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2011年7月28日木曜日

アナログ放送終了で大量投棄されているブラウン管テレビに有望な活路

政府とテレビ局のご都合で決まったアナログ放送の廃止
消費者には必然性もご利益も殆ど無く出費だけが膨らんでいます。

そして使えなくなってしまったアナログ専用テレビが大量に廃棄物となってしまいましたが、廃棄処理費用が惜しくて不法投棄する人があとをたえません。

重金属を含む毒性の強い物質も複数使われているブラウン管式のテレビは雨ざらしにすると、毒性の強い物質が溶け出し環境を汚染してしまいます。以前から輸出されているフィリピンなどでは公害が問題化しつつあるとか。

さて、始末に困るブラウン管テレビですが一番面倒と考えられてきたブラウン管そのものにとても有用な使い道が見つかりました。

それは放射能遮蔽材としての第二の用途です。

放射能を遮蔽する物質としては鉛が有名ですが、高価で重く資源にも限りがあります。自然エネルギー利用が進む中自動車のバッテリーとしても使われるように鉛はバッテリーの最重要視源であり、需要は増える一方で今後ますます高騰するでしょう。

公害源であるブラウン管は公害の元になるのは鉛を大量に含んでいるから。
大量の電子線を扱うため、TVを見る人の健康を守るために鉛が大量に混入されてきました。

それが幸いして、ブラウン管のガラスは単体で十分な放射線遮蔽材になることが確認されました。
記事の中では土のうにして積んでも有効とかいていますが、そんなことをすると重金属汚染を引き起こすので、放射線遮蔽という一面だけで記事を書くのはやめて欲しいところです。

水を透過させない樹脂で、かつ紫外線や放射線で劣化しない樹脂を選んでブラウン管のガラスを固化するか、記事中にもあるようにコンクリートの中の骨材として石のかわりに使うのが無難でしょう。
ただ防水性など十分考えないと、遠くない将来重金属汚染の問題で再び悩まなくてはなりませんから、そのへんははじめに十分検討を加えて欲しいものです。

原発事故対策、先を見ないで刹那的な対応が重なり被害の拡大ばかりが続いています。
そろそろ100年後くらいはせめて見通して影響や結果を考えに含めた対策を取って欲しいものです。


関連記事:
アナログテレビのブラウン管が放射線を遮蔽 - NIMSが効果を確認



変な話ブラウン管みたいな薄っぺらなガラス集めて何十cmもの厚みにしようとするより、すなおに廃バッテリーを集めて積み上げたほうが早のではないでしょうか。再利用できるからもったいないのかな。



はじめて自動車買った頃はこんなものもそろえていました。
乗る機会が少ないんでバッテリーが上がりやすくて自分で再充電していました。
路上で動かなくなってJAF呼んだ時は、あまりの料金の高さに驚いたのを今でもはっきり覚えています。



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