2011年3月14日月曜日

輪番制停電情報 #jishin


2011/03/14 06:20から東京電力による地震被害対策としての計画停電(輪番制停電)が実施されます。

関連リンク:
東京電力ホームページ
アクセスが多く非常に表示しにくくなっています。
グループや停止予定時刻が掲載されています。
細かく計画が変わることが予想されていますので、こまめに参照されることをオススメします。
東京電力の発表はPDFのため、端末によっては表示できない、見づらいという問題がりますし、それ以前にアクセス不能なことが多いので一部は、テキストで転載させていただくつもりです。
しかし、手動での更新のため



輪番制停電(計画停電)とは、大震災により原子力発電所の多くが完全停止し、火力発電所・水力発電所も多大な被害を受けています。
需要が4,100万キロワットと予想される中、供給能力は3,100万キロワットと全く足りない状態です。

不足したまま放置しますと発電所を含め一斉にダウンし関東全体が停電してしまい回復できない状態になると予想され、対応策として一部地域への電力供給カットという方法=計画停電が実施されることになりました。
菅首相により実施が発表されたのが昨夜で今朝06:20から実施と時間がないため混乱の予想されます。

輪番制停電ともいわれるのは、計画停電を一部の地域に限定して行うのではなく、当面は5つのグループに分け、時間帯を分けて停電を実施することで影響を小さくしようとしているためです。
地伝の地域が輪番制でまわってくるということです。

以前住んでいた川口市のように3つ以上のグループに名前が上がっている場合がありますが、これは市区町村という行政の単位と東京電力や電話などのインフラの提供単位が一致しないためです。
川口市は縦に細長いため、電力供給グルーで言うと複数の区域に分断されているということになります。

川口市の中でも隣接する地域によりどのグループに含まれるかが変わりますので、詳細なグループ分けを確認する必要があります。
また、東電の資料では市町村合併などが反映しきれていない場合もあるようですが、どちらかというと合併前のほうが供給区分にまだあっていて、合併後の名称では表示しにくいといったこともあるのでしょう。

また、同様の理由で名前が上がっていても対象から外れている場合もあるようです。

23区中心部は経済活動などへの影響が大きすぎることから今日の計画停電からは外されていますが節電が不十分な場合には電力不足から対象範囲の拡大の可能性もあります。
また節電が十分行われれば対象範囲の縮小や停電時間の短縮が予定されています。

一番大切なのは節電です。

たとえば、Twitterをみていると楽天はプリンターの利用自粛、暖房の停止はじめ出社を二分し偶数日は社員番号偶数のひとだけ、奇数日は社員番号奇数のひとだけ(管理職は通常通り)といった弾力性のある対応をすでに公開されています。
ソフトバンクも、ネオンの自粛始めさまざまな処置を取られるそうです。

各家庭での節電と同時に企業での本格的な節電への取り組みが重要になります。

わたくしの会社では当面、暖房の禁止と照明の中止(手元を照らすスタンドを利用)、サーバーの一部ダウンとダウンサイジング計画の前倒しを行います。(前倒し以外は金曜から実施中です)


停電中は不通には思いつかない影響が出ます。

・電車が停まります
JRのように巨大な組織で自前の発電機を持っている会社以外は運行できません。JRも総武線など多くの路線が運休となりました。
路線のほとんどが計画停電の対象である京成電鉄などはかなりの運休が予定されています。

鉄道が止まりますと自動車を使いがちですが停電地域では信号機の大半も止まりますので運行困難になります。その結果周辺道路には迂回車両が集中し混雑するでしょうし、その地域を通過する大きな道路は広範囲の渋滞が予想されます。省エネという観点からも可能なかぎり自宅待機や自宅での業務への切り替え、4月末までは計画停電が継続されるそうなので、宿泊所を確保しての数日単位での交代勤務など知恵を絞る必要がございます。

Twitterで6時過ぎ楽天の対応が変わり、本日は偶数奇数制を行わないそうです。
鉄道運休情報をみての判断変更でしょう。


関連リンク:
情報店採用にサイトをGoogleサービス使い作ってみました
予想外に編集が重い状況で作成に時間を食っています

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