ペイパルジャパンが実施した2010年6月の調査によれば、買い手がECサイトに求めることとして、「支払いが安全であること」(69%)、「手数料が安い、無料、経済的であること」(67%)、「素早く支払いを済ませられること」(63%)などが上位に挙げられたという。またクレジットカード決済を安全だと感じている人はわずか2.9%。一方でPayPalを選択した人は37.5%にも上った。自社調査とはいえ、こうした結果からPayPalは安全な決済手段として利用者から支持を得ているとしている。5年ほど前から使っていますが、決済時のレスポンスがとても遅くてハラハラする、画面の表示がとてつもなくわかりにくいなど良く海外で使われているとふしぎに思ったもの。
世界最大のオークションeBayで実質的に使える唯一の決済手段(支払い方法)ということが大きいのかとも思ったものです。
しばらく使うと、いくつか消費者視点でも魅力が見えてきました。
クレジット情報始め個人情報をメールアドレス以外一切購入先に教える必要がない。
海外での買い物は特に不正使用などなにをされてもおかしくないと考えておくべきで、クレジットカード情報が相手に伝わらないのは大きなアドバンテージです。
ア一部のクレジットカードでは、その危険性が大きく利用も伸びないのでワンタイムカード番号を発行していました。
代金の支払だけが独立してできるのが魅力。
ついで、同じようなことですが解約が簡単にできる。
日本でも最近はアメリカ方式を取り入れてか、解約申し込みの連絡をしても処理をせず引き落としを続ける開始がいて呆れますが、PayPalであれば自分で継続課金手続とその解約ができます。
不正なサービスにお金を取られ、カード会社とえんえん交渉するといった面倒を経験しないですみます。
多額の買い物をするときにはカードの上限が気になることがあります。
複数のカードが登録でき、ひとつの支払いにカードを分割して利用出来るのも魅力。
安心感と利便性でPayPalはもしかすると日本でも伸びるかもしれません。
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