国は何百億円もかけて創り上げた放射能予報システムを
どうしても活用させない。
そんななかお茶の葉から日本独自基準さえ超える
超高濃度の放射能が検出されてしまっている。
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ところで、一般の作物では国の対策が
なにもされていないことを攻めるしかありませんが
ことお茶に関しては東電よりも国の責任が
相当重いと受け止めています。
あまり知られていないかもしれませんが
お茶の木は霜の害を受けやすい特徴があります。
新茶が撮れるのが八十八夜でゴールデンウィークころ。
まだまだ霜が降ることがあります。
一回下にふられれば台無しです。
何かに似ていませんか。
放射能もホットスポットといい
常時降り注いでいるのではなくて
気流や雨の関係でたまたま一時的に
放射能濃度が高まる気象条件になる
では、霜の時はどうしているのか
その方法は放射能には無効なのか
まずは霜対策です
霜を防ぐために巨大な扇風機を使うのが一般的です
冷えた空気がお茶の木の近くに貯まるのがいけないので
扇風機で風を起こして冷気を飛ばして霜を防いでいます。
では、霜同様に放射能予報がきちんと出されていたら
これは夢物語ではなくて税金を数百億円投入して
いくつかの予測のためのシステムが作られ稼動しています。
放射能は霜のように空中から一時的に降ってきます。
ではそれに風を当てるとどうなるのか。
空中を300キロ余りも飛んでくる
(神奈川県の場合です)
つまりは風に飛ばされ運ばれてきて
変な表現を使えば力尽きて地表に落下し
その土地と作物を放射能で汚染している。
予報を適切に出していれば、他の作物と違い
扇風機を回して放射能を数分の一以下に低下させる
そんなことは不可能ではないでしょう。
霜が飛んで消えるように
消えてはくれませんが被害は防げそうです。
扇風機の風下側に影響が移りますが
横方向に飛ばされるので単位面積当たりの
放射線濃度は下がるでしょう。
※だから個人的には今の測定方法や基準は間違いだとおもう
※放射能の濃度ではなく体内被曝だから総量が問題
※口にさせられる放射能の総量がどのくらいになるかを
※適正に計測するべきで、単品の絶対量だけ騒ぐのはおかしい
※600ベクレルに汚染された1キロの野菜を食べるだけと
※200ベクレルに汚染され基準以下だから流通する野菜を
食べ続けて10キログラムとでは
基準以上のものを仮に食べても600ベクレル摂取
基準以下で販売されるものは摂取総量が2,000ベクレルにもなる
それを合計した予測値を最大安全限界量に定めて
食べる可能性のある量から算出と言うが
葉物とじゃがいも、ましてお茶では全く摂取総量が違う
お茶の葉を1キロも食べる人は滅多にいない
ほとんど捨てていて、かるい抽出物を飲んでいるだけ。
基準の話は置いておくとして
お茶の放射能汚染はかなり高い確率で
国がまっとうなことをしていれば
防止できた可能性が高いだけに残念でならない。
しかもそんなこと知っているはずの国が
二番茶の汚染を心配する農家に
全く隠したままなのももってのほかだとおもう。
個人で分かることなのでお役人が揃っていて
誰もわからなかったということはありえない。
とっても残念なことです。
また、福島でも屋根の下などでは地面の放射能地が
明確に低いという結果が個人の大量の検査でわかっています。
ならば、農家でもビニルハウス用のシートで覆ってやるだけで
放射能の量は数分の一になる可能性が高くて
出荷停止にはなりにくいはず。
路地ものでなくとも出荷停止が大量にあれば別ですが
今のところ出荷停止の多くは露地栽培です。
ならば、透明シートを活用すれば効果が期待できる。
せめて、農地の一部で試してみればいい。
なぜ運に任せっぱなしでできることをなにもしないのか。
とても不思議な国になってしまいました。
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