前原誠司外相辞任に思う

前原誠司外相の辞任が報じられて一息ついたところ。
と書き出したいのですが予想通り朝のワイドショーでは鬼の首を取ったように、それまでの評価を手のひら返しして何も実績を出せなかった外相とみのもんたの朝ズバッ！でも扱いを変えていらっしゃる。

現政権で良い政策があるとは考えていないし総論賛成各論反対の逆で、誰かこの人がいるからと功績のあるような人は思いもつかない。それ以前に政党の好き好きでは離散集合を繰り返す人の集団を好きにはなれない。

それでも、報道機関がこぞって自国の政府や外交の脚を引っ張る姿勢は不思議を超えて、法律で禁止されているけれど外国に買い占められているのではないだろうかと考えないと不自然でならないほど足を引っ張り分裂させるし選挙では負けさせるしどうでもいいような瑣末なことや本筋でないところばかり追いかけ世論を誘導している。

前原誠司さん的にはもうやっていられない、沈みかけた船だからこれ幸いと逃げ出すのに利用した。
という節もあちこちで紹介されているけれど某巨大掲示板でなら十分わかる論拠だけれど、テレビや新聞がそんなレベルの事しか言えないのは実に悲しい。

日本を潰している元凶は報道なるものにありそうで他に見つけにくい。

昨日も国民年金に対応する異常な対処である運用3号について書いてみたところ、まさにTVなどが誘導している通りの反応を頂いた。

• 政治に期待などしない
• むなしい
• 無駄

何ら反論することなく同意します。
まさにマスコミが好んで誘導している国民の反応。

普通の国なら反乱が起きて不思議ではない。
普通ではない中東などでも反乱が起きている今の瞬間でも、諦めてくれる。
実に偽政者や役人にとってありがたいでしょう、諦めてくれて文句も言わないんだから。

税金もそうだし、集めた税金と同額以上の借金をしてもとくにこれといって反応しない。

マスコミによってうまく誘導され飼いならされてしまっているように観るのはどこかおかしいでしょうか。
ネットという、マスコミやそれに類する押し付けてくるものによって支配されていない世界に期待をしていきたいと思います。
その分、マスコミやお役人から敵視され、政治家の一部が活用しているだけという現状に負けてしまわないことを祈ります。

ということで、外相個人の献金問題は今この瞬間どうでも良いレベルの話で、それ以前に日本の外交がどうなるのか運営がどうなるのか、もっと根本的なことを扱って欲しい。