大学で脳科学を研究される教授でテレビなどにモデル人がなんでこんなことに激昂するのか、こんなことを批判するのかという場面もあるけれど、日本的な権威あるひとが日本的な常識と違うことを発言してくれることそのものに大いなる価値がある。
さて、気になるのが新卒一括採用への罵倒。
総つ行する時期が決まっているからその時に採用しないと日本中に百万人単位の失業者が発生してしまうという政府のご都合で、大企業は対応してきた部分も大きい。
しかし最大の原因は茂木健一郎教授も含まれる大学そのものにある。
大学卒業者をやとっても何も出来ない、お茶くみや電話受付さえできないひとも珍しくない。
まして企業が期待する即戦力など滅多にお目にかかれない。
そんなよく言えば素材しか排出しない大学筆頭に学校の責任がほとんどではないのか。
学校を卒業した人間を雇っても仕事が極端に言うと何一つできない。
しかしそういう人間しか雇えないので企業は採用後にゼロから仕事を教えることになる。
てんでんばらばらに素人にやって来られてはたまったものではない。
現実問題として途中採用するときは即戦力が原則となり教育を受けられると期待することはできない。
素人しかいないから雇ってから教育する。
教育を四十ゼロから始めるのはほとんど不可能で学校がいつでも新入生の受け入れをしておらず、年一回しか受け入れないのも同じ理由。企業だけ常時ゼロから教育できる体制を求めるのは無謀と言うより無責任で、そんなことが可能なら学校が率先して行い、その方法論を広く社会に還元するのが先。
採用試験も同じで入学試験だっていつ受験できてもいいはずなのに年に一回しか受けられない(二回受けられるところもあるが、定員を満たせないから)。説明会や面接を何度も開催する分、企業の方が学校よりもはるかに努力している。
採用しさらに教育しなくてはならないコストを負担させるのだから効率を求めて年に一回に制限されても仕方ない。もう一度繰り返すと、期中に何度でも好きなときに雇いなさいというなら、いつ雇っても即戦力になるプロフェッショナルだけを卒業させるべきで、入学時期も卒業時期も年中自由であるべき。そうでないと失業問題に発展してしまう。そして企業がいつでも素人を採用できるよう大学が率先して専門教育を365日いつでも開始でき最高の状態まで教えられる効率的で低コストな方法を開発して公開し、適用について指導もする必要がある。
その上で批判しないと天に唾しているだけになってしまう。
一括採用よりもできることならコストの平準化を考えて毎月徐々に採用したいというのが企業の本音じゃないだろうか。そのほうが現場でのOJT負担だって平準化し、安定したサービスを提供しやすくなる。退職時期は多くの企業で定年制を採用し誕生日基準だから毎月ぼつぼつと退職していく。それに見合った人数を毎月採用できる方が効率が高い。
大学筆頭に教育機関の怠慢と政府のご都合が企業に押し付けられて産まれた現状を企業の生にするのは実におかしい。
ところで、クラウドにタブレットとすばらしいインフラが整ってきた2011年。
大学がまじめに教育機関としていつでもスタートできる教育論を開発したい経過しても良い土壌は十二分に整っていて、国立大学でも私立大学でもいいけれど早急に開発し公開して欲しいものです。
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お隣なりの国ではプチ整形が流行っているけど日本ではそこまではできない。
しかし、面接ではなんだかんだいってあった瞬間の第一印象が勝負で多くが決まってしまう。
就活用のスーツなどでは差が付けられないけどこの手の対応くらいは許されるかもしれない。二次面接くらいならネタバラシして応用力の広さを訴えてみるのもいいかもしれない。それで落とす企業ならその先何十年も居るのは辛いだけかもしれない。採用する側だけじゃなく、される側も試験の場をうまく活用して語られないその企業の体質・本音を探るのも大切。
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