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2011年11月11日金曜日

外食産業テレビ依存症症候群

ブログを読んでいると外食産業がテレビ依存症に苦しんでいるという。
サイゼリアが例示されていたからTV東京の番組のことだろう。

なぜそうなるのか説明が無いのであえて解説を加えてみる。

外食産業でそこそこ流行っていると手練日曲が目をつける。
あれこれと番組作って視聴率を狙う。あとは知った事ではない。このあたりはフラッシュマーケティングと似ている。

テレビに出れば当然のように客が押し寄せる。
そして海の波のそれのように押し寄せた波が引くとそれまで以上に引いてしまう。

なぜ顧客がいなくなってしまうのか。
それは殆どの店は固定客(繰り返し来る客)がいるから成り立っている。
固定客をある程度得られた店が流行っている店ということになる。

テレビに登場するとどうなるか。
一気に客が押し寄せる。

すると固定客は入れなくなる。
入れてもいままでの雰囲気は壊れいままでのサービスは提供されず喧騒と混乱に飲み込まれ二度と来るものかと密かに心に近い決別していく。
一見客は流行りモノを追いかけているだけで、固定客になる要素が少ない。そもそも固定客になりそうな商圏内の客なら自力で呼べている。

こうして固定客に見切られ、一見客が来るわけもないのですたる。
そこで反省して固定客へリーチ出来る術(メルマガとか)を持っていれば反省の弁を真摯に伝え、お詫びのセールを行えばいい。
この時間違っても一斉送信してはいけない。

なぜならすでにげんなりされているのだ、お客様は。
反省したはずの店に行くと大混雑、もはや見捨てられてしまう。

こういう時はアナウンスの仕方に工夫が必要で要は一斉に贈らなければいい。
キャパシティーを考えろということ。

同じくテレビに露出するなら一見客を受け入れる日を限定するなりすればまだまし。
事前に固定客にはお詫びをしておき、放送の翌日から数回一見客向けのキャンペーンを張る。
しかしこれでも固定客には嫌われる。
多分こんな事するより地道にいままでのことを続けるほうがマシ。

チェーン店なら受け入れ先店舗を一見客比率の多い店舗に限定するのがいいでしょう。

最悪なのが記事にあったような依存症。
客が来なくなる、再びテレビに出る。
すると一時的に混雑してますます固定客が居なくなる。
店員も質が一気に低下していき経営層への不信感ばかり高まる。

勝手に就労されたり放送されたときはいっその事数日休んでしまうくらいのほうがましだろう。

そして一番大切なのは固定客へ連絡する手段を事前に構築しておくこと。
これはチラシなどでは不十分。
なぜなら突然テレビなどで扱われてしまうと対応が間に合わない。
固定客にチラシがリーチするとは限らない。
たとえばサラリーマンなら会社の郵便受けに投げ込み(ポスティング)したって社員にはリーチしない(見てもらえない)。
住宅街であれば多少はましだが多くの場合、チラシで固定客にリーチで着ているというのは思い込みでしかない。




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