2011年4月24日日曜日

インドのサイババさん死去のニュースをNHKで見て驚いた件

インドほど不思議な国はない。
絶対にできないと言わず、契約しても納期にできた記憶がない。
ひとりひとりは、妙にいいひとが多いのに組織としてはどうしてここまでだめなんだと思わざるをえないことが多かった。

色々な思い出があるインドで、妙に印象深いのがサイババという神格化された人物の存在。
ずいぶん昔から時々テレビでも出てくるが、かといってなにも食べない少年のようにやたら露出するわけでもなく、神秘のベールに包まれた雰囲気が失われないひと。

そのサイババさんが亡くなったという。
twitterで知ったのは驚くに当たらず、最新情報はニュースよりtwitterがはやい。
しかし、それをNHKのアカウントから知るとは思わなかった。

3・11東日本大震災で一躍有名になった@nhk_kabunのツイート


インドで人々に医療や教育を普及させる活動を続け、多くの信奉者を集めたサティヤ・サイババ氏が、心不全のため亡くなりました。84歳でした

もっと高齢化と思っていました。
単にあまりにも有名で、かなり前から知っていたので自分よりずっと年上と思っていたのですが、若くして有名になられたんでしょうね。


サティヤ・サイババ氏、本名、サティヤナラヤナ・ラテナカラ・ラジュ氏は1926年、インド南部アンドラプラデシュ州の農村に生まれました。14歳のときに、聖人の生まれ変わりだと、みずから宣言して以降、重い病気を治す奇跡を起こしたと伝えられたり、病院や学校を建設する活動を続けたりしたことから、人々から精神的指導者を意味する「サイババ」の名で呼ばれました。

疑問はニュース本文で解消しました。
1940年には聖人の生まれ変わりと宣言しているんですね。
わたくしが生まれる前、というか第二次世界大戦中ですね。

聖人だという人は食べないという少年始め現代でも色々登場しますが、病院や学校を建設するという、実際に役立つ活動もした方とは知りませんでした。

手先から灰を出す姿が手品ではないかと批判されたほか、未成年を性的に虐待したと報道されたこともあり、その評価は分かれています。

こちらのほうが馴染み深いです。
手から出た灰だというのを売っているのを見かけたこともあります。


これも同じくよく見かけるお香
サイババ香とかマサラ香とか呼ばれるもの。

インド小物を扱うショップなどで必ずと言っていいほど似たものがありいつも気になっています。
煙やホコリが苦手なので気になるものの試していません。




先月下旬に体調を崩し、アンドラプラデシュ州の病院に入院していましたが、24日午前、心不全のため亡くなった

最後は病院で迎えられたんですね。
病院や学校を建設されたりと、


サイババ氏の死去についてインドのシン首相は「サイババ氏のおかげで数百万もの人々が生きる意味を見いだすことができた」とする声明を出しました。

怪しい人というイメージが強かったんですが、一国の首相に認められているんですね。

ご冥福をお祈りいたします




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