2011年3月21日月曜日

個人でできる省エネ対策パソコンハード編 #jisin #fukko_idea

電力不足が深刻です。
都心部では電車が少ないなどとのんきな文句をいっていたりしますが、周辺部では計画停電で生活に直接支障が出ています。まだ寒いのでいいのですが、これから気温が上がるとスーパーやコンビニ、商店の冷蔵庫や冷凍庫は打撃を受けて生鮮食料品がなくなってしまう可能性が日毎に高まっています。
完全停電ではなくそれぞれが切れるものと切れないものを選べるようにならないと生活できない状態になります。まぜならスーパーマーケットなどの生鮮食料品を扱う店舗の殆どは計画停電対象地域だからです。

さて、個人でできる対策ですが情報収集にはパソコンが今や必需品です。テレビやラジオがなくてもパソコンがあれば大丈夫。

しかし、この5~6年間で販売されたパソコンは高性能な代わりに恐ろしく電気を食います。
省エネ設定の仕方をマイクロソフトが公開していましたが小手先のことで不便になる割に効果はほとんどありません。なぜなら高性能なパソコンに使われるCPUやグラフィックカードは何もしていない時でも大電流を消費する構造だからです。

東北関東大震災とは関係なく、昨年の一年の計がecoだったわたくしは、一年間省エネに取り組んでいました。
大量に、しかも長時間使うパソコンは最も問題になるものでした。

試した中で圧倒的に有効だったのはデスクトップパソコンをATOM+IONプラットフォームに変えること。残念ながらそれに選んだATOMプロセッサーはもう販売されていないので同じようにはできませんが、いまでもATOMプロセッサーは販売されています。




自作ができるひとなら、こういうのがおすすめ。
絶対処理能力は低いですが、パソコンを使い倒すわたくしでもなんとか一年しのげました。
消費電力は笑ってしまうほど小さくて数十ワットです。
電源そのものがわたくしのは60w未満なのでそれ以上消費できません。

自作キットなので使用中のHDDを換装すればコストも最小です。
流行のSSDを使えばもしかしたらブラウザーくらいなら高性能パソコンよりはやいくらいに感じるかもしれません。消費電力もさらに減ります。

平均すれば1台で150w以上は減るでしょうから500万台が切り替えられれば、75万キロワット(アワー)以上削減できます。大型火力発電所一基ぶんですね。




完成品ならパソコンを自作できないひとでも使えます。
DVDやブルーレイを見たい場合は1クラスうえで消費電力はさほど多くないものもあります。
電力重視だとDVDがないタイプが無駄に電気を使わないので魅力的です。


企業でもこうした機種に切り替えることで劇的に社内の電力消費が抑えられます。

ネットブックなどもどこでも使え魅力的ですが操作性に難点があります。
ディスプレーが小さすぎてデスクトップのディスプレーと自宅などでは併用になりますが、すると無駄に電気を使うことになります。

また、パソコンからAndroidタブレットやAndroidスマートフォンに切り替えるのも消費電力を抑えるという観点からは魅力的です。iPadやiPhoneに比べて制限が少ないのでより多くの用途で使うことができます。それでいて消費電力は数w程度です。

0 件のコメント:

コメントを投稿