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2011年4月1日金曜日

国債増発論と日銀引受へ法制化問題の対策 #fukou_idea

3.11東日本大震災で今まで以上にお金が必要になっています。
しかし税収はさらに落ち込むと考えざるをえない状態。

当面の資金繰りは国債発行という名の借金しかなさそうです。

一部マスコミや政治家が日銀に(100兆円)引き受けさせるろと発言し池田信夫さんなど日本を潰す気かと本気で怒っています。
なぜなら国債は借金です。

普通の個人は借金できません。
なぜなら貸してくれる相手がなかなかいないからです。

国が借金を簡単にできる理由は、政府が信用されているのではなく国全体の経済力が信用されていて貸しても大丈夫、金利ついて帰ってくると信用されているからです。
そうでないヨーロッパの一部の国は経済的に破綻して世界中の国が資金を貸し付けなくてはならなくなったのが昨年です。

借り手がいるならば法律を作って日銀に買わせる必要はありません。
逆に言えば、法律までつくり日銀に買わせるということはもはや借り手がいないと世界に向けて宣言するということで、日本は昨年のギリシア等未満に落ちぶれましたと宣言することになる。メンツはいいとして、そういう相手に新たに貸してくれる人などいないし、日本の銀行がお得意なように貸した金を引き剥がしに来る。そうなると一年分の税収の何倍(ではきかなけど)もある国債という名前の借金を一気に返さなくてはならなくなる。

お金がなくて借金すると言っている時できるわけはないのは個人と同じ。

さて、どうなるか。

国として破綻して終わるか、そうはいかないので紙幣を印刷します。
裏付けのない紙っペラを数百兆円も印刷し、それを渡して借金チャラとしようとする。
これは江戸時代、藩札というなまえの紙幣を藩が幕府にないしょでかってに印刷して使っていたりしましたが、それの大増発と同じ。どうなるかというと、そのお金は価値(信用)を一切失い、何億円持って行こうと水いっぱいも売ってもらえないということです。
ちょうど日曜のイッテQにてイモトアヤコさんが世界最高額紙幣で果物ひとつ買えなかったあれが日本になるということです。日本は過去それを経験しています。

ある意味借金は棒引きになりますが、モノ以外は何もかも価値を失う。
イモトアヤコさんが行った国では、ドルじゃなきゃ売らないよーと翻訳されてませんでしたが承認並べたオバチャンたちが言っていました。ドルや元を持っておかないといけないとか金にするとかうソロ向きのことを言い出すとなにもかも失ってしまいます。

さて、前置きが長くなりました。
こんな経済破綻をすることを言うひとが多いのは悲しいですが、アイディアがわかないからでしょう。

企業・個人の資産は意外にある日本。
第二次大戦では戦時国債を買った日本人は紙くずになって泣きましたので、正しい戦略なのか明言できませんが日銀に直接買わせて日本を破綻させるよりもなんぼか良いアイディアを。

国債で所有する額面を課税対象から外す


なにを言っているのかピンと来ない人が大半だと思います。
企業などでは計算上現金があると利益があることになりそこに多額の課税がされます。
様々なアイディアを出して計算上の利益を圧縮するのが経理の腕の見せ所です。

その現金は預金に変えても株券に変えても課税されます。

そこで、国債にしたら課税計算の対象から外す。
金利部分も同様に扱う。

ただし現金化したらその瞬間に計算対象にする。

現金に余裕がある人は大手を振って節税できますし銀行では1,000万円までしか補償がありませんが日本国のほうがはるかに信用力は高いから安心して預けられるでしょう。
預けたままなら税金が発生しない。

代わりに赤字になった時などは換金すればよく、相殺されて税金は払わなくて良い。金利がまあまあだし安全性がずっと高いから銀行に預けるよりずっといいしタンス預金よりはるかに良い。

国というかとりあえず税務署も財産を把握しやすくなるので嬉しいでしょう。

こうすればすぐに換金されるおそれもなく多額の国債を追加で処理できる可能性が上がります。


税収が落ち込むと心配されるでしょうが、大差ないでしょう。
なぜなら、馬鹿正直に工夫もしないで納税するような経営者や経理マンは滅多にいないからです。
どのみち税収がなかった分だと思えばマイナスなんて発生しません。
金利分だけ税金とりそこねますが、売れなくて金利上げることを思えば相殺以上に発行者に有利になるでしょう。

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