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2011年3月4日金曜日

iPad2のふしぎ2

アップルは絶対的秘密主義で有名です。
中国で生産を引き受けている工場では、情報リークを追求されて自殺者が絶えないという噂があとを絶ちません。
強烈な秘密主義で発表会で何を発表するかさえ知らせません。

それはそれでイベントとして実に楽しい。
長年のアップルファンにはおなじみのことで、それ自体を楽しみにして想像力をかきたてて喜んでいる場面もあります。まるで大掛かりな推理小説を実演してくれているかのようです。

さて、そんなアップルのiPad2が発表された当日に、驚くほどの数の企業からiPad2向け周辺機器が登場しました。
しかもカバー類などサイズや形状が変わってしまえば使え無くなるようなものが多いこと。

おそらく激変はないだろうと名前だけaipa対応にするということもできますがカメラが付いてしまいました。
どこにつくかわからないと穴の開け用がありません。
背面全体を空けてしまうとカバーの意味がなくなりますし作るのも難しくなります。

せいぜいiPhone4でやむなく登場したバンパーのようなものが考えられますがスイッチの位置が変わればアウトです。

さてどうやって多くの企業が発表日当日に一斉にiPad2向製品を登場できたのでしょう。
iPad2そのものを生産している工場もある(アップルはいまやファブレス企業で生産は他社)。
本体を作っているほどですから、周辺のものもつくっているのでしょうか。

まともに出荷を待っていれば3./11まで入手できず、そこから設計し金型を起こすのでは、徹夜で頑張っても4月になってしまうでしょうし、普通の企業なら6月に登場させるのがやっとでしょう。
この周辺メーカーの異様なまでのスピード感、というか発表直後には無理があるのでどうやっているのか知りたいものです。

アップルが独自ルートで設計をリークするとは思えません。


■個人的見解
可能性としてはダッソー社の3D CADを利用している可能性があります。
基本データーはiPadのものを使い、相違点だけを数値入力するなら数時間もあれば十分です。
そのデーターをもとに準備してあるカバー類のデザインをあわせれば、おそらく優秀なCADエンジニアが入れば数時間で1080pで放送できる程度の実物と見紛うような立体画像を創り上げられます。

また、それをもとに生産もできるので金型の生産体制さえ整えていれば、数週間後に出荷は不可能ではありません。
販売時期が明確でないものも多かったので、そんな手法が取り入れられているのではないでしょうか。

日本のダッソー社にて3D CADを実際に体験してきましたが最新版であれば実に簡単に実現できます。

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