2011年2月15日火曜日

時代の確実な変化を感じさせたニコ生の渡邉美樹都知事立候補会見

テレビというメディアがそれまでのラジオや新聞を食ったのは1960年代のこと。
2010年代はインターネットにそのテレビが食われるだろうとは多くのの予想。

日本での最右翼がニコニコ動画。
今日2011年2月15日17時からのワタミを作った渡邉美樹さんの東京都知事選出馬会見は今まで以上にテレビからニコニコ動画へと主体が映っていることを感じさせました。

ひとしきり渡邉美樹さんが立候補について語り終える。
すると質問タイムとなるのですがNHK筆頭にフジテレビの「とくダネ」メインアナウンサーの笠井信輔アナウンサーまでも質問に立つ。聞き覚えのあるテレビ局から次々質問が出る。

ここはテレビ会見の場ではなく、ニコ生なんですけど。
そうつぶやきたくなる。

いままでは、政治家がニコ生にだけ登場とか、ニコ生でうけてテレビで広がるとかはあっても、ここまでおおっぴらにテレビ局が生取材することはなかった。
主客がついに入れ替わった瞬間かもしれない。

現代史にこの生放送が登場するかもしれない。
そんな予感もあって、ニコ生をきちんと生で放送時間待って見ました。

これも不思議ですよね。
インターネットの特徴は即時性とタイミングの自由さ。
いつでも好きなタイミングで見られること。
そんな媒体を生放送というかたちでテレビ化してしまった。

Twitterの流行見ても分かるけど、やはり即時性
いまいっしょ
という感覚は人間には不可欠なようです。

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