携帯電話やスマートフォン向けのプラットフォームとして最も注目されているJQuery Mobileがついに正式版となりました。
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JQuery Mobile 1.0
セミナーを受講したこともあるのですが、簡単にモバイルサイトが作れるのはなんとも魅力的です。
個人的には好きになれないjavascriptですが、書ける人の人口は圧倒的に多い上、非常に広範囲の端末に同じソースコードで対応できることから正式版になったことでますます利用が広がりそう。今週伺ったMicrosoftのブロガーミーティングでもMicrosoftまでがプラットフォームとして認めているのには驚きも感じました。
HTML5 + JQuery
HTML5 + JQuery Mobile
という環境はLAMPの次を担うプラットフォームとなりそうです。
(実際はLAMP環境に追加されるだけではあります)
JQueryの最大の売りはたったひとつのコンポーネントで広範な閲覧環境に対応すること、それが開発者に受けて広く使われているわけですが、モバイルというかスマートフォン対応だけは分岐してJQuery Mobileとなっています。この2つが統合されるか、統合開発環境ができるとより便利になるのですが。
JQuery Mobileセミナーで一番言われたのはドキュメントの不足と会ってもミスが多いこと。添付される作品例を見るしかない。
それらは、サードパーティーが書籍や教育コース提供の形で補っているので、あまり気にしなくても良いかもしれません。
ドキュメントの充実は重要なんですが、恐ろしいまでにリソースを食い開発を停滞させる要因です。伸び盛りの今の時期はドキュメントなど無視して使える人が使えればいいという雰囲気でどんどん開発を進めてもらい、仕えたひとが使い方をレクチャーしてくれるいまのスタイルが、対象とするスマートフォンそのものが黎明期であることを考えると進化の速度こそ最重要。現状のまま一気に作り込んでいただけることを期待しています。
ベータが採れたのは企業でも採用しやすくなって素晴らしい進化です。
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