漢方薬などに見られるように古くから民間療法で使われていたものから有効成分を抽出、実験により効果が確認されつつあるそうです。
インドネシアのニューギニア島では昔から「ガンダルサ」と呼ばれる低木が持つ不思議な効果が知られている。この低木の葉を男性が十分にかんだ後に性交すると、相手の女性が妊娠しない
遺伝子資源の宝庫だとインドネシアを含む地域が今、注目を集めています。
世界的に利用されているもののほとんどはヨーロッパのごく一部で発見されたもの。
抗生物質もペニシリンが青カビから抽出されましたが、ヨーロッパ以上に生物の多様性に富む暖かな地域が、技術の浸透が遅れたため研究開発の手がまだ石油や天然ガス、ダイヤモンドなど地下資源の一分にしか及んでいません。
これからの数十年間、つぎつぎにそれまで想像もされなかったような薬品や有用物質が発見されていくでしょう。
日本ではお役人が西欧のものしか認めない風潮が強いのでインドネシア発の男性向け経口避妊薬が実用化されてもFDAなどで認可され、欧米の製薬会社が販売しないと認めないかもしれません。
そろそろそうした考えは捨てて視野を広げないと、日本だけ置いてけぼりにされてしまいそうです。
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