2011年3月7日月曜日

年金「運用3号」廃止になるようですね、悪平等廃止になってよかったです

女性が結婚して専業主婦へなる
だんながサラリーマンで厚生年金に入っていると手続きするだけで一銭も払わなくても公民年金を支払っているとみなされる。

税金関係ではひたすら損ばかりなサラリーマンの数少ない特典とも言える精度。

手続きを行っていないと、年金未加入者になってしまい年をとってから死球受けられなかったり、減額されたりする。
ここまではとても良い制度だと思う(今はサラリーマンではない国民年金加入者です)。


農家や自営業者に比べてあまりに不公平・不公正な扱いをサラリーマンはけている。
せめてアメリカのように完全に自分で申告する方式になれば、自営もサラリーマンもなく、税務知識の有無(学ぶ努力)だけで損得が決まるし基本はそんなに差が出ないはず。

今年もめているのは、そういう手続をした過程で、我が家のようにサラリーマンを辞め独立した場合のこと。
独立すると厚生年金対象ではなくなるので夫婦ともども個人年金に強制加入です。

強制加入なんですが手続きしないとなぜか、奥さんはそのままホチされるという不思議な制度になっていたようです。
なっていたようですというのも、普通に手続きすれば夫婦ともに年金に加入するもので片方が入らないなんて役所の窓口がよほど手を抜いたとしか考えにくいからです。

手続きしない場合、奥さんの分の国民年金は取られないのでちょっと美味しい。
将来年金もらえなくなったときに騒ぐのかな。

そんな問題が発覚して現政権は何を思ったのか運用3号なる変わった方法を思いついてしまいました。
手続き忘れたひとは手続きしてください。
そこまでは、きっと納得するでしょう。

そのつぎがふしぎというか理解不能。
支払わなかった期間については、一円も支払わずに済んで、しかも支払ったことにして年金も支給するという。
払ってきた人間だけバカをみる、とんでもない対処をした。

さすがに問題になり、ようやくそれを辞める方向で固まりつつあるらしい。
ただし、手続き終わっているひとは丸儲け。

普通に考えたら未払い分は法定金利付けて支払うか、国民年金の予定運用金利を上乗せして収めないと不公平。百歩か漫歩ゆずって未払金の一括納入(金利免除)が限界でしょう。

実に実に不可思議な制度、まだ残っています。

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