GREEは犯罪多発地帯！？

ネットは良くない場のように言われることがあり、心外だと思う。
しかしGREEの被害総数の変化という数字を魅せつけられると特定の金儲けに走り過ぎるサイトはどうしても問題置きやすいということは否定しきれなくなる。

こういうのが出ると、一事が万事でという方向でネット全体の規制とか意味不明なとりあえず規制という安直な方向に行きやすい日本の悪癖がまた頭をもたげそうで不気味だ。

被害の罪種別は、青少年保護育成条例違反が７７２人（６・２％増）、児童買春２１４人（８・５％減）など。関係者によると、きっかけになったサイト別では、携帯ゲームで有名なサイト「ＧＲＥＥ」が突出していた。

モバゲーかと思ったら、GREEが良くないんですね。

　「業界全体で減らした被害者数を上回る数を“一社”で出している」。コミュニティーサイト経由で犯罪被害に遭う１８歳未満の子供の数が減らないなか、業界内ではこんな不満の声が上がる。関係者によると、その“一社”は、ＧＲＥＥを運営する「グリー」（東京都港区）。登録会員数は約２４００万人にもなる。

　ＧＲＥＥは昨年１年間で、一昨年を２１２人上回る３７８人の子供の被害者を出した。全体（約３５０サイト）では、対前年比で１０３人増の１２３９人。ＧＲＥＥの増加分がその他のサイトの減少分をのみ込んでいる。また、全体の３割を占め、２番目に多かったサイト（１０２人）の３・７倍と、突出ぶりが分かる。

会員数が飛び抜けているのと利用頻度が圧倒的に多いので、単純な比較は酷だと思う。
例えば利用時間×人数を母数にしたら結果は相当違ってくるはず。

　大手ＳＮＳ（ソーシャルネットワーキング・サービス）役員は「特定の会社のせいでＳＮＳ全体が悪く見られると、一生懸命やっている事業者が救われない」と話す。

この気持は痛いほどわかる。
というか、SNSとかネットゲームがなくなれば良いのにと密かに思わないかと聞かれると、即座にノーと言えない。

サービス参加に当たりFacebookは実名登録制だからいいんだと不思議なことをいう経営者もいて驚いたけれど、匿名でも実名でもネットだからではなくて、真偽を問わない形であればネットかどうかも関係なく信頼できるはずはない。

そういう点では韓国だけは特殊なようだ。
国民総背番号制で、ネットサービスを使うにもその番号を入れないと使えない。
気持ち悪いけれど、そういう方向性に行ってしまうのかもしれない。




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