Androidに昨年のクリスマスに乗り換えてからはほとんど使わなくなりました。
それは、機能があまりに貧弱でiPhoneに2年余り遅れる実装だったからです。
サーバー側はiPhoneで準備が出来ていて表示するだけのアプリなのにこの差はひどすぎる。
特に一番使っていた身近な場所の天気予報が見られなくて、ほとんど利用価値ゼロ言い切って問題ないレベルのアプリでした。
何度かのバージョンアップがくり繰り返されましたが、機能的な充実(単にiPhoneで実装している画面を追加するだけのこと)もはかられず、課金の仕組みをひたすら導入するばかりなのはとても残念でした。
つい先日のバージョンアップで突然、iPhoneに機能が近づきました。
住所や郵便番号で検索してスポットの天気予報が見られる。
これでようやくYahoo!天気予報からもとに戻せるかもしれません。
起動すると月額315円と携帯のサイトと同じような表示が出ます。
このへんの作りはAndroidユーザーを馬鹿にしているのかなと悲しくなります。iPhone版ではそんな変な画面は表示されません。
ガラケーからスマートフォンへの過渡期であり、大きな収益源であるガラケーの月額課金ユーザーを逃がしたくないおはとても良くわかるのですが、先行するiPhoneの情報がいくらでも入手できる中、ウェザーニューズ社にしては珍しい戦略ミスではないでしょうか。このままではまるまるユーザーを失いかねないところでしたし、今の作りでは、やはり既存ユーザーさえ失いそうです。
あまり知られていませんが、天気予報ビジネスでは世界的にもダントツでウェザーニューズ社が独り勝ちしています。
その大きなバックボーンが携帯電話利用者からの毎月の月額料金。
スマートフォンへとトレンドが大きく変わる中、すでに携帯で成功していた企業の倒産もちらほら聞くようになりました。情報で稼げる稀有な日本企業であるウェザーニューズには、なんとかもっとうまい方法を発見してもらいたいものです。
多分単なる天気予報では課金など無理。
付加情報に価値がありそれを有料としていかにそこに誘導するか、その仕組を嫌われないUIで実現するというのが最も大切なところ。私なら魅力を伝えるように動画をもっと充実し、無償ユーザーでも見られるようにしますが、制限を設ける。そのへんは先行しているニコニコ動画の課金モデルが参考になりそうです。
混雑していると見られない、解像度は低い、有料だけの魅惑的な番組がある。
天気予報ですからさらに気象情報やそれに絡むお得情報の一情報と絡めたプッシュ通知などを織り交ぜたら、いまよりもビジネスが広がるでしょう。
お得情報、無理に企業から集めなくたって、すでにユーザー組織網があるんだから開花情報などと同じようにバーゲン情報送ってもらえば既存企業のサービスをあっという間に追い越せるはずです。
「我が家の気象予報士」お天気も分かる電波時計…『エンペックス天気予測・時計・温湿度計付... |
0 件のコメント:
コメントを投稿