2011年3月19日土曜日

東北関東大震災では75cmもの地盤沈下が起こり海との付き合いを変える必要があります #jishin

東北関東大震災ではM9.0と日本でも未体験の巨大地震でした。
長さにして500キロメートル、幅200キロメートルもの広大な範囲が震源となり東日本全体を大きく揺さぶり津波で多くの命と財産と思い出を奪い去っていきました。

地震が起きれば多少地形が変わるものですが、大きすぎる自信は多少と言えないほどの傷跡を残していきました。
その一つが地形の変化であり、大幅な地盤沈下です。

テレビニュースではバカの一つ覚えのように同じような映像ばかりが流れますが注目したいのは津波被災地の水です。
瓦礫の山が残るのは別にして水が引いていない映像がとても多いのです。
水害でも一定の時間が経てば爪痕を残しつつも水は引いていきます。
水が残る原因はひどい地盤沈下です。

初めアメリカで速報があり、およそ75cm地盤が沈下したといわれました。
日本の国土地理院からも発表があり、やはり最大で75センチメートルも地盤沈下が起きているそうです。
水平方向には(当南東方向へ)4.4メートルもズレている地点もあります。

近くのズレは北海道から近畿地方にかけて発生しています。



関連リンク:
国土交通省国土地理院平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に伴う地殻変動について


満潮の時期を迎え海岸地方ではとくに注意が必要です。
今まで陸地だったところが水没する。
今までならつながっていたところが海によって分断される。

釣りなどされる方は海底の地形も変わり岩場なども移動しているでしょうし、今までの経験が生かせなくなっていることについては釣果とは別に安全面でもご注意ください。

これだけの変異ですから、井戸や温泉などにも影響が出そうです。
地震の被害、津波の被害、原子力発電所の継続中の大事故、関東地方中心とする第電力不足と計画停電実施、食料と物資不足、避難所での死亡例多発など痛ましく大きすぎるニュースだらけで、こうした情報は埋もれがちです。
今後時間をかけて徐々に明らかになっていくのでしょうが、海や川、山をよく知っている方ほどご注意ください。知り抜いた場所が、別物になっています。

変動が特に目立つのが宮城県南三陸町を流れる志津川でGPSを用いた計測で東南東方向へ4.4mずれ、垂直方向に約75cmの沈下しています。
水平方向へのズレは他にも3メートル、2メートルとズレている場所もありますので、潮流も変わるでしょうし、くれぐれも海にはご注意ください。

津波の規模見直しと地盤沈下は再建にあたり街の再建場所やあり方をも抜本的に見直すことを迫っています。



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東北関東大震災前にはGPSロガーを使い測量して楽しむということが一部で流行し始めていました。自分が移動した経路を地図に当てはめて楽しむという趣味です。
パソコンなどにつないで時間ごとのGPSデーターから場所を割り出します。



本体である程度の情報が確認できる物。

Androidスマートフォンでは地図データーとGPS機能を一体化したアプリも販売されていますが、バッテリー消費が激しいので充電用予備バッテリーが必需品となりそうです。

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