2011年8月15日月曜日

3D プリンターは規制されるだろうか

3Dプリンターがかなり安くなってきました。
Google Adsenseで見かける広告には198万円などというものもでています。
広告は基本不動産屋さんの魅力的な部屋のあれと同じなのであまり期待するのも何ですが、3D CADで設計できれば材質の問題はあるものの形状は再現できるようになってきました。

だんだんスター・トレックやヤマトの世界に現実が追いつきつつある感じで嬉しいです。

さて気になる記事がありました。

関連記事:
なくしたパーツは3Dプリンターにおまかせ!

確かに自作できそうです。
そのうち商品を指定してネットからデーターをダウンロードして制作する時代になるかもしれません。
先日も簡単なトイレのパーツを買ったら高くて驚きましたが、あれなど樹脂の成形物ですから作れそうです。

気になるのは意匠権・特許と安全性です。
製造したメーカーや設計した会社に当然オリジナルの権利があります。
それを無視して買って作っていいのだろうか。

極論すればGUCCIでもシャネルでもロレックスでもつくれてしまう。

テレビ放送がダビングテンというおかしな制約を日本独自にしていて、日本の文化水準は低いなと情けなくなりますが、3Dプリターも使い方を誤ると同じ轍を踏みそう。


もっと怖いのは見た目は同じでも同じ強度を得られはしないということ。
例えば同じ鉄でも鋳物と溶接では強度が全く違いますし、鍛造品は極めて強度が高い。
鍛造で作られたパーツを削り出して作っても強度が不足して自己を起こしかねませんし、樹脂などで作ったら何が起きるかわかりません。

技術が進むに連れ、かえって危険なことが起きそうです。
3Dプリンターは試作やモデリングには最適ですが実用品を作るなら、それなりの制限が必要になりそうです。



3Dプロッタがずいぶん安くなっていますね。





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