ると反乱が起きるか治安悪化の原因になるということかもしれない。

心理的には千円越しても当然と感じているけど、今の課税そのものもおかしく廃止すべきだと考えています。
それがフェー、法の下の平等じゃないのだろうか。
消費税上げる前に、個別の税をすべて廃止するのが正しいだろうと思う。
酒だって半値になったって消費量が倍になってアルチュウだらけになるなんて起きやしない。





たばこ税で検索したらなぜか電子タバコらしいものがヒット。
それにしても高いな。
中国に行くと驚くほど安い。
といっても国内で吸う人なんて見たことないけど輸出用の商談会場の話。
秋葉原電気街でも投げ売り状態。
ビールはノンアルコールビールがバカ売れしているのにタバコはノン煙草の葉を作る気はないんだろうか。
課税しないで売ればいいのにと思う。
タバコと言わなければもしかして規制する法律ないのかもしれない。
誰かやってみないだろうか。
それでタバコという危険なものがなくなるなら99.999%のひとにとって幸福なんじゃないだろうか。


楽天で適当に電子タバコで検索したら上の方に出てきた。
ずいぶんと値段が違うこと。

情弱っていうよろしくない単語が跋扈しているけど、情報収集力がないと数百円で帰るものを1万円以上出して買うのかもしれない。
タバコ吸わないんで値段なりの違いが香りとかすい心地とか持った感触とかにあるのかもしれないけど、そもそも吸わないのでわからない部分。
他人にはわからないのが嗜好品の世界なんで、それはそれでありで値段だけ見て批判するのも間違いな気もする。



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