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2011年6月20日月曜日

東京スカイツリーの地下設備がすごい。でもやめてほしいこと

東京スカイツリーは外観がほぼ完成し照明もLEDに変更されて若干省エネになった。
昨年の試験点灯ではかなり苦労していた照明がどうなるのか完成が待ちそうしい。

そんな東京スカイツリーの地下設備がすごい。


夜間電力を使って冬は水を加熱し夏は冷却して日中の冷暖房に活用する。
年間でトータルで使うエネルギー量は当然ロスがあるので増えてしまう。
それでも、日中発電所に負荷をかけず、余り気味な夜間の電力を使うことで、社会全体としてみると今の段階では効率の良いシステムになっています。

今の段階ではとこだわるのは、誰もがこのようなことをすると、電力消費のピークが夜間になってしまって日中の電力消費がむしろ減るという逆転現象を起こしかねない。夜間電力は大幅に値引くということをしているので、あまりこのようなものも普及すると矛盾を起こす。安易にこの手のシステムを小れしないでほしい部分もある。

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そして最も怖いのが、地中の熱を利用していること。
地中の温度は夏冬に関係なく一定で・・・

何という嘘をつくことか。
地下水だって汲み上げすぎて地盤沈下し規制しなくてはならなかった東京。

地中の温度が一定なのは人間がよこしまな欲望を抱かず手を出さなかったからにすぎません。
地球が内部にエアコンを持っているわけではないので地中に熱を捨てたり、地中の熱を奪えば温度は大きく変化しとてつもない環境被害を起こします。

実例がないと信じにくいかもしれません。
簡単なのでお試しください。

地下鉄の駅に降りてください。
どうです、涼しいですか?
電力制限でエアコンを抑えている地下鉄構内は蒸し暑いですね。
地中のトンネルを電気だけで走っていて、あまり熱は出さない地下鉄車内はどうでしょう。
エアコンかけてもらわないと蒸し暑くて熱中症にかかるほどです。

地下鉄も初めは快適だったのが電車や駅構内で発生する熱が蓄積して熱くてたまらない環境になっています。
これが日本中の都市の地下に広がったら。

地中の温度が急上昇し植物が枯れ、水分が蒸発して砂漠がが進行する・・・
なんて多くの人が気にかけてくれないことは置いておいて、温度の上昇で赤道直下や熱帯の大変危険な生物や病原菌が大量発生することになり、生活できない地域になってしまう恐れがとても高まいます。

また地面から常時熱が放散されることで、都市型気候はさらに悪化して熱くて仕方ない状態がひどくなり、ゲリラ豪雨の頻度や被害も上がってしまうでしょう。
しかも悪いことに、使用をやめても何年、何十年とその影響は残ってしまいます。
盈虚が出るまでに歳月が必要なように、いったん温まってしまうと冷えるまでに長期間必要だからです。

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