2011年4月9日土曜日

夏を迎えるまでに東京都にやってほしい施策、猛暑対策に霧噴霧装置設置 #jishin

ことし、おそらくは来年以降も電力不足が続き夏場、このままいけば余震で東北一体が大停電を起こしたように東日本一体が一斉に大停電を起こし復旧に数時間から数日かかるという事件がなんども起きてしまうでしょう。

政府は無策のまま企業への電力使用規制を行うようですが、それだけで不足がまかなえるような状況ではありません。(夜電気を節約するのは無意味で9-19時くらいのピーク電力削減だけが必要です)

さて、このまま無策が続きますとひたすら苦しむだけの酷暑を迎えてしまいます。
なんとしても、せめて東京都にやってほしいことが東北地方の主要道で行われる融雪装置の設置のように、主要道への2ヶ月以内の霧を継続的に放出できる霧噴霧装置の設置です。

東京では秋葉原駅前に設置され効果は実証されています。
ほんの一箇所では効果は気休めですが、主要道に沿って信号機や標識、また、電信柱や公共建築に霧噴霧装置をつければ最大で数度、気温を下げることが期待できます。

民間でも打ち水作戦がecoな酷暑対策として行われましたが0.7~2.0℃くらい気温を下げる効果があると言われています。

関連リンク:
打ち水大作戦

しかし打ち水は、人海戦術であり、また一日一回や二回ではやはり精神的な効果にとどまってしまいます。

霧を出すだけなら電磁弁と噴出用ノズルと若干の配管と配線機材があればすみます。
なにも秋葉原に設置したような超微細な霧に拘る必要はありません。
打ち水でも十分な効果があるほどで、昨夏ためしたところ、振動式の加湿器だって若干の効果があるほどでした。

水不足になるとなかなか実現しにくいですが、それでも酷暑に苦しむより節水を今のうちから奨励して霧噴霧をした方がいいでしょう。
また打ち水効果があるのですから、道路清掃車などを活用して暑い期間、積極的に主要道路に水をまいてもらうだけでも相当効果が期待できます。

外気温が下がれば、当然ながら冷房で使われる電気が減ります。
夏場1,000万キロワット以上も消費電力が増えるのはほとんどが冷房需要。
我慢、忍耐という無策でごまかすのではなく積極的な対策を自治体に取って欲しいものです。

せめて東京という表現は、わたくしが千代田区在住だからです。
また、財政状態が良く行動力もあるので出来ない理由はアイディア不足だけだからです。






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