2011年4月21日木曜日

口害だろうか、本音だろうか。犠牲者として適不適について

東京都民ですが前回の選挙は残念な結果でした。

国に対して物言える知事や副知事は頼もしくはありますが、弊害のほうが目立つならばよしとはできませんし。東京湾に原発建設と言ってはばからない方が、方針変更しないまま居座るれるのはどうかと思いました。これほどの非常時ですから、多少のことは目をつむっても今の指導力優先という大人の判断をされた方が多いのかと考えると、わたくしがいい歳して大人になりきれないのも事実かもしれません。

さて、twitterで情報発信している猪瀬直樹東京都副知事の成果は認めますし、副知事就任までの努力も成果は出ないものの評価していました。しかし、3,11以降のツイートには残念に感じるものが混じり続けています。

たとえば、水道水の放射線問題では汚染されてない水で二倍に薄めれば問題ないとか、20ベクレル未満は不検出でいいのだというのは、犠牲者がいうべきことでも考えるべきことでもなく、1ベクレル足りとも口に入れさせない方法を真摯に考え努力し、それでも実現できない部分について影響も含め懇切丁寧に情報を提供し続け、不安を払拭していくのが努め。

困った方だなと感じていましたが未明にとんでもない発言をされていたんですね。
Hootsuiteというサービス経由でtwitter見ているのですが、結構漏れが多くてこの発言も先ほど知り愕然としました。


 猪瀬直樹 
仕事をしない専業主婦は、パートでもなんでも仕事をして社会人になってください。数値の意味がわかるようになるしかありませんから。不確かな気分で子どもを不安にさせてはいけません。

TLでは猪瀬副知事の発言しか見えないので、どんなやりとりがあったかわからず公平を欠く部分があるかもしれませんが、副知事が口にしていい言葉ではないし、それ以前にそのような思想を持つ事自体問題です。

後半を読むと、単位ばかにしているだけではなく、さとそうとされているのでしょうが、それまでのツーとも見てきましたが、猪瀬副知事の発言で納得するのは困難を極めます。
なぜなら、数字を見ろと言いつつ、ご自身が不要と思う場合にはバッサリ切り捨てて未検出としてしまい。一定の数値にまで低下すると、今度はそのみ検出の数値を20から7に下げてみるなど、数字自体を示してきていませんから、指摘されている文面だけを見ればまともそうですが、数値を見ろと言いつつ数値を示さなかったご本人は言行不一致そのものでしょう。

数値とは315ベクレルであろうが0.1ベクレルであろうがありのままに示して初めて数値を示していると言えるのであり、20ベクレル未満なので不検出です。今日からは検出時間を長くしたので7ベクレル未満は不検出ですでは、なにを信じていいのかわからなくなるのが自然です。

そもそも、本来水道では1ベクレル検出されてはいけないのですから(平常時)。

事故の最中だから汚染されているのは仕方ない。
仕方ないではなく、避けられないだけです。

避けられないから数値を示さない、隠すのは間違っていて詳細な数値を提示し、あとから推計で何ベクレルの放射性物質を摂取してしまったか集計できるデーターを小生に提示するのが本来の姿です。また確証のない暫定制限ですから国民人一人が実測値を見て自分でどうするのか判断するのがまっとうな民主国家の運営です。
これではまるで北朝鮮の国民にでもなったようです。

関連リンク:
twilog






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