ブログに書いたりそれ以上にツイートしていますが使い込んだ感触ではハードスペックさえ妥当ならかなり使えるだろうということ。
そのハードウェアスペックは、ほぼネットブックでいいのですがHDDではなくSSDでメインメモリーは2GB。
おそらく実用的に使えるこれが最少スペック。
起動ディスクが思いの外激しく使われ、そのI/O性能がそのまま表示速度にダイレクトに影響する。
サクサクと動かすためと、起動数秒というスペックを実現するにはSSDが必須になってくる。
メモリーもブラウザーのChrome同様に大量に消費してくれる。
ネットブック標準の2GBでは、タブを開けていくとすぐメモリー不足で固まってしまう。
もったいなかったがメモリーを2GBに換装すると動作速度は変わらないものの開けられるタブの数はかなりましになる。
すべての作業をブラウザーで行うためにはどうしても複数のタブを同時に開けたくなる。
- メール
- ドキュメント制作
- ブラウズ
- 検索
最低でも4つのことは同時にしたいし。それぞれが複数のタブを開く可能性も高い。
ドキュメント作るときに参照するもとが存在することはよくある。
日本からもChromeBookが購入できると聞き、改めてスペックを調べてみると、まさにどんぴしゃり。
最小構成ではあるが、必要と感じる構成になっている。
メモリー2GBに16GBのSSD
データーは全てクラウドに保存するがキャッシュを大量に使うので8GBでは心もとなかったのだろう。
CPUはさすがにN270などという初代ATOMはもうなくてN570だという。
クロックが1.66GHzと10%も早くなっていないが、N270でも十分使えたのでなんとかなるだろう。
バッテリー消費量を増やさないことと発熱を抑えることが優先する。
N570はN270と違ってデュアルコア。
デュアルコアなATOM 330を愛用しているが、シングルコアに比べて圧倒的に作業性がいい。
処理性能が低いけれど複数の処理を別々のコアで行えるのが効いてくる。
ハイパースレッド対応なので見かけ上は4コアに見える。
これもATOM330と同じ。
ネットブックのN270で2GBにUSBメモリー起動に比べると爆速になると容易に想像がつく。
TDPがATOM330の10Wから8.5Wに15%も低下しているのは魅力的。
AcerのAspire ONE AOD150-Br73という初期のネットブックを使いながら試したChromiumでの使い勝手からの想定とほぼぴったりおなじになっている。
日本から買う場合にはバリューコネクトという会社が対応していた。
SIMフリーiPhoneなどの輸入販売店だ。
使ったことが全く無いのでこういう所からの購入の是非についてはなにも申し上げられない。
関連リンク:
バリューコネクト
個人輸入レベルだから仕方ないとはいえ、価格がSamsun製が65,000円。Acer製が61,000円とネットブックから考えると妥当と思える金額のおよそ2倍なのがいただけない。
元々の価格が高すぎるのでぼっているというのではないようですが。
ネットブックは新品でも3万円を割るものもあります。
高価なWindowsを必要とせずコストは下がってもいいはずなのに6万円台だと企業などが投資の妥当性を検討するための研究開発とかガジェット好きがとりあえず買いたいという程度で普通の方にはおすすめしづらい。
起動がとても遅いが、現状ならChromiumが無難。
USBメモリーが外に飛び出すのはいただけないし速度の問題もあるので、Chromiumの汎用HDDインストーラーが登場するのが待ち遠しい。ネットブックが世に出た頃はSSDだったので、中古機を探し出して購入しメモリーだけ換装すればそのまま使えそう。
時間を作ってHDDへのインストール方法を見つけるべきかもしれない。
この構成ならネットブックの標準原価と殆ど変わらずにすむはず。
メモリーを一緒に買っても31000円台で新品が買える。
CPUがシングルコアなのがちょっときになるところ。
ただ、この機種で動くかどうかはわからない。
高速にする代わりに特定のハードウェアに依存した構造にしているようなので、AcerやSamsunにしておくほうが安全かも。
サムスンのChromeBookは公証バッテリー駆動8時間30分とものすごくもつ。
使い方次第だがこの値段だと、キーボードの付いたAndroid端末で19時間もバッテリーが持つものが登場したので、わたくしならそちらを選ぶ。
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